え、そんな理由?「挨拶しない若手社員」のフクザツ心理。パワハラにならない接し方は…

コクハク編集部
更新日:2025-05-23 06:00
投稿日:2025-05-23 06:00
 最近、若手のなかで「挨拶不要論」が唱えられているのをご存じでしょうか。コロナの影響なのか、挨拶をしない若手が急増しているとか。一昔前は「挨拶をしなさい」と躾けられるのが当然だったので、ジェネレーションギャップを感じますよね…。挨拶をしない若手の心理をチェックしてみましょう。

挨拶をしない若手の心理

 なぜ、若手は挨拶するのを嫌がるのでしょうか。挨拶をしない若手の心理は、主に以下の4つ。

1. 何も考えていない

 心理といっていいのか曖昧なところですが、そもそも何も考えていないので挨拶をしてしない若手は意外と多いんだとか。

 コロナ前は、新人として入社したら先輩から社会での上下関係を厳しく教えこまれ、目上の人には自分から挨拶をするように徹底的に指導されていましたよね。

 でもコロナ禍でリモートワークが普通になり、指導を受ける機会がなかった若手は「職場の人には自分から挨拶しないといけない」という意識が薄いのかもしれません。

【読まれています】上司からの“誤爆LINE”が面白すぎる! 社内不倫バレからお局のかわいいギャップまで大公開

2. 必要最低限の人にすればいい

 今の若手はとにかくドライ。「直属の上司や先輩といった、必要最低限の人に挨拶をしておけばいい」「必要以上に人脈を広げる必要はない」という考えの人が多いでしょう。

 アラフォー世代からすると「寂しいな」と感じてしまいますが、色々な価値観・考え方があるので「それはおかしい」と決めつけてしまうのはNG。

3. 人と関わりたくない

 単純に「人と関わりたくない」「存在感を消したい」という理由で、あえて挨拶をしない若手もいます。コロナの影響でチャットツールやオンラインミーティングなど、対面で人と関わらなくても仕事をできる環境となり、「できれば1人で仕事をしたい」と人と関わらないようにする若手も増えているようですね。

4. 恥ずかしい

「自分から挨拶するのが恥ずかしい」と感じる若手も少なくないようです。「挨拶は自分に関係がある人のみにすればいい」という価値観があるからこそ、「この人に自分が挨拶をするのはおかしいかな?」「無視されないかな」という不安が生じてしまうのかもしれません。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


ゴールデンボンバーの「女々しくて」は言い得て妙だった!
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
LINEのない生活は無理!父の死、仕事の失敗、自分の病…心が救われた話
 仕事で大きなミスをして落ち込んだり、大事な人を失って悲しんだりと、気持ちが沈んでしまう瞬間がありますよね。そんなとき、...
他人の不幸は蜜の味でも不倫より「よろめき」のほうが風情があっていい
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
義母が若すぎるとこうなるのか!介護の心配もジョークで交わせるって素敵
 年下の男性と結婚した場合や、夫の母親が若くして出産している場合には、若すぎる義母が誕生するケースがあります。中には、義...
ほっこり読み切り漫画/第59回「ボクは君で、君はボク」
【連載第59回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「「しっ...
「たかが、ものもらい」じゃなかった 30代女、霰粒腫の手術をしました
 先日、眼科で右目のまつ毛の生え際にあった“しこり”の切除手術をしました。「たかが、ものもらい」と思っていたのですが、こ...
久々に会ったペルシャ料理店の友人は変わらず元気だった
 お互いにいい歳。出合った頃より額は広くなったし、シワも増えた。  そして、なぜだか年々服装がハデになっていくんだ...
木下優樹菜はイチャイチャ公開…子の将来に悪影響を及ぼす母親の恋愛は?
 元タレントの木下優樹菜(35)が“アクセル全開”、SNSの投稿や出演番組があれやこれやと話題になっている。  た...
子供の言葉遣いが悪い時はどうすれば? 考えられる4つの原因
 子供が保育園や小学校に通い出すと、悪い言葉遣いを覚えて帰ってきます。また、悪い言葉遣いはSNSや動画サイトなどからも大...
“たまたま”の日常♡ この写真にぴったりな名前を選んでニャ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
コクハク専属ライバー コクハクリーダーズ第1期生を大募集!
 日刊ゲンダイが運営する女性webメディア「コクハク」では、メディア制作に協力してくださる「コクハクリーダーズ第1期生」...
金木犀の香りが空前のブーム!甘く懐かしくアンチエイジングに運気UPも
 とある量販店に行った時のことです。入り口付近に黄金色の商品ばかりが並び、遠巻きに見ると店舗全体が黄金色に輝いてみえる。...
タイパ? なにそれ。映画館で初対面の作品と出会う胸のときめき
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
リュウジ氏と港区女子の相容れぬ価値観「男子全奢り論争」諸悪の根源は?
 諸悪の根源はリュウジさんでも港区女子でもなく、ズバリ“あの人物”でしょう。 「バズレシピ」でお馴染みの人気料理研...
街が茜色に染まり始めた頃…ほんの1カ月前がすでに懐かしい
 夕暮れ前、ぼんやりしていたら辺りは真っ暗。少し前はそんなことなかったのに。  湿度を含んだ空気や強すぎる日差しが...
まるでリヴァー・フェニックス!美少年“たまたま”にうっとり
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...