上戸彩が国民的美少女から国民的美女へ…「普段のボディーで出させていただいてます!」
39歳3児の母とは思えない透明感
俳優の上戸彩(39)が10日、俳優デビュー25周年を記念した写真集「Midday Reverie」(宝島社)を発売し、13日紀伊国屋書店(新宿)で記念イベントを行った。
写真集の話に、「ふだんは数字が気にならないタイプなんですが、こういった節目に写真集を出せるのも最後かもしれないし、冒険に乗ってみようという気持ちで出させていただきました」と意気込みを語った。
撮影に向けてボディーメークなどについて聞かれると、「取り組みたかったですけど……そんな時間は与えられるわけもなく、ただただ普段のボディーで出させていただいてます! キュッとなりたかったですけど」と笑いをとった。今までのキャリアを振り返り、「メークさんの好きなようにメークしていただいて、スタイリストさんが着せたい服を着せていただいて、皆さんが作ってくれた人格だと思っています」と自身のスタンスを語った。
上戸といえば、97年に「第7回全日本国民的美少女コンテスト」審査員特別賞を受賞。27歳の時にEXILEのHIRO(56)と結婚、現在は今年10歳の長女、6歳の長男、2歳の次男を持つ3児の母。俳優としては「3年B組金八先生」(TBS系)で性同一性障害の生徒役で注目を集め、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)で平日の昼間に不倫をする主婦役、「半沢直樹」(TBS系)では癒やし系妻役で人気を博すなど、幅広く活躍。CMランキングでは2004年から15年まで不動の1位に。
また決勝の司会を08年から現在まで続けている「M-1グランプリ」は途中3度の出産を経ても、必ずM-1には登場するというスタンスを守り続けている。
あえてママタレを強調しないニュートラル感
元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう言う。
「キャリア、プライベート何があっても透明感が変わらない、バランスの良さは秀逸。10代の頃はサバサバした印象で同性に人気でしたが、年を追うごとに色気や大人の魅力が加わり、仕事の幅が広がっている。その背景には結婚出産を経てもSNSで無理にママタレっぽさを強調せず、嫌みのない程度に事実は語る、肩の力の抜けたニュートラル感がある。会見でも語っていたように、プロに自分をまかせることで、すべてに偏った色がない分、いかようにも変身でき、“国民的美少女”から“国民的美女”にスライドしたのでしょう」
写真集のイベントでは7、8年前に開催したファンクラブ最後の握手会よりも多くのファンが集まったそうで、この日の会見会場も報道陣はすし詰め状態。「手に取って、応援してくださるみなさんがあってのことなので。今、この時間の私を受け止めていただけたらうれしいです!」と言う上戸だが。人気はますます不動のものになっている。
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