「隣に座ってもいいかな?」ゆきずり不倫沼にハマる女を救った意外な人物 #3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2025-03-28 06:00
投稿日:2025-03-28 06:00

これまでのあらすじ

 咲子さん(30歳日系CA/独身)は、子供時代から「かわいい」と言われて育った美女だ。大学卒業後、大手エアラインのCAとなってもその美しさから「会社の顔・広報要員チーム」として活躍。しかし、年齢が上がるにつれ、若さと美貌を持つ後輩たちにその座を奪われショックを受ける。

「老いへの怯え」そして「女としてのプライド」が、元同期CAの夫と「ゆきずり不倫」へと駆り立てた。その後も咲子さんは男漁りを続けて…。

 前回までの話はコチラ→第1話第2話

老いに怯えて既婚男性を狙う日々

 咲子さんは語る。

「同期CA・菜々美の夫を寝取ったときは『勝った!』『私も女としてまだまだ通用する』と誇らしさに満たされました。広報要員の若手CAは増えるばかりで居場所がありません。反面、私を『広報要員のレジェンド・咲子さん』と呼ぶ声も少なくなかった…だからこそ、女としての価値をますます確かめたくなったのが正直な気持ちです。寿退社をして『家庭の主婦』という地味なポジションに成り下がるのはあり得なくて…」

 こうして「老い」に怯える咲子さんは、フライト後やオフの夜、一夜限りの不倫相手を求める日が続く。相手は「既婚者男性」のみだ。

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蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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