NHK和久田麻由子アナ「紅白司会」内定か? 秋からの現場復帰に局が絶大な期待を寄せるワケ

更新日:2025-07-23 10:58
投稿日:2025-07-23 10:55

現在、NHK局内をにわかにザワつかせているのが、“NHKの女王”こと看板アナの和久田麻由子アナ(36)の復活だ。今年1月25日に第2子を出産し育休を取得していたが、この10月から再び現場に復帰するという。

 そんな中、早くも取り沙汰されているのが、和久田アナが現場復帰後に担当する番組について。和久田アナは、これまで「ニュース7」「おはよう日本」「ニュースウオッチ9」などNHKの基幹番組のキャスターを務めてきた。それに加えて、大晦日の「NHK紅白歌合戦」の司会に2度にわたって抜擢されるなど、まさに人気と実力を兼ね備えた局の看板アナだった。

「和久田アナの人気はいまだに健在です。しかも、2人の子供を出産し、仕事と子育てを両立する姿は、視聴者受けがものすごくいいわけです。復帰後は再び『ニュース7』『おはよう日本』『ニュースウオッチ9』のどれかを担当すると言われています」(NHK関係者)

 NHKがここまでして局のイメージを気に掛ける理由は、先の参院選にもあったという。周囲の再三にわたる説得を無視し、最後は後ろ足で砂を掛けるようにしてスピード退職して出馬した「日曜討論」元キャスター牛田茉友(40)が大ヒンシュクを買い、そのままNHK批判に直結しているのだという。

「牛田元アナは国民民主党の新人候補として出馬し見事、初当選を成し遂げた。ところが、議席を大幅に減らした自民党や議席を増やせなかった立憲民主党…さらには多くの視聴者からは非常識だという批判を受けているんです」(前出の関係者)

 それもそのはず、NHKの番組作りのモットーと言えば「不偏不党」が旗印。いわば、その看板に泥を塗られた格好だというのだ。

「牛田元アナが担当していた『日曜討論』はまさに政治討論番組です。そのキャスターが、突然退社して、特定の政党から出馬するなどあってはならないことですよ。NHKは受信料で成り立っている公共放送なんです。牛田元アナの出馬はNHKにとって消すに消せない大きな黒歴史となったわけです」(前出の関係者)

 そうした状況のNHKにとって、和久田アナの復帰は救世主の出現に等しい話だという。

「早速、紅白の司会に内定したと言われています」(民放キー局編成関係者)

 さらに、NHKが和久田アナの好感度に期待を寄せる理由が他にもあるという。

「肺がんが見つかった稲葉延雄会長は会長職を継続するものの、3年の任期満了を迎える2026年1月で勇退との見方が強い。後任には井上樹彦副会長が有力視されていますが、和久田アナの復活は、まさに新会長の花道を飾る明るい話題になるでしょう。それでなくても来年度は当初の600億円から大幅に上回る建設費657億円を投じた新情報棟の稼働を控え、バッシングにさらされることは確実ですから」(前出のNHK関係者)

 一つでも明るいニュースが欲しいNHK。和久田アナに大きな期待が寄せられている。

  ◇  ◇  ◇

 フジテレビの女性アナウンサーとは、本当は一体、どういう職業なのだろうか? 関連記事【もっと読む】容姿優先、女子アナ上納、セクハラ蔓延…フジテレビはメディアではなく、まるでキャバクラ状態だった…では、同局の体たらくについて伝えている。

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」最後まで毒親だった登美子(松嶋菜々子)。去っていく彼女に問うてみたいこと
 受験したのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の明暗が分かれる。静まり返った柳井家で、寛(竹野内豊)たちに頭を下げる嵩。そこ...
桧山珠美 2025-04-26 12:50 エンタメ
春ドラマの評判を調査!『最後から二番目の恋』は令和の鬼渡?『あんぱん』『対岸の家事』の感想は
 2025年4月期も話題のドラマが続々スタート! 多すぎてどれを見るのか迷ってしまう…。そんな人のために忖度なしでドラマ...
「あんぱん」千尋(中沢元紀)は本当に良い子…史実どおりの展開なのか。しょくぱんまんのようなイケメンだ
 けんかした嵩(北村匠海)と千尋(中沢元紀)に、寛(竹野内豊)は改めて後継ぎはいらないと告げる。そして、何をしながら生き...
桧山珠美 2025-04-23 17:51 エンタメ
こうでなくちゃ! 志尊淳の正解を「恋は闇」で見た。いい人よりも“妖しい姿”に妄想が駆り立てられる
 新ドラマ「恋は闇」(日本テレビ系)の志尊淳が良きです。  前クールの「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった...
「あんぱん」なんて贅沢!今が旬、河合優実の“目で語る”表現力と色気に驚く。俳優・ソニンのEE JUMP感を消した演技も見事
 なりたい夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じ...
桧山珠美 2025-04-21 14:23 エンタメ
怪演・市原隼人に「ヤバい超大物」2人が熱烈ラブコール。迫真すぎる“ガンギマリ”の演技がモテる理由か
 大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)にて、盲目の大富豪にしてゾクッとする異様な雰囲気を放つ鳥山検校を怪演...
堺屋大地 2025-04-21 06:00 エンタメ
ラランド・サーヤは「名誉男性」なのか? お笑い界の“女すぎる”という悪口に思うこと
 ラランド・サーヤが参加するバンド「礼賛」が大阪で行ったライブで、痴漢行為が発生。被害女性がSNSで被害を訴えたことで発...
帽子田 2025-04-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」松嶋菜々子の“毒”さえチャーミングにする厄介な美しさ。ドキンちゃんにも見えてしまった
 8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然帰ってくる。登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を...
桧山珠美 2025-04-19 06:00 エンタメ
「あんぱん」登美子(松嶋菜々子)の登場が不穏…色っぽいけど。貴島中尉(市川知宏)は“あのキャラ”を意識?
 新聞社に出した漫画で賞金をもらい、ご機嫌の嵩(北村匠海)。一方のぶ(今田美桜)は、パン食い競走で転びそうになったところ...
桧山珠美 2025-04-17 16:02 エンタメ
カトパンへの嫌味に物議…新井恵理那は承認欲求のカタマリか、悪役を演じる聖人か?
 昨年3月、8年間出演して総合司会も務めていたテレビ朝日系の朝の情報番組『グッド!モーニング』を降板したフリーアナウンサ...
堺屋大地 2025-04-17 06:00 エンタメ
【募集】春ドラマ何見る? 面白かった&ガッカリを教えて!『最後から二番目の恋』『あんぱん』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「期待している」「面白...
笠松将、柳楽優弥を超えなければと思っていた。俳優業の“わからなさ”は「自分自身にビビッている感覚」『ガンニバル』シーズン2インタビュー
“この村では、人が喰われているらしい……”    2022年の年末にディズニープラス スターにて独占配信がスタートす...
望月ふみ 2025-04-15 06:00 エンタメ
「あんぱん」嵩(北村匠海)の“ジェラシー”がなんとも可愛い! 寛(竹野内豊)の診察シーンが見たかった
 昭和10年、高等女学校の5年生になったのぶ(今田美桜)は、ある日、貴島中尉(市川知宏)と再会。祭りのパン食い競走で使う...
桧山珠美 2025-04-14 19:03 エンタメ
15分の朝ドラで高揚感を得られるんだ! のぶ&嵩の“子役最終回”が見せた未来の夫婦関係
 久しぶりに登美子(松嶋菜々子)の顔を見て胸がいっぱいになる嵩(木村優来)だったが、登美子は困惑した表情を浮かべる。のぶ...
桧山珠美 2025-04-12 06:00 エンタメ