奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?

望月ふみ
更新日:2025-06-18 06:00
投稿日:2025-06-18 06:00

コロナ禍だった高校時代。青春のリアリティを感じた

――撮影中、青春を感じる出来事はありましたか?

 青春真っただ中の、現地の高校生たちが土日や休日に参加してくれました。その子たちのパワーがものすごくて、一緒に喋ったりして、パワーをちょっと分けてもらいました。

 たとえば部活動の話とかって、学生じゃないとしないですよね。そういった話を聞いて、青春のリアリティを感じさせてもらいました。

――奥平さんも年齢的にはそんなに離れていませんけど。

 僕はいわゆる学生生活の記憶でいうと、中学くらいまでなんです。高校時代は仕事もしてましたし、コロナ禍でもあったので、みんなでわちゃわちゃみたいな感じもなかったし。

 部活動もやっていなかったので、学生生活の雰囲気でいうと、中学以来になるので、懐かしい気持ちになりました。

プライベートの僕を見たらビックリすると思う

――ちなみに奥平さんの今の悩みを挙げるなら、何になりますか?

 世間の僕のイメージと、僕自身が違い過ぎていて少し困っています。

――どういうことです?

「意外と明るいんだね」とか「めっちゃ喋るんだね」とか言われることが結構あって。役柄の印象なのか、嬉しい反面、イメージが一人歩きしているところがあります。友達と一緒にいるときのプライベートの僕を見たら、みなさんビックリすると思います。

 一度、テーマパークで「こういうところに来るんですね」と話しかけられたことがありました。「普通なんだけど」と思いながら、「そうなんですよ、意外と」みたいに答えましたけど(笑)。どうせなら本当の僕も知って欲しいかなと思ったりします。

望月ふみ
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70年代生まれのライター(ときどき撮影)。映画やドラマ、タレント本などのエンタメ関連記事を執筆。現在はインタビューが中心で、月に20本ほど取材。ねこ検定上級、2級愛玩動物飼養管理士取得と愛猫家街道をばく進中。

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