『バチェラー6』第1話 正直レビュー。令和の王子・久次米さんにドキドキが止まらないのだが。恋リア界隈のネットワークって何なの?

中村未来 ライター
更新日:2025-06-12 14:53
投稿日:2025-06-10 06:00

恋リア界隈のネットワークって何なの?

 そして今回も参加者の中に、バチェラーと元々の知り合いという方が。インバウンドビジネス企画開発の石森美月季さんです。MC陣もコメントしていましたが、恋リア界隈のネットワークって、一体なんなんでしょうか? 

 出演者同士が、かねてからの知り合いというケースが本当に多いですよね。どこに行ったらその界隈に入れるのですか? 

 それはさておき、石森さんは、久次米さんの“仲の良い方の友達”なのだそうです。それにしては、なんだか微妙な距離に感じました。恐らくですが、久次米さんの元カノの友達とかなのでは? あるいは、久次米さんの友達の元カノが石森さん。であれば、あの気まずい空気も納得です。

 あくまで個人的な推理であり、なんの根拠もありません。ただ、カクテルパーティーでの2ショットを見ても、恋愛に進む雰囲気がまったく見えてこない。お互いなんとも思ってなさそうなので、石森さんは早めに脱落しそうな気がしてます。

久次米さん、小芝居なしは好感度高いよ

 カクテルパーティーでは、みんな順番を守り、久次米さんが話したい人を優先する動きが見られました。今回の参加者たち、非常に協調性のあるタイプのようです。

 なお、ここでも輝いていたのが、辻󠄀本さんと小田さんでした。決して二人を、えこひいきしているわけではありません。ただ現状、ストレートに愛情をぶつけているのが、この二人しかいない! 全員スロースターターすぎないか!? 見ていてちょっとヤキモキしました。

 あるいは、令和の王子様に本気だからこそ、みんな上手くアピールできていないのか? 

 そんなわけで私はてっきり、辻󠄀本さんか小田さんにサプライズローズが渡されるかと思ったのですが、選ばれたのは、元メーカー営業の西川歩希さんでした。久次米さんは話すのが苦手らしいので、西川さんみたいに、笑顔でどんどん喋ってくれる子が刺さったのかもしれません。

 なお、過去シーズンではサプライズローズを渡すとき、「ちょっとお酒持ってくるから、待っててね」という、バレバレの小芝居がお決まりでしたが、今回はそれがなくてよかったです。久次米さんのそんな小芝居見たくないし、多分本人もできないとわかっていると思います。

中村未来
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学生時代からライター業をはじめ、書籍や雑誌、パンフレットなど、ざまざまな媒体で執筆。現在は演劇や美術、漫画など、アートやエンターテイメント関連の取材執筆が中心。ライター業とともに、舞台やラジオなどのシナリオライターとしても活動中。
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