フリーランス夫を「ヒモみたい」と嘆く43歳妻。稼ぎ激減の貧乏男を嫌悪する日々

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-05-17 06:00
投稿日:2025-05-17 06:00

夫が “ヒモ”みたいに見えてきた

 そんな紗希子さんに、衝撃的な事実が襲いかかります。

「私が思っていた以上に、夫の収入が下がっていました。家のローンを継続して払うのも難しいかもしれない。

 それでもまだ夫はぼんやりしているばかり。言葉は悪いですけど、夫が “ヒモ”みたいに見えてきて、以前のように対等な夫婦関係ではないと感じています。

 家の名義は夫なのに、私の貯金を崩してローンに充てるのもなんだか不愉快です」

 お金の使い方に干渉されないものの、独身時代からの貯金が目に見えて減り始めていることに紗希子さんは焦りを覚えています。

口先ばかりの年上貧乏男

「夫は、私がなんとかしてくれるって思っているみたい。でも短期間なら良くても、この先ずっとは嫌ですし、無理ですよ。こんな関係になるとわかっていたら、結婚をしなかったかも。

 今の夫は、“口先ばかりの年上貧乏男”じゃん…って気づいてしまってから、夫婦仲もイマイチですし、夫への尊敬の気持ちもなくなりました。

 離婚はできるだけしたくありませんが、私はずっと夫を支えていくつもりはありません。夫が行動してくれなければ、離婚も視野に入れるしかありません。
なんだかとても虚しいです…」

 夫との話し合いは続けているものの、状況が好転せず、価値観の違いが浮き彫りになるばかり。夫が何を考えているのかわからないと、紗希子さんは深いため息をつきました。次回に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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