年下彼氏が女性から去っていく理由…長続きする年の差カップルとの「決定的な差」

内藤みか 作家
更新日:2025-07-10 11:50
投稿日:2025-07-10 11:50

男性が「子どもが欲しい」宣言

 また、女性が閉経を迎えた際に、男性のほうで「子どもがやっぱり欲しい」という気持ちが生まれてしまうことがあります。そのタイミングで男性のほうから別れを切り出すということはしばしばあるのです。

 女性としても「子どもが欲しい」と言われても、それを叶えてあげるのは難しいので、別れを受け入れてしまうのです。もしかしたらやんわり別れるための言い訳として、子どものことを持ち出しているケースもあるのかもしれません。

 女性に老いが迫ってくると、介護のことも考えなくてはいけません。覚悟ができていない男性は、その時初めて年齢差の重みに気づき、逃げ腰になってしまうようです。

男性の方が離婚を待ちくたびれて

 また、女性が既婚者であるという不倫関係も少なくありません。女性が「そのうち夫とは離婚する」と言いながら若い男性と付き合うというパターンです。

 男性が「そのうち妻と離婚する」と言いながら、若い女性と付き合うのと真逆の関係が増えてきているのです。

 そういう場合、年上女性の言うことを信じてひたすら離婚の日を待ち続ける男性もいます。しかし何年待っても離婚をする気配がなかったら、待ちくたびれて女性のもとを去っていくこともあるのです。

年下男性を軽視しないこと

 おとなしく辛抱強い年下の男性であっても、大事に扱ってもらえないと次第に不満が溜まっていきます。彼を召使いや運転手のように扱ってばかりではストレス過多になり、別れを考えるようになってしまうのです。

 いつもありがとうとお礼を伝えたりプレゼントを渡したり、時には彼が行きたい場所や観たい映画のほうを優先したり。年齢が離れていても公平な関係性を保つよう工夫をするカップルは、かなり年齢差あっても長続きします。

 愛情をこまめに伝え、彼が不安にならないよう気を配ることが必要なのです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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