「アイドル」の本来の意味とは?
さて、「『アイドルになりたい』と思ったことない」発言が批判を集めてしまったわけですが、そもそも「アイドル」とは本来どういった意味の言葉か、みなさんはご存知でしょうか。
辞書で引くと、まず「偶像」という意味があると出てきます。
くしくも敦子様を筆頭にした人気メンバーは「神7」と称されていましたが、あたかも神のように崇拝の対象になるのが「アイドル(=偶像)」というわけです。
AKB48時代の敦子様は、ただただ素直に「偶像」という本来の意味の「アイドル」を、まっとうしていただけなのではないでしょうか。
そもそもアイドルになる人は、“最初からアイドルを目指していて、アイドルになりたくてなるタイプ”と、“歌手や俳優といった夢があり、芸能界の入り口としてアイドルになるタイプ”に分かれます。
敦子様は後者のタイプのわけですが、それが悪いなんてことはなく、敦子様以外にも歌手や俳優として成功する前段階のステップとしてアイドルになったという人は、ごまんとるわけです。実際、アイドルグループ在籍中に歌手や俳優の夢を公言する人も少なくありません。
アイドルファンなら、“歌手や俳優といった夢があり、芸能界の入り口としてアイドルになるタイプ”もたくさんいることは当然知っているはず。
にもかかわらず、なぜ敦子様だけがこんなにも叩かれてしまうのか?
それは「アイドル・前田敦子」の「偶像」としての完成度が、飛び抜けて高かったからなのかもしれません。
「アイドル=偶像」と伝えるプロ
敦子様はAKB48在籍時には大きなスキャンダルは起こしませんでした。
その代わり、卒業直後だった2012年9月、ドラマ『Q10』の共演者だった佐藤健さんらとの飲み会で泥酔し、お尻丸出しで佐藤さんにお姫様抱っこされている痴態がスクープされています。
アイドル現役時は「偶像」としての役割をきちんとまっとうし、現役を退いた直後に「アイドルなんてしょせん偶像にすぎない」という現実をファンたちに突きつけていたのです。
そう、敦子様は「アイドル=偶像」の意味を、アイドルファンたちに正しく伝えるプロフェッショナルに違いありません。
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