更新日:2025-05-23 11:15
投稿日:2025-05-23 06:00
男性の姿でも魅力的
私はシャンデリアが灯るボックス席で、声をひそめて話し続けました。
ときおり、彼のひざが私のひざと触れあって、ドキドキしっぱなし。
男性の姿をしても、やはり端整な顔立ちは魅力的でしたから。
ほろ酔いも手伝って、女装を始めた経緯を教えてくれたんです。
男性社員の女装コンテストがきっかけ
「きっかけは…月並みだけど、会社の社員旅行の宴会なんだ。現在ならアウトかもしれないけれど、当時は男性社員の女装コンテストがあったんだよ。チームを組んで、女性社員にヘアメイクをしてもらって、ステージではBGMに合わせてウォーキングやダンス、投げキッスなんかのセクシーアピールで大盛り上がり。結果、僕が優勝してね(笑)。
――直樹さんの美貌なら納得。で、そこから目覚めちゃったのね?
――そうだね。自分でもこっそりメイク道具を買って化粧をしたり、ウィッグや婦人服で変身することに興奮しちゃって…。ネットで検索すると、新宿二丁目の女装バー・スワンがヒットして、通い始めたんだ。もう10年になるかな。
――女の私でも嫉妬するほどきれいだもの。肌もツヤツヤだし。
――ひげはレーザー脱毛したんだよ。あと保湿と日焼け止めはマスト。
――あの…恋愛対象は?
――もちろん、女性さ。
ーー奥さんともラブラブ?
ーーいやあ、子供が生まれてからは、すっかり家族になったかな」
その言葉にホッとしました。少なくとも奥さまとはレスのようです(笑)。
出会いが『客とホステス』ではないので、私も気楽に話せるうえ、彼を知るほどに愛しさが募ってしまって…。
ラブ 新着一覧
バツイチの女性は、職場で好きな人ができても「既婚者と思われているから無理」「周囲の目が怖いからやめておこう」と、なかな...
社内にどう見ても怪しい二人がいると「不倫しているのかな?」と気になってしまいます。もちろん、恋愛は二人の問題で周囲が口...
あなたと不倫中の彼が、そっけなくなり家庭に戻った時、「もう復縁は無理かも」と思うはず。男性が家庭に戻る理由には、いろい...
世の中にはたくさんの仕事がありますが、「プロ愛人」という職業をご存知ですか?
プロ愛人の女性たちは、お金をも...
「冷酷と激情のあいだvol.186〜女性編〜」では、マッチングアプリで知り合った10歳年上の恋人・ヒデナリさん(57歳・...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
結婚10周年は、夫婦にとって大きな節目。でも、世間の夫婦の中には、結婚10周年にお祝いする夫婦だけでなく、何もしないで...
40代になると「結婚を前提に付き合っている彼氏」がいる人も多いですが、どうしても結婚だけは決断できないと悩む人も…。そ...
夫の夜の店通いやハメ外しは裁けないのか――。
2023年11月、自民党青年局の懇親会で行われた過激なダンスショ...
彼氏の検索履歴が目に入ってくる時があります。そこにいかがわしいワードや動画を見つけてケンカになる人も…。けれどちょっと...
まだ結婚したばかりなのに、まったく会話なしの40代夫婦は多いようです。実際に、ネット上では「結婚1年目にして、まったく...
多様な価値観やライフスタイルが変化する中で、2022年4月より不妊治療の保険適用範囲が拡大し、人工授精等の「一般不妊治...
好きな人とのキスの相性がいいと、恋の気持ちも倍増するというもの。 でも、キスが苦手な女性もたくさんいるわけで…。「上手...
花粉症の人にとっては、つらい季節になりましたね。花粉の時期の悩みといえば、「外でのデートが楽しめない」こと。とはいえ、...
セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。普段からレスのつらさや...
近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に、婚活中の女性からすると、紹介された男性に短...