『バチェラー6』第1話 正直レビュー。令和の王子・久次米さんにドキドキが止まらないのだが。恋リア界隈のネットワークって何なの?

中村未来 ライター
更新日:2025-06-10 06:00
投稿日:2025-06-10 06:00
 ついに始まりました、待望の『バチェラー・ジャパン』シーズン6! シリーズの大ファンである筆者が、第1話を、正直にレビューしていきます。

 発表直後から話題ですが、今回のバチェラー、久次米一輝さんは正真正銘の御曹司ということで、歴代最強バチェラーの呼び声も高いです。おまけに甘いマスクで、「令和の王子様」という二つ名を手にしました。

 そんな久次米さんの紹介VTRから本編は始まるのですが……あれ? ちょっと緊張されている……? 話し方や表情が、全体的にぎこちないというか、ちょっと固いような。本当に、最近発掘された新しいバチェラーであるという証拠ですね!

【こちらもどうぞ】『バチェラー・ジャパン』シーズン6、私ならこう射止める! 尾﨑真衣、竹下理恵、鈴木光の「作戦より大切なこと」とは?

 この最強バチェラーに、14名の女性たちがアプローチします。さっそくバチェラーとの初対面ですが、ひときわ目立っていた人がいました。元エンタメ系IT企業勤務の辻󠄀本菜々子さんです。

自己紹介が100点満点の女、辻󠄀本菜々子

 久次米さんと94年の東京生まれという共通点を見つけ盛り上がり、持参したステンドグラス風の切り絵を見せて、自分が思う理想の愛を語ります。そして切り絵にはさりげなく、海とサンセットを盛り込み、「海辺でデートしたい」ことをアピール。自己紹介として100点満点じゃないですか?

 辻󠄀本さん、フワフワそうに見えて、話すのが上手だし戦略家。そもそも、バチェラーに出演するために仕事を辞めているので、気合いの入り方が半端ない。カクテルパーティーでも、まっさきに2ショットに誘う積極性もあり、今後が非常に楽しみな一人になりました。

 インタビューカットなど多めに使われていたのを見ても、本命な気がします。最後の3人に残ると勝手に予想。

スピードスタートを切った最年少・小田美夢

 もう一人、勢いを感じたのが、参加者最年少、雑誌編集アシスタントの小田美夢さんです。小田さんは、インタビューで早くも“久次米さんが好き”と発言。初対面では、手作りのバスボムをプレゼントし、「私はずっと一輝さんに対して、純粋で純真な気持ちで向き合い続ける」と言ってのけました。

 初対面ではだいたいの人が、「このあとたくさん話したいです」とローズセレモニーへの意気込みを語るところ、小田さんだけすでに告白して、「私の気持ち、わかってるよね?」というスタンス。一人だけ三話目。非常に良いです。

 みんな、小田さんくらいスピードスタートでもいいんじゃないか? 小田さんも、最後の3人に残ると予想!

中村未来
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ライター
学生時代からライター業をはじめ、書籍や雑誌、パンフレットなど、ざまざまな媒体で執筆。現在は演劇や美術、漫画など、アートやエンターテイメント関連の取材執筆が中心。ライター業とともに、舞台やラジオなどのシナリオライターとしても活動中。
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