フジテレビ内には“ジェネリック港会”が多数存在か…検証番組で公になった「キャバ嬢問題」の点と線
6日に放送されたフジテレビの検証番組では、大多亮元専務(66)の「女性アナウンサーは上質なキャバ嬢だ」という問題発言と、港浩一前社長(73)率いる「港会」の存在など、同局で女性への極端なルッキズムや差別が横行していたことが明らかになった。
ある女性社員は、入社式で社長のお眼鏡にかなった新人だけに声がかかる若手女性社員の会合があり、先輩メンバーからは「『おめでとう!この会のメンバーに選ばれました』と言われて」と証言。女性限定であったことに対して港社長は「女性だけのほうが話しやすいというか。女子トークといいますか。仲良くなれるなということです」と説明。ネット上では《ハーレムを女子会と誤変換する社長のキモさ》《社長がこれじゃ中居くんの話も普通なんだな》《フジテレビのドン日枝氏はこれでも出てこないのか》という意見も。元日本テレビでビートたけし、明石家さんま、所ジョージらの番組制作にも携わってきた吉川圭三氏がこう言う。
「私が思うのは日枝氏の“責任回避しつつ実権を握る態度”がフジテレビ全体に蔓延していたのではないかと言うことです。そう考えると『テラスハウス』の件や『ワイドナショー』の宮崎駿氏引退誤報なども腑に落ちます。日本テレビでは、創業時から正力(松太郎)さんが提唱していた『信賞必罰』という理念を研修でも教えられ、邪なことが発覚すると徹底して厳しい責任追及がなされます」
また、日テレと異なり、ガバナンスがユルいフジでは様々な「会」の存在も囁かれている。
「バラエティ、スポーツ制作系列、不倫で有名な男性アナ系列、港会的な“ジェネリック会”がある。そこに紐づいて、フジの出入りのフリーディレクターや代理店の会もあると聞いてます。内容もジェネリックで、中居正広的な大御所接待や仕事が欲しいタレントなんかが加わった下品なものもある。また制作から左遷された窓際職のオジサンが美人の派遣社員だけを採用したハーレム部署もあり、会はどこでも、局内外で常態化しています」(テレビ局関係者)
そんな「会」の常連には大御所タレントたちもいたそうで。「後ろめたい過去に突っ込まれないための、番組終了が増えているともっぱら。地上波レギュラーが全てなくなったヒトや急に会社を閉じたきり公の場に出てこないあのヒトも、そういった『会』への参加歴が原因と聞いています」(芸能関係者)
「港会」の先には……「日枝会」の存在もあるかも知れない。
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例のフジ検証番組だが、どうにも評価が低い。関連記事【もっと読む】A級戦犯は港浩一前社長と大多亮元専務…フジ中居問題“目くらまし”検証番組 今なお「日枝礼讃」の異常…では、同番組の異常性について伝えている。
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