「もう向き合う気力もない」夫婦のセックスレスに疲れました。自分を守るたったひとつの方法は?

豆木メイ フリーライター
更新日:2025-04-15 06:00
投稿日:2025-04-15 06:00
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
 セックスレスや夫婦関係のストレスーー。きっと多くの女性が「誰にも言えないけど、実は…」と胸の内に抱えているのではないでしょうか。私もその一人です。「限界」と言ってしまえば、悲壮感が漂いますが、実際のところ、“解決しよう”という気持ちがないもしれません。

 長年のセックスレス。 夫婦の関係も冷え切って久しい。 それでも一緒に暮らしているのは、子どもがまだ家にいるからとか、家計の都合とか、いろんな現実的な理由があるからです。

 だからといって、もうこれ以上、自分のエネルギーを「夫婦関係をどうにかしよう」や「話し合って解決しよう」に割きたくない。私と同じように感じている人って案外多いのではないでしょうか。

 そんな“どっちつかず”の状態に、じわじわと心がすり減っていく感覚です。

 今回のコラムでは、そんな自分自身の経験を通して見えてきた、“夫婦関係のストレスとどう付き合っていくか”という現実的なヒントをお届けしたいと思います。

セックスレスのカップルは今や“普通”?

 ジェクスが実施した「ジャパン・セックス・サーベイ2024」によると、婚姻関係にあるカップルのうち、約64.2%がセックスレスという結果が出ています。

 これは20年前の約2倍という驚きの数字。今や、夫婦間に性生活がないというのは、珍しいことではなくなってきているのです。

 背景には、仕事や育児に追われる日々や関係性の変化など様々な要因があるのでしょう。女性の社会進出が進んだことにより夫婦で過ごす時間が限られていることも影響しているのかもしれません。

【読まれています】40歳、セルフプレジャーより睡眠が優先!?フルタイム正社員に転職で痛感

夫婦関係のストレスと共存する方法は?

 では、どうやってセックスレスや夫婦関係のストレスと共存しているのか。私なりの答えは「夢中になれるものを見つけること」でした。

 私の場合、それは「仕事」です。本業は営業の正社員。副業ではライターとしてコラムを書いたり、SNS発信をしたりしています。

 気がつけば、毎日が“やること”でぎっしり。でも、それがちょうどいい。夫のことを考える暇すらないから。夢中になるものは、仕事じゃなくても構わないと思っています。

 たとえば、アイドルや俳優にハマる“推し活”。 ジム通いに目覚める“筋トレ沼”。 趣味の料理、ガーデニング、キャンプ…。

 大切なのは、「気持ちの比重を家庭以外にも置いてみる」こと。

 それだけで、驚くほど気持ちがラクになります。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


鈴木紗理奈まさかの不倫疑惑報道【弁護士解説】「妻がいたら怖いから聞かない」も過失になり得る
 タレントの鈴木紗理奈(47)の不倫交際疑惑が世間を騒がせている。14日発売の週刊文春によれば、鈴木は約1年前に知人の紹...
“レス夫は同居人”と割り切る40代主婦の告白「まさか女性に惹かれるなんて…」#1
 近年、LGBTが当然のように謳われている。自身の性の自認をためらうことなくオープンにできる時代となった。そんな中、初め...
蒼井凜花 2025-03-03 19:13 ラブ
夫婦喧嘩の“テッパン仲直りワード”6選。「ごめん」が言い出せない時、あるよね
 夫婦喧嘩が長引くのはストレスですよね。とはいえ、気が知れた家族だからこそ「ごめん」の一言を言うのが難しい場合もあるもの...
恋バナ調査隊 2024-11-15 06:00 ラブ
痛い目に遭わない「担当ホスト」4つの見つけ方。ホストクラブ乱立、近年急増する意外な展開も…
 ホストクラブ乱立のため、ホストの人数も増えています。そうなると、指名ホストを選ぶ側の女性も「どの店の誰にしよう?」とか...
内藤みか 2024-11-14 06:00 ラブ
「マチアプ疲れ」7つの原因。優しい女性ほどドツボに…場合によっては休憩も必要
「恋愛したい」「結婚したい」と思い、出会いを求めてマチアプを利用している人は多いでしょう。  でも“マチアプ疲れ”を感...
恋バナ調査隊 2024-11-14 06:00 ラブ
女が彼氏を家に呼びたくない4つの理由と無難な断り方。その悩み、あなただけじゃないよ
 誰よりも大好きで大切な彼氏。でも「どんなに好きでも、自分の家には呼びたくない!」と彼氏が自宅に来るのに嫌悪感を抱いてし...
恋バナ調査隊 2024-11-12 06:00 ラブ
新婚旅行、あなたは行く派or行かない派? 両サイドの意見を聞いてみた
 夫婦になった2人の最初の思い出づくりの場、新婚旅行。「新婚旅行は絶対行かなきゃ!」と張り切る夫婦もいる一方で「新婚旅行...
恋バナ調査隊 2024-11-11 06:00 ラブ
ウチの夫ができないこと6選。妻の不満爆発! いい年してそんなこともできないの?
 あなたの夫ができないことはなんですか? 今回は“うちの夫ができないこと”をテーマに、妻たちが抱える不満をご紹介します。...
恋バナ調査隊 2024-11-10 06:00 ラブ
《やっぱりそうなるか》3児の母・菊川怜が離婚…結婚生活がうまくいかない男の特徴は?
 女優の菊川怜(46)が6日、自身のインスタグラムを更新。2017年4月に結婚した実業家の穐田(あきた)誉輝氏(55)と...
「笑ってくれなくても妻が好き」事実婚を解消できない人見知り男の悲哀
「冷酷と激情のあいだvol.220〜女性編〜」では、事実婚の夫であるトシカズさん(46歳・仮名)が、家のことについて毎回...
並木まき 2024-11-09 06:00 ラブ
事実婚夫の「やらされてる」感アピが許せない! 46歳女は“完全無視”作戦も視野に
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-11-09 06:00 ラブ
マッチングアプリのデートを早く切り上げたい! 違和感→自然と撤収するマル秘テク
 マッチングアプリでやりとりをしてなんとかデートに漕ぎ着けたものの、いざ会ってみると「なんか思っていた人と違う…」「さっ...
恋バナ調査隊 2024-11-09 06:00 ラブ
「ちゃんと愛してもらえた?」シャワー禁止のミッションで芽生えたある感情 #3
 真理子さん(仮名・32歳ホステス/独身)は、現在不倫中。お相手はクラブのお客様である亮平さん(仮名・45歳建築会社社長...
蒼井凜花 2025-03-03 19:14 ラブ
婚活女性の問題7選。結婚したいのに気持ちが追いつかない原因はなに?
 結婚したくて婚活しているものの、なかなか「好き」という感情が湧かず苦戦している女性は少なくないようです。なぜ気持ちが追...
恋バナ調査隊 2024-11-08 06:00 ラブ
マチアプの“写真詐欺男”にダマされない防衛術。経験者たち考案の初デート「秘技」が使える
 マッチングアプリなど知り合って初めて待ち合わせする際に、多くの人が心配するのが「写真詐欺」でしょう。  会ってみ...
内藤みか 2024-11-07 06:00 ラブ
女が元カレにムショーに連絡したくなる7つの瞬間。復縁するつもりはないけれど…
 元カレに未練があり「復縁したい」と思っていたら、連絡したくなるのは自然ですよね。でも、復縁するつもりがなくても元カレに...
恋バナ調査隊 2024-11-07 06:00 ラブ