【独自】亀山千広BSフジ社長“台風夜のお色気ホムパ疑惑” 「帰宅指示」を出しながら自分はハイヤーで…
元フジテレビ専務の大多亮氏(66)が関西テレビ社長を辞することを4日に発表したのに続き、今度はフジテレビ時代にライバルだったBSフジ社長の亀山千広氏(68)がピンチに立たされようとしている。
「『東京ラブストーリー』などを手掛けてトレンディードラマの黄金期を築き上げた大多氏は、関テレで実績を積んだあと、いずれフジテレビに戻るとみられていました。ところが、年明け早々に中居正広氏(52)の性加害を握りつぶした一人だと『週刊文春』に報じられ、実際、フジの編成担当専務として事案の報告を受けていたにもかかわらず、当時の港浩一社長と編成制作局長との3人で、中居氏の番組出演継続を決めました。こうした対応が“性暴力への理解を欠き、被害者救済の視点が乏しかった”と第三者委に指摘されました」(週刊誌記者)
そんな大多氏の陰に隠れてほとんど矢面に立つことがなかったのが亀山氏だ。映画「踊る大捜査線」を手がけた亀山氏は、2013年にフジテレビ社長になった。出世レースで大多氏に勝利する形になったが、「視聴率の回復を託されながら、回復の道筋がつくれないまま業績が落ち込んだ」として17年に4年足らずで退任。真相は定かではないが、その直前に「女子アナをめぐる怪文書」の存在が一部で報じられた。
17年にスライドする形でBSフジ社長に就任した亀山氏だが、表舞台であまり目立たなくなったことをいいことに、羽を伸ばしていたようだ。
23年6月、台風2号の接近で多くの公共交通機関が夕方から計画運休を決めた夜、亀山氏は都内にある同社取締役の家にいた。あろうことか、入社間もない女子社員3人を誘ってホームパーティーに興じていたのである。
■BSフジ側は「会合の内容は適切で懇親の趣旨に合致するものでした」
「その日は昼ごろに総務局から『業務に支障ない人は早く帰宅せよ』と指示が出ていたのですが、亀山社長は17時ごろに若手の女性社員3人を伴ってハイヤーでそそくさと会社を出ていきました。職場にいた人たちは一様に『エッなに? これから何かあるの? えー! こんな日に?』という驚いた表情でした。ところが、後日談を聞いてさらにびっくり。なんと、取締役の自宅でホームパーティーをしていたというのです。会社として『帰宅指示』を出しておきながら、社長と取締役がその指示を守らず、“私的な飲み会”に社用車を使用し、“取締役の自宅”というプライベート空間で若手女性社員とドンチャン騒ぎ……。フジテレビの企業風土ばかりクローズアップされていますが、BSフジでもこんなことが常態化していたんです」(関係者)
まあ、フジテレビ元社長のやったことだから納得と言えば納得なのだが、改めてア然とさせられる。日刊ゲンダイは「亀山社長が取締役宅で台風当日に女性社員を伴ってホームパーティーをしたのは事実ですか?」などとBSフジに質問したところ、同社から以下のように回答があった。
「この会合は社員との懇親の一環として行われたものです。悪天候で総務局が早めの帰宅を促している中で開催されたことに対しては、当時コンプライアンス担当役員から社長、当該取締役に事実確認し注意を行っており、その際亀山は『配慮が足りなかった。反省している。』と述べています。また、当日の参加者からの聞き取りの結果、会合の内容は適切で懇親の趣旨に合致するものでした」
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