大阪万博にいざ! 情報がない、時間が足りない、日本館がひどい…それでも大満足だったわけ【現地レポート】

小政りょう ライター
更新日:2025-04-23 06:00
投稿日:2025-04-23 06:00

あの建造物に感動。嬉しいサプライズも!

 その原因は予約済みのところが多かったおかげで、その予約を縫うように行動しなければならなかったこと。また、土曜日の混雑や想像以上の広さもあり、その予約間を縫う時間的余裕がなかったことでしょう。本当はシグネチャーパビリオンの建物をいろいろ眺めたかったですが、そこまで行くにもかなり距離や労力がかかるので無理でした。

 ただ、予想以上に大屋根リングが素晴らしくて感動しました。造形もそうですが、位置確認をするのにも便利、屋根付きの休憩所としても機能していて、しかもすごく涼しくてずっといたいくらいに快適でした。大屋根リング下をはじめ、会場内にはベンチが数多くあるので、休むところには困らなかったです。

 お昼はベルギーのフリッツとビール、イタリアのジェラートなどを買い、そのベンチで簡単に済ませましたが広さも十分あってとても過ごしやすかったです。お昼はどこも予約しておらず不安でしたが、嬉しい誤算でした。

 あと、帰りにふらりと寄ったよしもと館で、人気お笑い芸人・フースーヤが出演していたことにテンションが上がりました。大阪に行ったらNGKあるいはマンゲキに行くことをノルマにしていましたが、万博全振りで行けないなあと思っていたところにこのサプライズ!

 ミャクミャクには会えませんでしたが、最後の最後で思い出のレベルがぐんとあがりました。

なんだかんだ、行って良かった

 予約、抽選だらけで正直行く前から疲れていた大阪万博。しかし、本当に行って良かったと思います。出来るものならもう一回行きたい。2DAYSにしなかったことが悔やまれます。

 その感情の起因は、大屋根リングが想像以上に素晴らしかった、くじで大きいぬいぐるみが当たった、くら寿司やベルギービールが美味しかった、フースーヤを見られた、など当初は想定していなかった予想外な部分でした。

 確かに並ばない万博のスローガンは素晴らしく事前予約祭も安心感があっていいのですが、並ぶからこそ味わえる感動や、行き当たりばったりでのサプライズ的な楽しさもあると思います。行列だらけということ、予約がつかれるということは事実ですが、だとしても楽しめるところはたくさんあります。

 今回は土曜に行きましたが、平日に行ったらもっと楽しいと思います。これからさらに混雑していくでしょうし、皆さんも早めに来場をすることをお勧めします。

小政りょう
記事一覧
ライター
映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


これは友情?それともBL? たわわ男子の“たまたま”にイケナイ妄想が止まらない
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
飲み会キャンセル界隈でまわるカモ。LINEで乗り切る!? 飲み会の面白い断り方3選
 会社の同僚や友人を飲み会に誘った時、仕事の予定や金欠、体調不良を理由に断る人は多いですよね。ただ、なかにはセンスを感じ...
正月の門松に「松」は絶対必要? 住職の言葉にヒントが…歳神様を招く際に本当に欠かせないもの
 元旦から大きな災害に見舞われた2024年、当たり前の日常や生活に大きな変化が起きてしまった方々が、少しでも心穏やかな年...
Happy Merry Christmas! すいません、2024年最後のポンコツ商店会は思いっきり愚痴!!
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
更年期あるあるの「めまいよ、止まれ」自宅で単身コーヒーカップ状態、耳鼻科医は“夜のある習性”を指摘した
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「もっと頑張れるはず!」は“凶器”だよ…心がまいっている時に届くと嫌なLINE3選
 心がまいっている時は、ちょっとした言葉にも敏感になるものです。相手に悪気がないとわかっていても、たった一言で追い詰めら...
女性のセルフプレジャーはなぜ浸透しない? パートナーとの性交渉とは別物だと考える理由
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。 「セルフプレジャ...
結局「嘘も方便」なのよ…サンタクロースの正体を知った子どもの末路
 クリスマスイブですね。みなさんは、サンタクロースを何歳まで信じていましたか?  筆者は保育園の年中さんでサンタクロ...
すべてが完璧! 至高“たまたま”のベストアングルは譲れない
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【ルポ】顔出し告白!ギャラ飲みで稼いだお金は「テニミュ」の推し活にぶっ込む26歳キラキラ女子
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
40代、あちこち不調が…老いを痛感した9つの瞬間、頭の感覚と体が連動しない
 40代になって、一気に体の不調が増えた人は多いはず。見た目が若くても、やはり加齢による体の変化はごまかせません。今回は...
冬の色の街で
 生ビールの文字が呼んでいる。  まだ早いかな?  もういいか。  
美人に使われる女ことば「柳眉倒豎」って読めますか?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
子どもが「メイクしたい」と言い出したら? 知っておきたいリスクとコスメ選びのコツ
 もし自分の子どもが「メイクしたい」と言い出したら、あなたはどうしますか? 自分のコスメを使ってメイクしてあげようと思っ...
会話泥棒はLINEでも絶好調だった3種。「私も、昔…」で流れを根こそぎ持っていく
 人の話を遮って自分の話にすり替える“会話泥棒”、あなたの身近にもいるのではないでしょうか? 承認欲求が強い人や、目立ち...
モーニング食べたら食パン1斤!? 勝負の2025年、心に刻む「岐阜のサービス精神」
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...