53歳有名バンドメンバーがテレ東番組で大反響…シングルファーザーの子育てが共感されるワケ
意外な人の登場でSNSが沸いたのが、テレビ東京系バラエティー番組「家、ついて行ってイイですか?」。2014年にレギュラー化した同番組は街頭で声をかけた人の家について行き、その人の生活や人生についてインタビューするなどドキュメンタリー要素が強く、同局で人気が高い番組のひとつだ。
4月20日の放送回で、東京・下北沢で声をかけられたのが、1992年に結成され、現在も根強い人気のロックバンド「サニーデイ・サービス」の曽我部恵一(53)だった。
「曽我部自身がXで番組に出ることを告知していましたが、放送後はファン以外からも反響が多かったようです。息子さんと一緒にスタッフに声をかけられ、あっさりと自宅への訪問を快諾。番組では離婚していたこと、音楽活動をしながら3人の子育てをしてきたことが明かされました。自身がシングルファーザーであるのはエッセイ集などでも触れられているので、ファンの間ではよく知られていました」(芸能ライター)
2000年に解散したサニーデイ・サービスは08年に再結成。それ以来、バンド活動のほか、レーベル代表やカレー店のオーナーの顔を持つ曽我部は23歳の長女、19歳の次女、16歳の長男を男手ひとつで育てるなど、番組では知られざる人生が明かされた。
■辻仁成もパリで子育て
父親について聞かれた長男は、「頑張ってる人。音楽で生計を立てて3人の子供を育てるのはマジでスゴい、尊敬しています。頑張って働いてもらってる」などと話し、曽我部は涙ぐむ様子を見せ、多くの視聴者から共感の声が上がっている。
「曽我部のほかにも、パリで中山美穂さんとの間に生まれた息子と2人暮らしをしていた辻仁成や、高校生の息子の弁当を作り続けたことで知られるTOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美らが、シングルファーザーとして子育てしてきたことで知られています。渡辺は自身のエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』が映画化されています。曽我部は離婚してからはライブで地方を回る際は1泊以上しなくなったと話しているように、生活が激変するだけでなく、男性の場合、ワンオペで慣れない家事や育児に苦戦するといいます。そんな中、音楽や創作活動を中心にしながら子育てに奮闘する様子に心を打たれる人が多いようです」(前出・芸能ライター)
ほかにも語られなかったシングルファーザーの苦悩などに思いを馳せるファンが少なくないようだ。
◇ ◇ ◇
シングルファーザーといえば、市川團十郎が有名。【写真】市川團十郎の“ステージパパ化”が話題 長女・麗禾ちゃん「合格」フライング報告の巧妙発信…では、團十郎一家の微笑ましい3ショットをご覧になれます。
エンタメ 新着一覧