永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析
永野芽郁(25)と田中圭(40)の不倫疑惑騒動の波紋が広がっている。
8日発売の「週刊文春」は、「永野芽郁(25)&田中圭(40)燃え上がる不倫LINE」のタイトルで、“第2砲”を発弾。永野と田中の生々しいやりとりを掲載。「相思相愛すぎだよね」「圭さんの天使は私だけだよ」(永野)、「ずーっと好きやねん」(田中)などの愛の囁きや、文春の直撃を受け、永野と田中がそれぞれの事務所への言い訳を“飲み仲間にすぎず不倫関係は一切ない”と「口裏合わせ」しているLINE上のやりとりまで生々しく伝えている。
さらにソファに寝転んでカメラを見つめる田中をバックにした永野の自撮り写真も掲載。親密そのものの雰囲気は、不倫を完全否定する所属事務所の見解とは裏腹の内容だ。双方の事務所は、このLINEの内容について、「そんなやりとりはしていない」とまたも即座に完全否定してみせた。
しかし、内容の真偽はともかく、このLINEの文面が「本物」だとするなら、こうしたやりとりはどこから流出するのか。「匿名犯罪者 闇バイト、トクリュウ、サイバー攻撃」(中公新書クラレ)の著者で、サイバーセキュリティーに詳しい高野聖玄氏はこう話す。
「LINEの中身を抜くようなスパイウエアやツールは現状、一般の人が入手できる限りでは流通してないと認識しています。ただ端末自体を乗っ取れば、端末の種類によってはLINEの中身を見ることはできるのですが、それは一部のハッカーなどが扱う類いのもので、一般の人が扱うにはハードルが高く、まず無理でしょう。イスラエルなどではそうしたツールがいくつかあるのですが、そもそもそれは民間に出回っていなくて、諜報機関などが国家機密や軍事機密の情報収集をする場などで使用するものです。ネタ元や編集部などがそうしたツールを使ったとは思えません」
LINEの文面の流出といえば、2016年にも、タレントのベッキー(41)と「ゲスの極み乙女」の川谷絵音(36)の不倫LINEの文面が同じく「文春」に暴かれ、謝罪会見の裏で、“センテンススプリング”などのやりとりをしていたことが物議を醸したが、当時もその「流出元」に注目が集まっていた。高野氏が続ける。
「10年以上前には、海外でシステム上の脆弱性をついて、SNSがハッキングされセレブの情報が流出したことがありましたが、現状、LINEには、外部からの操作によって外から中身を見られてしまうような脆弱性はないと思います。断片的な情報ではなく、ここまで詳細に内容を把握できているということは、やはり、その端末自体に直接、触れることができる人が流出元と考える方が自然です」
高野氏は、顔認証でスマホにロックをかけていない限り、指紋やピンコード、暗証番号などでの認証なら、本人が寝ている間に指紋をタッチさせて操作したり、指の動きを盗み見ることで、突破できる可能性はあると付け加える。つまり流出元は、本人に身近な人と考えられそうだ。
ちなみに今回は、LINEのスクショの掲載はなく、テキストベースでの内容になっているが、私的な写真やLINEの文面を無断で公にさらすことは、プライバシー侵害や名誉毀損に問われる可能性があるとも言われている。
いずれにせよこの騒動、文春のさらなる“追撃弾”の可能性も含め、永野や田中を起用するCMスポンサーの動向や出演するドラマや映画の今後など、しばらく収まりそうにない。
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