芸能人も公表…パニックに陥ったら「ダメな人間だ」と責めないで“怖い”と思っていい。今の自分を受け入れる大切さ【専門家監修】

影森佳代子 鎌倉ひまわり鍼灸院 院長
更新日:2025-08-25 11:45
投稿日:2025-08-25 11:45

 2012年に59歳で亡くなったロック歌手・桑名正博さんとアン・ルイス(68)の長男でミュージシャンの美勇士さんや、タレントの長嶋一茂さん、お笑い芸人次長課長の河本準一さんなど、パニック障害であることを公表される芸能人のニュースはたびたび流れます。

 パニック障害とは、突然理由もなく激しい動悸や呼吸困難、めまいなどの身体症状とともに、強い不安や恐怖を感じる「パニック発作」を繰り返す不安障害の一種です。誰もがなる可能性があり、身近な病気です。

 自身もパニック障害を発症し、呼吸法や東洋医学を統合した独自のメソッド「影森式メソッド」でパニック障害に苦しむ人たちと向き合ってきた影森佳代子さんの新刊『影森式パニック障害改善メソッドセルフワークBOOK  〜ひとりでもラクにできる誘導ボイスつき〜』(河出書房新社)より、一部抜粋編集してお届します。

【読まれています】社長の「お気に入り」で準主役に大抜擢…芸能界の“暗黙ルール”に飲み込まれたタレントの悲劇

できない自分を否定しないで

 パニック障害で悩む患者さんをたくさん診てきた経験から、パニック障害を発症する人の多くは、まじめで責任感が強く、弱音を吐かずに頑張る人が多いと感じています。

 また、「気を強く持てば克服できるはず」と、恐怖や不安と闘ってしまう人も少なくありません。「電車に乗れないなんておかしい。頑張ってなんとかしなくちゃ!」と、できない自分を否定し、なんとかして以前の自分に戻ろうとあがいてしまう人もいます。

 みなさんも、程度の差はあっても思い当たることがあるのではないでしょうか。

「自分はダメな人間だ」と責めること、「もっと頑張らなくちゃ」と気負うこと、「強くなろう」とすること、「ちゃんとしよう」と過度にプレッシャーをかけることそれらを少しずつ手放していきましょう。

「私は今のままでいいんだ」と自分のことを受け入れてあげてください。それが、パニック障害から抜け出す第一歩になります。

影森佳代子
記事一覧
鎌倉ひまわり鍼灸院 院長
1964年生まれ。ボストン大学教養学部心理学科卒業。同志社大学大学院修士課程修了。早稲田医療専門学校鍼灸学科卒業。心理カウンセラーを経て、鍼灸師として独立。延べ施術数は2万件以上。30代でパニック障害を発症する。心理学と東洋医学を統合した独自のメソッドで自ら克服。「影森式メソッド」としてパニック障害に苦しむ人たちにノウハウを伝え、多くの治療実績を上げている。著書に『パニック障害 大丈夫! からなずよくなる』(河出書房新社)がある。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


にゃんたま様が宇宙と交信? まん丸“神たま”にはエネルギーが詰まってる♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
先輩、それ間違ってますよ!「いちよう」「むんむん」…モヤッとした言い間違いLINE3選
 直接会話しているときは、相手が少し日本語を間違えていても、気づかなかったり違和感で終わったりするもの。ですが、文字にす...
ご、500円!? 腰痛持ちおばさん、病院のリハビリに感動。年間10万円の治療はなんだったのか
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期真っただ中の小林久乃さんが、40代から始まった老化現象や身近で起きた...
【漫画】1クリック=1円じゃないの!? ポイ活の“落とし穴”に気付いてしまった|『小銭でいいから拾いたい~ひきこもり副業入門~』 #3
◆前回、前々回はこちら! 【#1】:「将来が…将来が不安だ!」会社をほぼ“クビ”になった女のサバイバル術 【#2】:...
【漫画】通勤は虚無…副業で稼ぎたい!ひきこもりが譲れない絶対条件『小銭でいいから拾いたい~ひきこもり副業入門~』 #2
◆前回はこちら! 【#1】:「将来が…将来が不安だ!」会社をほぼ“クビ”になった女のサバイバル生活術 ...
【漫画】「将来が…将来が不安だ!」会社をほぼ“クビ”になった女のサバイバル術|『小銭でいいから拾いたい~ひきこもり副業入門~』#1
⇒続きはこちら! 【#2】通勤時間は虚無…副業で稼ぎたい!ひきこもりが譲れない絶対条件『小銭でいいから拾いたい~ひきこ...
「器小さいね」に抉られた…男たちが涙した“過去イチ傷ついた”6パターン。トラウマ級の言葉も
 あなたの中に“消えない一言”はありますか? 相手が何気なく言った言葉であっても、一生の傷として残ってしまう場合もあるも...
アイドル級の美猫から癒しのモフモフ猫まで♡ “にゃんたま”ほっこりショット8連発!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年11月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずか...
いつもお腹の調子が悪い…それ、ストレスのせいかもよ。今日からできる簡単セルフケア【医療従事者監修】
 いつもなんとなくおなかが不調…。下痢と便秘を繰り返しているという38歳女性の悩みを聞きました。実は痔のリスクもあるとい...
貴女に一生ついていきます!女上司に惚れた神LINE3つ。母の病院へ「行っておいで」に感動…
 お局化した女上司から、意地悪をされたり仕事を押しつけられたりした話はよく耳にします。でも反対に、部下が「ついていきます...
ボス“にゃんたま”も恋には大苦戦? 猛アタック中の瞬間を激写!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「占い師に言われて」本当にあった仰天“退職”理由6つ。休憩室がないから辞めちゃうの!?
 退職理由は人それぞれ。中にはなかなか理解し難い理由で、仕事を辞める人もいるようです。今回は、思わず仰天してしまった退職...
父よ、なぜゴリラのスタンプ? 親からの“あけおめ”LINEが可愛すぎる。母の変換ミスで初笑い!
 離れて暮らしている親と、新年の挨拶をLINEで済ませるという人も多いはず。LINEに不慣れな世代の親から届くメッセージ...
48歳男「恋愛対象は20代」にイラッ! 痛い“おぢ”からのLINE、3つのパターン
 イケオジと呼ばれる素敵な男性がいる一方で、「イタイおじさん」と思われる男性もいます。そこにはどのような差があるのでしょ...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第110回「荒ぶる心を溶かす、魔法のゴロゴロ」
【連載第110回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
キュンが止まらーん! 子供からの自由すぎる“あけおめLINE”3選。「えめでとお」って一生懸命打ったのね…
 新年の挨拶といえば「あけおめLINE」。定型文やスタンプが飛び交う中、思わずスマホの画面に向かってニッコリしてしまうよ...