夫とは2年、まともに口をきいていません。(46歳・パート主婦)

植草美幸 恋愛・婚活アドバイザー
更新日:2025-06-15 06:00
投稿日:2025-06-15 06:00

夫と向き合うこと、本格的に働くこと

 始めてほしいのは、ご主人と向き合うことです。貴方は今、自分中心の考え方に偏ってしまっているように見えます。ご主人を尊重せず、子供たちの立場にも十分に目を向けていない。喧嘩をするのではなく、しっかり膝を突き合わせて心の内を伝えてほしいのです。

「今まで言わなかったから不満が溜まってしまったの。今日は初めて打ち明けるね」と誠実に話し合いましょう。もし話し合いの末、「出ていけ」と言われたら離婚を考えればいいし、「もう一度やり直そう」となればここからスタートすればいいのです。

 ただし、ご主人との間に愛情や夫婦生活がなくなり、「私はまだ女として生きたい」と思うなら止めることはできません。ただ現実問題として46歳で再婚するのは簡単ではありません。

 もうひとつ、「本格的に働くこと」もお勧めします。現在もパートをされているので、責任あるポジションに立候補するか、アルバイトでもフルタイム勤務にするなど。働くというのは、単に収入を得ることではありません。そこには人との関わりがあり、責任が生まれ豊かさがついてくる。

 働くことで今の悩ましい状況から抜け出せるはずです。それだけで、世の中の見え方も考え方も変わってくるでしょう。そしてもしかしたら、「私は甘かったな」と思えるようになってご主人に対してももう少し優しくなれるかもしれません。

  ◇  ◇  ◇

 ※シリーズ「40歳からの『幸せの選択』」では、皆さんからの恋愛・結婚にまつわる相談を募集します。執筆者は「植草美幸」を選択し、必須項目を明記の上、メッセージをお送りください。

お悩み相談募集中

 取り上げる際のお悩みは個人情報が分からないようにいたします。なお、掲載にあたり事前の連絡はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

植草美幸
記事一覧
恋愛・婚活アドバイザー
1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。
HPXYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「私はペット代わりじゃない!」“犬ファースト”男が求める伴侶の条件。28歳女性が別れを決意した瞬間
 ペットは家族同然、大切にする気持ちは素晴らしい。けれど、その愛情が恋人関係をも上回るとすれば…? 
おがわん 2025-09-10 11:45 ラブ
許せない! 既婚男性が狙う女性の特徴「自信がない子は落としやすい」要注意の危険サイン6つ
 既婚男性が不倫相手に選ぶ女性には、いくつか特徴があるようです。「なぜか既婚者にばかり好かれる」「今まさにアプローチされ...
恋バナ調査隊 2025-09-10 08:00 ラブ
恋愛対象外です! 男が避ける“NG女”6つの特徴「あの人、キモくない?」は即アウト
 一般的に、男性は女性よりストライクゾーンが広いといわれています。ですが、そんな男性にも“許せない言動”があるようです。...
恋バナ調査隊 2025-09-09 08:00 ラブ
再婚希望の51歳男「アプリの女はレベルが低い」美女と会えない理由を“離婚成立前だから”と考える能天気さ
「冷酷と激情のあいだvol.262〜女性編〜」では、結婚22年目にして夫婦ともに離婚を決断したものの、手続きの面倒さ故、...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
48歳妻が1年以上“仮面夫婦”でいるワケ。結婚22年目「もっと若い頃に離婚していれば」と後悔する夏
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
「小遣い月5万じゃ足りません」玉の輿婚を遂げた32歳妻、“メルカリ”バイトで見つけた嬉しい誤算
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-09-05 11:45 ラブ
40代、50代の「プチ同窓会」に潜む危険。昔の恋人に遭遇したらどうする?
 暑さが落ち着き、行動しやすい秋口になってくると、お誘いも増えてくるものです。  そんな中、プチ同窓会的な飲み会の...
内藤みか 2025-09-04 11:45 ラブ
行かなきゃよかった! 花火と一緒に浮気バレ…カップルたちの悲惨な夏の思い出4選
 カップルの大きなイベントの1つとして花火大会がありますが、必ずしも素敵な思い出になるとは限りませんよね。中にはこうして...
恋バナ調査隊 2025-09-04 08:00 ラブ
スキンシップも会話もない…「結婚しているのに寂しい」と感じる5つの事情
 結婚して夫がいるのに「寂しい」と感じることがよくあるなら、あなたには“解消したい問題”があるのかもしれません。原因とな...
恋バナ調査隊 2025-09-04 08:00 ラブ
坂口健太郎似の男「一緒に住もう」の言葉に隠れた甘いワナ。欲しいのは家政婦だよね?
「出会いは、街コンでした」そう話してくれたのは、ユカリさん(仮名・31歳)。大学時代の友人に誘われて、気乗りしないまま参...
おがわん 2025-09-03 11:45 ラブ
「経験人数は」って交際前に聞くか? 男がドン引きした“ヤバすぎ”質問エピソード6つ
 交際前に、相手の男性がどんな人か知ることは大切。ですが、デリカシーのない質問や踏み込みすぎな質問は距離を置かれる原因に...
恋バナ調査隊 2025-09-03 08:00 ラブ
加藤ローサの「同居離婚」に見るリアルな落とし穴。一般夫婦の“新しい形”にするのは危険なわけ
 先日とあるテレビ番組で加藤ローサさんが「同居離婚」をしたと発表していて驚きました。  そういえば、長らくテレビや...
豆木メイ 2025-09-02 11:45 ラブ
「無駄遣いしたくない」で察したよ…女が覚悟を決めた“別れの予兆”LINE
 どんなに好きでも、サヨナラを迎える恋もあります…。今回は、女性たちが「ヤバい、終わりが近い…」と悟ったLINEをご紹介...
恋バナ調査隊 2025-09-02 08:00 ラブ
もう、恥ずかしい! 夫の計算ミスで逆ギレ、他の女へ誤爆LINE…怒りどころか呆れたエピソード
 世の中、夫を尊敬している妻ばかりではありません。態度に幻滅している女性もかなりいるようです。いったいどのような場面でそ...
恋バナ調査隊 2025-09-01 08:00 ラブ
「妻の親は言葉使いが汚い」子どもを義両親に預けたくない42歳夫。会社経営一族との“価値観の差”に感じる苦悩
「冷酷と激情のあいだvol.261〜女性編〜」では、授かり婚で双子を出産。子育てを手伝ってもらうため、実家の近くに転居し...
並木まき 2025-08-30 11:45 ラブ
「双子の育児、私任せのくせに!」夫から“実家の介入は絶対ダメ”と拒否されて…ワンオペに苦しむ妻の憤り
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-30 11:45 ラブ