更新日:2025-08-26 18:02
投稿日:2025-08-26 11:45
芸能界で生き延びるための三つの力
結局、この世界で長く生き残るには、実力、運、そして“誰かに推される力”の三つが必要なのだろう。
ただ、その三つ目は、自分から選べるものではない。
人の好みや情勢によって左右され、時に恋愛や私生活すら巻き込む。だからこそ、多くの人がその立場を望みながらも、恐れている。
私自身は、あの頃の判断を後悔していない。お気に入りになってスポットライトを浴びることも、裏で消耗することも、どちらも覚悟がいる。
そして、その覚悟を持てなかった私は、静かに表舞台を降りた。
“お気に入り”という言葉の重さ
ただ、時折テレビで新人タレントが急に売れ出すのを見ると、「彼女(彼)は今、どんな光と影の中にいるのだろう」と考えてしまう。
芸能界は、夢を叶える場所であり、同時に夢を試す場所でもある。
“お気に入り”という言葉の軽さの裏にある重さを、あの世界にいた人間はみな知っている。スポットライトが消えた後の暗闇の深さも、きっと同じくらい。
関連記事
ライフスタイル 新着一覧
子どもはいつだって、ママを助けたい、褒められたい、役に立ちたいと思っていますよね。だから、小さい子どもはママを喜ばせよ...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
【連載第65回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場!
「しっぽ...
皆さんは親知らずがまだ生えていますか? 筆者は30代になってもすべての親知らずが生えたままです。
歯は大切にしてい...
――『東京の中心に暮らす、ということ』…なんてね。
鈴木綾乃の頭の中にマンション販売のコピーのような、そんな言葉...
御茶ノ水駅が最寄りの持ち家に住む薬剤師の綾乃。2歳年上の夫・孝憲と4歳の娘・香那と3人家族で余裕ある生活を送る彼女は、...
御茶ノ水駅が最寄りの持ち家で2歳年上の夫・孝憲と4歳の娘・香那と3人家族で余裕ある生活を送る彼女は、ママ友と共に充実し...
久しぶりの仲間との時間が楽しくて、「あと1杯だけ」「あと10分だけ」を続けていたら終電を見送ってしまった。
だ...
ここ数年、自責思考・他責思考みたいな話題をよく見かけませんか? 私はもう見るたびに「うるせぇ~!」となっている反面、し...
近頃は地方移住が話題となっていますが、その逆に「地方では稼げないから上京する」男性も出てきています。
出張ホストや...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
2024年が明けました。今年は元旦から思いもよらないことが起こって、まさに辰年。大きな変化の年が始まったようでございま...
素敵な女性はいい香りがする――。
そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
同じ仕事でも、忙しいと時間は早く過ぎ、暇すぎると永遠に時計が止まったように見えるもの…。とはいえ、仕事の拘束時間なので...
青空が眼に染みると思ったら、しばらく空を見上げていなかった自分に気が付いた。
うつむいて歩くのがクセになってい...
















