中森明菜「奇跡」とも称された復活ステージまでの心技体 「初心を忘れるな」恩師の教え今も…
中森明菜(59)の復活が話題である。19日、20日と2日連続で大分スポーツ公園での野外音楽フェス「ジゴロック2025~大分“地獄極楽”ROCK FESTIVAL~」のステージに立ってヒット曲「DESIREー情熱ー」などを熱唱。実に約16年ぶりとなるライブステージだったが、
「明菜だぁ、生きてたぞ~!」
と呼び掛けるなどして健在ぶりを印象づけ、会場から大歓声が寄せられたそうだ。
某スポーツ紙音楽担当デスクが言う。
「明菜さんの今回の出演は、音楽プロデューサー小室哲哉氏によるコラボステージ『TK LEGENDARY WORKS』でのもので、約1年前に小室さんが声をかけていたらしいです。ご本人も小室氏のオファーからはじまったステージを『本当にうそのような、夢のようなお話』と感激した面持ちで振り返っていました。2010年代以降の長い活動休止からの復活劇には『奇跡的』とみる関係者もいて、それだけ長いトンネルであったことをうかがわせました」
そんな活動休止中もファンからの復帰を望む声が根強く、NHKなどで過去のライブ映像が放送されて不動の人気ぶりが伝えられるなどして、明菜は「求められている」と実感し再起へと努力したようだ。
■「変われば変わるもの」の健康生活&トレーニング
「毎朝のヨガにジョギングと体力づくりに励み、自宅には通販でトレーニング機器を買い込んでがんばったらしいですよ。食事もオーガニック野菜に果物、鶏肉や豆腐などで良質なたんぱく質を取り、免疫力アップや抗酸化作用を重視した食生活に切り替えたのだとか。瞑想に読書、日記をつけてメンタルをととのえ、8時間睡眠でプロ歌手としての体力を取り戻していったともっぱらです。今度の7月13日の誕生日で還暦を迎えることも、大きな節目になったようです」
そう明菜に詳しい芸能プロデューサーは言っている。
これまで携帯電話も持たず、業界では連絡する手段もなかったことで知られるが、明菜は2022年ごろにスマホデビューしたと伝えられていて、このプロデューサーは「変われば変わるものですね」とこう付け加えた。
「ことし1月、明菜の恩師のひとりであるボイストレーナーの大本恭敬さんがお亡くなりになったのですが、『スター誕生!』(日本テレビ系)で審査員兼ピアノ伴奏をされていたのが大本さんで、2度の不合格にもめげず3度目の正直で歌手への夢をかなえた明菜を猛特訓したことで知られています。一番の教えが『初心を忘れるな』だったそうですから、今回の復活ステージでもこの言葉を胸にマイクを握ったのかもしれません」
これから歌姫の第2章となるのか、要注目だ。
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