更新日:2025-06-20 10:25
投稿日:2025-06-20 06:00
筆者が「別れた男の再訪」を読み解く
このような元不倫相手からの「静かな干渉」に、筆者はどこか既視感を覚える。六本木のクラブでママを10年務め、数多くの恋愛沙汰や不倫劇を見聞きしてきたが、こうした「別れた男の再訪」は珍しくない。
筆者の見解はこうだ。
昭雄さんは、郁美さんとの恋を「美しい記憶」として残しておきたい可能性が高い。
同時に、「幸せを願っています」などの丁寧なメッセージには、相手を気づかっているようで、実は「自分が良い人で終わりたい」という心理もひそんでいるように感じる。要は、「昔の不倫相手にも気づかえる優しい男」「別れても、気まずくなっていない」という自己肯定感を保ちたいのだ。
もちろん、郁美さんの心が揺らげば、再び関係を取り戻したい――けれど、彼自身からは決して誘わないずるさも持ち合わせている。
「下心オジサン」は意外と多い。今のあなたを支えてるのは誰?
誠実そうに見えて、実は未練と下心を抱える「いい人風の下心オジサン」が、世の中には意外と多いのだ。結婚して新たな幸せをつかんだ郁美さんに必要なのは、「思い出は思い出」として、そっと閉じる覚悟だ。
情にほだされて返信してしまえば、それこそ相手の思うつぼ。彼がかつて「家庭を守るために、あなたを手放した男」だったことを、どうか忘れないでほしい。
いま、あなたを支え、愛してくれているのは、他の誰でもない――夫なのだ。
結婚を知りながらも連絡してくる昭雄さんに対しては、既読スルーやブロックする勇気も必要かもしれない。それは冷たさではない。
未来をもっと輝かせるための、やさしい距離の取り方だと考えてほしい。
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだvol.81〜女性編〜」では、感情の波が激しい義母の存在に悩む美恵子さん(仮名・43歳女性)が、夫で...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。
「結婚で大事なのは、愛ですか、お金ですか」。こう質問をすると、「愛ですっ...
交際中、彼氏を好きであればあるほど、愛情の大きさが気になってしまいますよね。そんな時には、彼氏の言動をよくチェックして...
好きな男性との恋を成就させるには、まず彼に異性として意識してもらうことが大切です。そこで今回は、心理学を駆使して男性に...
涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
ホストクラブのホストはイケメンが多く、髪型もファッションも最先端という人イメージです。それに加えて女性客を騙して貢がせ...
長引くコロナ禍……。おうちデートを続けていたけれど、「もう飽きた」とマンネリ化を感じているカップルも多いですよね。そこ...
まわりが結婚や出産をしていくのを横目に見て、20代の時は、「うらやまし〜!」と悔しがっていたはずなのに、結婚できないど...
長く付き合った彼氏に振られた時のショックは、計り知れませんよね。特に、結婚や出産の適齢期を意識している女性は、いろいろ...
「同じ年だから」と気が合い、交際、結婚に発展するカップルは少なくありません。同じ年となれば、育ってきた環境も似ているため...
はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。
家庭の事情はそれぞれあって、離...
「サイコパス気質な男性=危険な男性」という印象を持つ女性は多いでしょう。しかし、中にはサイコパス気質を見抜けずに恋愛に発...
せっかく付き合っているのに、いつも忙しくて会えない彼氏。さみしいけれど「わがままをいったら嫌われるかも……」と、なかな...
彼氏の友達に会うとなったら、気合いが入ってしまいますよね! 友達に会わせてくれるということは、それだけあなたへの気持ち...
なかなか会えない遠距離恋愛に対して、会おうと思えばいつでも会える近距離恋愛。これだけ聞くと、近いところに住んでいるほう...
誰にでも記憶から消し去りたい黒歴史があるものです。特に、恋愛に関することだと感情が高ぶってしまうこともあり、一段と恥ず...