『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました

中村未来 ライター
更新日:2025-07-25 15:23
投稿日:2025-06-23 12:05

女性陣の前より流暢に喋る久次米さん。仕事モード?

 マレーシアの旅は終わり、舞台は日本へ。久次米さんが、それぞれ小田さんと石森さんのごお両親に会います。

 小田さんのご両親は、かつて不仲だったということで、変な緊張感がありました。が、全然そんな雰囲気ない。すごく気さくで、ホッとしました。昔はいろいろあった……ということなのかな。

 小田さんのご両親は、久次米さんのことをべた褒めでした。たしかに久次米さんって、親受けめちゃくちゃ良さそうですよね。それにしてもカメラの前ではずっと緊張していた久次米さんが、ご両親の前ではよどみなく喋っていました。

 女性陣と話すよりも全然緊張していないのはなぜ? 仕事モードになったのでしょうか。

 後攻は、石森さんのご両親との対面です。石森さん、お母様にソックリ! ここで石森さんからはっきりと「はじめて結婚したいと思った」という言葉が出ました。

 いつの間にかそこまで気持ちが高まっていたんだな〜。熱量を感じないとか、勝手に決めつけてはだめですね。でも、一体いつからそんなに好きになったんだろう……? 

 久次米さんに隙がなさすぎて、ご両親との対面は、つつがなく終わりました。どちらのご両親も久次米さんに対し、まったく不安はないようです。そりゃそうか。

勝者は石森さん! 小田さんの言葉も素敵でした

 いよいよ最後のローズセレモニーです。久次米さんが選んだのは……石森さんでした!

 またしても私の予想は外れです。制作サイドのミスリードにまんまと騙された形です。だって石森さん、スタート時点で全然だったじゃないですか。でも振り返ってみると、ホワイトローズでの打ち上げ花火や、ヘリコプターデート、スケートデートなど、ハイライトとなるようなデートは全部石森さんだったなぁと。

 想いが届かなかった小田さんが、石森さんにかけた言葉は素敵でしたね。とてもまとまっていました。いつもの明るい小田さんではなかったけど……でも多分……小田さんならすぐに切り替えられると思うので頑張ってほしいです。

知り合いだったのも「運命」ってことで

 さて、第7話で制作したオリジナルリングが、ここで再登場です。過去シーズンではバチェラーが指輪を用意していたけど、今回は手作りを交換するスタイル。味わい深いですね。

 そして久次米さんから「好きだよ」の言葉が。なんと今回はじめて言ったそうです。そういえば聞いてなかったかも。だから、恋愛要素が薄めに感じたのかもしれません。チャラいバチェラーは、それはそれで嫌なのですが、硬派すぎるのも考えものですね。

「好きって簡単には言わないタイプなんだ」とか、あらかじめ言ってくれたらわかりやすかったのに!

 ともかく、石森さんおめでとうございます! 空気感が久次米さんと近いので、お似合いだと思います。もともと知り合いだったのも含めて運命ということにしておきましょう。

中村未来
記事一覧
ライター
学生時代からライター業をはじめ、書籍や雑誌、パンフレットなど、ざまざまな媒体で執筆。現在は演劇や美術、漫画など、アートやエンターテイメント関連の取材執筆が中心。ライター業とともに、舞台やラジオなどのシナリオライターとしても活動中。
●個人サイト

エンタメ 新着一覧


【写真特集】ぎらついていた時代のKAT-TUNメンバーたち
  【この写真の本文に戻る⇒】中丸雄一はいつまで地下に潜む? “アパ丸君のざわめく時間”を描く日は来るのか
朝ドラ史上に残るラブシーン。インテリはこれだからー!視聴者をやきもきさせた深夜の本庁トーク
 優未(竹澤咲子)から、思わぬところに優三(仲野太賀)の手紙が入っていたことを教えられた寅子(伊藤沙莉)。寅子のことばか...
桧山珠美 2024-08-10 08:58 エンタメ
寅子と航一どうなる? 花江訪問、涼子忠告、優三ラブレターの“一押し”3連チャン
 予想していなかった人物の突然の訪問に、喜びを爆発させる寅子(伊藤沙莉)。優未(竹澤咲子)と稲(田中真弓)も加わり、4人...
桧山珠美 2024-08-08 17:00 エンタメ
フワちゃん炎上で再評価? 竹内涼真ら「誤爆」で好感度が上がった芸能人
 タレントのフワちゃん(30)がお笑い芸人のやす子(25)に向けて放った暴言が大きな騒動を巻き起こしている。8月4日、X...
「じゅん散歩」のロケに突然、朝ドラ女優が登場! しかも黒髪から“ファンキーヘア”になっていた
 リモートワークの日は、羽鳥さんのモーニングショーからそのまま「じゅん散歩」(月〜金曜9時55分、テレビ朝日系)を見るの...
【写真特集】懐かしい!16年前の渡辺梓さん
  【この写真の本文に戻る⇒】「じゅん散歩」のロケに突然、朝ドラ女優が登場! しかも黒髪から“ファンキーヘア”になって...
「クソばばあ」に「クソ小僧」、涼子のリアクションにも注目
 寅子(伊藤沙莉)は、戦争によって航一(岡田将生)が背負った苦しみに寄り添いたいと思う。  一方、寅子から「よりど...
桧山珠美 2024-08-08 16:37 エンタメ
早くも“NHK御用達俳優”の片鱗が?「虎に翼」出演の岡部ひろきはそんじょそこらの2世俳優とは違う
 1日放送「ダウンタウンDX」(日本テレビ系・読売テレビ制作)に故・西城秀樹さんの息子・木本慎之介(20)が出ていました...
なぜ令和ロマンは賞レースに出続ける?3冠制しヘイトも無視する戦闘力
 芸歴10年以下のお笑い賞レース「ABCお笑いグランプリ」(テレビ朝日系/以下ABC)が7月7日に開催。M-1に続き、令...
帽子田 2024-08-03 06:00 エンタメ
航一の秘密、明かされる。久々の回想シーンでも発揮した直道の顔芸パワー
 判決後、涼子(桜井ユキ)の店で寅子(伊藤沙莉)らと杉田(高橋克実)たちは偶然顔を合わせる。  戦争で娘と孫を亡く...
桧山珠美 2024-08-02 16:00 エンタメ
【写真特集】ワンピース姿を披露する、珍しく清楚なあやまん監督
【この写真の本文に戻る⇒】 【独自レポ】あやまんJAPANは健在だった! Tバックにぽいぽいコール、コンプラ無視の危ない...
優未の言葉「困っている子を助けるのは普通」に教えられた真っ当なコト
 寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、涼子(桜井ユキ)の店がたびたび嫌がらせを受けていたことを知る。警察に相手にされず...
桧山珠美 2024-07-31 16:30 エンタメ
赤いミサンガの女・美佐江、来た~!“放置エピソード”の回収がお見事
 寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫を...
桧山珠美 2024-07-29 16:45 エンタメ
目黒、ニノを“沼落ち”続出の松村北斗「西園寺さん」が猛追!視聴率やTVerではない意外なデータが急上昇
 7月も後半に入り、2024年夏期主要ドラマの初回がほぼ出揃った。その中でも特に、STARTO ENTERTAINMEN...
こじらぶ 2024-07-27 06:00 エンタメ
「ごめんなさい」を連呼する航一。“戦時中の何か”は来週判明する?
 玉(羽瀬川なぎ)の将来を奪ったのは自分だと、涼子(桜井ユキ)も悩んでいた。寅子(伊藤沙莉)は2人の決断を応援するため、...
桧山珠美 2024-07-29 15:49 エンタメ
涼子さまの消息も明らかに…「ヒロインじゃない面々」のその後を描く意味
 寅子(伊藤沙莉)は「学校に友達はいない」という優未(竹澤咲子)の発言が気にかかる。  出勤すると、杉田(高橋克実...
桧山珠美 2024-07-23 15:45 エンタメ