“希代の悪”羽賀研二が梅宮アンナの再婚に祝福コメントも…“マスコミ工作” で相変わらずの自己顕示欲

更新日:2025-05-29 10:58
投稿日:2025-05-29 10:55

 タレント梅宮アンナ(52)の再婚発表があった27日、インスタグラムのストーリーズに複数の動画をアップしたのが、元タレント羽賀研二氏(63)。自らが走るシーンや波のゆらめく風景などのあと、深夜にこんな祝福メッセージを発信して話題だ。

「良かったと言うのが正直な気持ち。闘いはまだ続くと思うけど必ず勝ちます 幸せになって下さい 結婚!おめでとう」

 1990年代に「平成のバカップル」と芸能マスコミの注目を集めた当時、羽賀氏はアンナの父・梅宮辰夫さんが「希代の悪」と交際に猛反対するなか「誠意」を連発し、ワイドショーを賑わせた。昨年8月にアンナが乳がんを公表した際もやはりインスタグラムで、「貴女は全てのことをクリアする力を持ってるよ 信じてる、貴女は負けない」などと、長文の激励文をアップして話題を集めた。今回もスポーツ紙などにメッセージが報じられているが、99年の破局から四半世紀を経ていることもあり、たとえ祝福する気持ちからでも「デリカシーを疑う」というコメントが多数寄せられている。

「吉報にいち早く反応したかったのかも知れませんけど、羽賀氏はすぐさま付き合いのある芸能関係やマスコミ関係のもとに早速とばかりに内々に電話やLINEをして、コメントなどで自らを売り込むようなことをしたそうです。SNSの投稿以上のものは、時間をおいてから発信するなどと、言っていたとか。そういう自己顕示欲が世間にも垣間見えてしまうのかもしれませんね」

 とは、羽賀氏を知る関係者の一人。羽賀氏は昨年も強制執行妨害による逮捕劇があったが、現在も芸能界復帰を目指しているとみられている。

「この先、私に何かある度に彼の名前が出るのよね」とアンナは言っていた

 芸能リポーターの小柳美江さんはこう言う。

「羽賀さんにとって、芸能界で最も脚光を浴びたのはアンナさんとの交際のときでしょう。ちょっと大げさですが、その当時のことを人生の絶頂期と思っている可能性はあると思います。だからアンナさんに何かあると、出て行きたくなるのかも知れません。ただし、アンナさんの話題なのに、それを自分のカムバックのために利用しようとしているのではないかと見えてしまうところがあるのは、どうしてでしょうか。そういうところは当時も現在も変わらないような気がします」

 アンナは昨年、羽賀氏からのメッセージについて「私、あの件は別に本当に何とも思ってないんです」と週刊文春の取材にコメントしている。今回は28日現在まで、何の対応もしていないが、どう受け止めているのか。

「アンナさんは羽賀さんと別れた後、『この先、私に何かある度に彼の名前が出るのよね』と言っていました。羽賀さんの性格を知り尽くしているのでしょう。今回も想定内のことだと思っているのかも知れません。羽賀さんのアクションに対するコメントを求められたとしても、大人の対応をされると思いますよ」

 羽賀氏にしてみれば、祝福メッセージのなかに自らの芸能界復帰への一縷の望みを賭けたのかも知れない。だが皮肉にも、改めて浮き彫りにしてしまったのは、それくらいしか手立てのない現在の苦境だったようだ。

  ◇  ◇  ◇

 芸能人としての活動実態はないものの、羽賀研二の名前は世間から消えない。関連記事【もっと読む】「羽賀研二の『不徳』と『悪名』…3度目逮捕は処分保留で釈放も、芸能界復帰は絶望的」…では、本人の“生殺し芸能人”ぶりを伝えている。

エンタメ 新着一覧


平野らTOBEがドーム公演大成功の一方、暗雲立ち込める旧ジャニの逆転は
 3月14日から17日にかけて、滝沢秀明氏創設のTOBE所属アーティストによる東京ドーム公演「to HEROes ~TO...
こじらぶ 2024-03-30 06:00 エンタメ
ブギウギ最終回、水を差すようでスンマセン! 残念すぎる4つの演出と描写
 スズ子(趣里)のさよならコンサートが始まる。客席には懐かしい多くの面々がかけつけている。茨田りつ子(菊地凛子)、愛子(...
桧山珠美 2024-03-30 11:41 エンタメ
スズ子引退会見、“天敵の文屋”鮫島の「シャッポを脱ぐ」演出を読む
 歌手・福来スズ子(趣里)の引退会見の当日。スズ子は結局、羽鳥善一(草彅剛)とは話ができないまま会見に臨むことになってし...
桧山珠美 2024-03-27 14:30 エンタメ
超鈍感力! 羽鳥の絶縁宣言を屁とも思わないスズ子とタケシは似た者同士
 歌手引退――。スズ子(趣里)はその決断を、愛子(このか)や大野(木野花)に伝えた。  羽鳥善一(草彅剛)に絶縁す...
桧山珠美 2024-03-26 15:40 エンタメ
「GTOリバイバル」注目の新人イケメンは?松嶋菜々子は本当に出るのか
 反町隆史主演「GTO」が26年ぶりに帰ってきます。反町演じる元ヤン教師・鬼塚英吉がさまざまな問題を解決する学園モノで、...
ドヤ顔のアユミとヘイヘイブギー歌唱シーン温存の理由がわかる回だった
 昭和31年、大みそか。第7回オールスター男女歌合戦当日。スズ子(趣里)は、楽しみに会場へと向かう。スズ子が楽屋で支度を...
桧山珠美 2024-03-22 14:30 エンタメ
最終回秒読み…スズ子はブレずにお人よし、NHKと沼袋勉の手腕いかに!?
 愛子(このか)は、翌日の体育の時間に足の早い転校生と競争することになっていた。しかし、勝てる見込みがなく、愛子は学校を...
桧山珠美 2024-03-21 16:07 エンタメ
和田勉が転生したら中村倫也に!? 強烈インパクトで霞んだ礼子娘の初登場
 東京ブギウギのヒットから9年、ブギブームも下火になってきつつある中、スズ子(趣里)や羽鳥善一(草彅剛)のブギは古いとい...
桧山珠美 2024-03-18 14:30 エンタメ
「光る君へ」主人公バージン喪失!大石静氏が描く平安エロ&バイオレンス
 NHK大河ドラマ「光る君へ」は、平安中期の貴族社会を舞台に、吉高由里子演じる主人公のまひろ(紫式部)の生涯を描くもので...
沢尻エリカ不死鳥の如く女優復帰!大衆は真似できぬ人生転落リアルショー
 2月25日、沢尻エリカの女優復帰作となった主演舞台『欲望という名の電車』が千秋楽を迎えました。  「『残念プロフ...
堺屋大地 2024-03-16 06:00 エンタメ
NHK大阪が誘拐未遂事件をぶち込んだのなぁぜなぁぜ? かつ丼コント?
 誘拐犯が捕まってから、愛子(このか)は3日間も学校を休んでいた。スズ子(趣里)は、学校に行くようにと言うが、愛子は友達...
桧山珠美 2024-03-15 14:30 エンタメ
“テレ朝ドラマ”常連・ホンモノの刑事よりも刑事な内藤剛志、降臨!
 大野(木野花)が受けた電話は、3万円払わなければ、愛子(このか)を誘拐するという脅しの電話だった。そして、警察には伝え...
桧山珠美 2024-03-13 14:30 エンタメ
りつ子スパークのラインダンス必見!ワクワクズキズキと笑顔が溢れる回
 羽鳥善一(草彅剛)作曲二千曲記念ビッグパーティーの日が近づいてくる。羽鳥はスズ子(趣里)たちに、パーティーで余興をして...
桧山珠美 2024-03-11 15:30 エンタメ
“ユーミンドラマ”で見せたクソ女の夏帆、そして金子大地と中島歩に注目!
この投稿をInstagramで見る 【公式】「ユーミンストーリーズ」オムニバス夜ド...
真木よう子“まっけんセクハラ発言”はわざと?昭和の価値観をエンタメ化説
 ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』(2007年/フジテレビ系)や『最高の離婚』(2013年/同)などでの演技が好...
堺屋大地 2024-03-09 06:00 エンタメ
第111回ブギウギの“三大なぁぜなぁぜ”…畑仕事する農家の手じゃない!
 梅吉(柳葉敏郎)が亡くなった。葬儀では松吉(木内義一)が号泣しながら、遺影の自慢をする。  そんな中、スズ子(趣...
桧山珠美 2024-03-08 15:50 エンタメ