芦田愛菜3年ぶりCMクイーンに返り咲きも…“完全ノースキャンダル女優”唯一の「アキレス腱」

更新日:2025-07-04 17:03
投稿日:2025-07-04 17:00

 メディアの調査・分析を行うニホンモニターの「2025上半期タレントCM起用社数ランキング」が1日に発表され、芦田愛菜(21)が男女総合で単独首位(19社)に返り咲いた。

 芦田が1位となったのは、2022年の年間ランキング(17社)以来、3年ぶり。2018年に初めてランキング(女性部門で11位=10社)に顔を出して以来、上位の常連だったが、現在も安定した強さを誇っている。

 以下は2位(18社)=川口春奈、3位(15社)=今田美桜、賀来賢人、大谷翔平と続く。ちなみに昨年の年間ランキングで10位(10社)に入っていた永野芽郁は不倫疑惑で急ブレーキとなり、ランキング外となった。

 広告代理店関係者はこう話す。

「芦田は、このままいけば、年末に発表される年間ランキングでも1位を狙えるでしょう。好調の『あんぱん』が9月に終了する今田美桜との戦いになってくるのではないでしょうか」

 芦田の強みといえば、なんと言っても慶應大学法学部在学中という知性、そして今まで一度も熱愛を報じられたことがないことがない“完全ノースキャンダル”の清楚なイメージにあるのは周知の通り。往年のマルマルモリモリな純真無垢な「愛菜ちゃん」のイメージのままなのである。しかしそれが今後、思わぬアキレス腱となるリスクもあるという。芸能プロ関係者はこう話す。

「中学時代には、同級生で音楽家の秋川風雅(秋川雅史の息子)との交際がネット上で囁かれましたが噂の域を出ないレベル。22年1月のジュエリーベストドレッサー賞授賞式では、恋愛について質問され『いつか付き合う機会があればいいです』と優等生的に答えています。しかし、お年頃ですから、いずれは熱愛が報じられる可能性はある。その際、清純派のイメージが定着しすぎているため、今までの芦田のイメージを壊さないような、よほどの相手でないと好感をもって受け入れられず、スキャンダラスに捉えられやすいでしょう。永野芽郁のような不倫疑惑は論外としても、年齢が離れすぎていても祝福はされにくいでしょうね」

 話は続く。

「19年末に『天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典』で祝辞を述べた際には、ネット上で“秋篠宮悠仁さまのお妃候補に”などと勝手に祭り上げられたりもしました。こうした『皇室感の強さ』も、彼女の“自由恋愛”のハードルをますます上げているんじゃないですかね。とにかく熱愛が発覚した際のインパクトやダメージは通常の女優以上でしょう」(前出の芸能プロ関係者)

 恋愛するにも、通常の芸能人以上にガードを固くしておくしかないか…なんだか窮屈そうな感じもするが。

  ◇  ◇  ◇

 芦田愛菜の進学方法は実に賢明なものだった! 関連記事【もっと読む】幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代…では、本人の芸能活動に合わせた進学方法が功を奏したと分析している。

エンタメ 新着一覧


トラコ入学、伊藤沙莉は表情筋を自由に操る女優…男装の山田よねにも注目
 昭和7年。晴れて「明律大学女子部法科」に入学した寅子(伊藤沙莉)のクラスには女子の憧れの的の華族令嬢・桜川涼子(桜井ユ...
桧山珠美 2024-04-08 18:38 エンタメ
“お騒がせ”青井実アナが心機一転、なにわ男子の道枝駿佑と似てるって⁉
 世の中の人がNHKに持つイメージといいますと、「真面目」「お堅い」「地味」といったところでしょうか。  そんな中...
逃げ恥の百合ちゃん役が“頭のいい女は頭の悪いふりをするしかない”発言
 穂高(小林薫)に出くわしたことで女子部への出願が母・はる(石田ゆり子)にばれてしまった寅子(伊藤沙莉)。  娘に...
桧山珠美 2024-04-05 15:30 エンタメ
「虎に翼」語りは尾野真千子 NHKアナと俳優のナレーションの違いは?
 寅子(伊藤沙莉)がお見合いに苦戦する中、親友の花江(森田望智)は寅子の兄・直道(上川周作)との結婚準備を順調に進めてい...
桧山珠美 2024-04-05 15:14 エンタメ
「虎に翼」シン・朝ドラの予感!わずか1話、たった15分で心つかんだ描写
 昭和6年・東京。女学校に通う猪爪寅子(伊藤沙莉)は父・直言(岡部たかし)、母・はる(石田ゆり子)から次々とお見合いを勧...
桧山珠美 2024-04-01 22:28 エンタメ
僥倖!世界に挑む赤西仁ほど「サムライマック」のCM向きな俳優はいない
 マクドナルドのCMにイケメンあり!  そんな声をちらほら耳にするようになりました。たとえば4月2日から全国放送さ...
平野らTOBEがドーム公演大成功の一方、暗雲立ち込める旧ジャニの逆転は
 3月14日から17日にかけて、滝沢秀明氏創設のTOBE所属アーティストによる東京ドーム公演「to HEROes ~TO...
こじらぶ 2024-03-30 06:00 エンタメ
ブギウギ最終回、水を差すようでスンマセン! 残念すぎる4つの演出と描写
 スズ子(趣里)のさよならコンサートが始まる。客席には懐かしい多くの面々がかけつけている。茨田りつ子(菊地凛子)、愛子(...
桧山珠美 2024-03-30 11:41 エンタメ
スズ子引退会見、“天敵の文屋”鮫島の「シャッポを脱ぐ」演出を読む
 歌手・福来スズ子(趣里)の引退会見の当日。スズ子は結局、羽鳥善一(草彅剛)とは話ができないまま会見に臨むことになってし...
桧山珠美 2024-03-27 14:30 エンタメ
超鈍感力! 羽鳥の絶縁宣言を屁とも思わないスズ子とタケシは似た者同士
 歌手引退――。スズ子(趣里)はその決断を、愛子(このか)や大野(木野花)に伝えた。  羽鳥善一(草彅剛)に絶縁す...
桧山珠美 2024-03-26 15:40 エンタメ
「GTOリバイバル」注目の新人イケメンは?松嶋菜々子は本当に出るのか
 反町隆史主演「GTO」が26年ぶりに帰ってきます。反町演じる元ヤン教師・鬼塚英吉がさまざまな問題を解決する学園モノで、...
ドヤ顔のアユミとヘイヘイブギー歌唱シーン温存の理由がわかる回だった
 昭和31年、大みそか。第7回オールスター男女歌合戦当日。スズ子(趣里)は、楽しみに会場へと向かう。スズ子が楽屋で支度を...
桧山珠美 2024-03-22 14:30 エンタメ
最終回秒読み…スズ子はブレずにお人よし、NHKと沼袋勉の手腕いかに!?
 愛子(このか)は、翌日の体育の時間に足の早い転校生と競争することになっていた。しかし、勝てる見込みがなく、愛子は学校を...
桧山珠美 2024-03-21 16:07 エンタメ
和田勉が転生したら中村倫也に!? 強烈インパクトで霞んだ礼子娘の初登場
 東京ブギウギのヒットから9年、ブギブームも下火になってきつつある中、スズ子(趣里)や羽鳥善一(草彅剛)のブギは古いとい...
桧山珠美 2024-03-18 14:30 エンタメ
「光る君へ」主人公バージン喪失!大石静氏が描く平安エロ&バイオレンス
 NHK大河ドラマ「光る君へ」は、平安中期の貴族社会を舞台に、吉高由里子演じる主人公のまひろ(紫式部)の生涯を描くもので...
沢尻エリカ不死鳥の如く女優復帰!大衆は真似できぬ人生転落リアルショー
 2月25日、沢尻エリカの女優復帰作となった主演舞台『欲望という名の電車』が千秋楽を迎えました。  「『残念プロフ...
堺屋大地 2024-03-16 06:00 エンタメ