元TOKIO山口達也の長男は親の“逆七光”乗り越えLDHへ…男性アイドル「戦国時代」が本格化
国分太一(50)のコンプライアンス違反による活動停止をきっかけに、TOKIOは解散したが、元メンバーの山口達也(53)の長男・高澤笑大郎(17)が、プロダンスリーグ「D.LEAGUE」参戦に向けたLDHの新チーム「LDH SCREAM」のオーディションの最終審査に合格したことが話題になっている。
山口達也といえば、2018年に未成年への強制わいせつ事件を起こし、TOKIOを脱退。2020年には酒気帯び運転で逮捕され、自身がアルコール依存症であったことを明かした。実質的に芸能界は引退し、現在は、アルコール依存症からの克服などをテーマに講演活動を行っているが、国分が活動停止を発表した直後には、「再出発は誰にだってできるはずだと信じています」と国分へのメッセージともとれる一文をXに書き込み話題となった。
そんな山口の長男は、父親譲りのイケメンぶりで、《とにかく華がある》《ご自身の頑張りと努力で素晴らしい結果になったと思います》と称賛の声が集まっている。今後、LDHと契約をしてチームの一員として活動するという。やはり血は争えないのか、父の背中を追ってエンターテインメントの道に進むというわけだ。さる芸能プロ関係者はこう話す。
「彼にとっては、親の“逆七光“ということですね。父の失敗を乗り越え、今後、ダンス&ボーカルグループで男性アイドル的な人気を獲得していくと思われますが、父の古巣のスタートエンターテインメント社に所属しなかったのは象徴的です」
確かに、2023年のジャニー喜多川前社長の性加害問題が明るみに出て以降、ジャニーズ事務所から業務を引き継いだスタート社は再出発を果たしているが、いまだ予断の許されない状況が続いている。その「ジュニア」に所属したところで、先行きは不透明と言わざるを得ない。それ以前に、そもそも父と同じ事務所は敬遠したかも知れない。
「この春も、突然のジュニアの解体と再編で、古参のファンから大ヒンシュクを買ったのは周知の通りです。現在もジュニアのオーディションは随時開催されていますが、この春には、東西合わせて200人程度在籍したというジュニアから、公式サイトから36人分のプロフィルが消えたと報じられており、これは『22歳定年制』と無関係ではないと見られています」(前同)
さらに6月27日には、スタート社は、福田淳代表取締役CEO(59)の退任と、新たな代表取締役CEOに元フジテレビ専務の鈴木克明氏(66)が就任することが発表されたが、渦中のフジテレビの関係者が就任することがまたも物議を醸している。
「騒動から2年以上経ち、男性グループの世界で一強だった『ジャニーズ帝国』は完全に崩壊したといえるでしょう。滝沢秀明率いるTOBE、LDH、そして韓流系、さらには秋元康氏が新たに男性アイドルグループのプロデュースに乗り出すなど、いよいよ本格的な戦国時代に突入するでしょうね」(前同)
山口Jr.は、そんな群雄割拠の熾烈な世界に飛び込んでいくことになる。
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渦中のTOKIOやスタート社の現状は、【関連記事】で詳しく報じている。
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