福山雅治は“チーム大多”に踊らされた? フジ女子アナ飲み会問題は参加したら断れない“闇バイト”スキームか
フジテレビを巡る一連の問題で、第三者委員会が調査報告書で指摘していた元専務取締役の大多亮氏(66)と「男性有力番組出演者」との会合に女性アナウンサーらが呼ばれた件で、歌手・俳優の福山雅治(56)が参加していたことを「女性セブン」が報じ、波紋が広がっている。
記事によれば、福山は最初は大多氏との2人の食事から始まり、当初は仕事の話中心だったという。その後大多氏から「誰か連れて行ってもいい?」と提案があり、女子アナらの接待飲み会に変わっていったという。福山が「新人アナに会いたい」と発言した、福山の下ネタや性的会話を苦痛に感じる参加者もいたという話もあるが、本人は「ぼくがホスト側になったつもりで、招く側として場を盛り上げたいという思いでした」と「女性セブン」のインタビューで語っている。
福山といえば「ひとつ屋根の下」(1993年)の出演をきっかけに大ブレーク。その後「いつかまた逢える」(95年)で初主演し、以降東野圭吾の「ガリレオ」シリーズなどフジテレビの月9ドラマでキャリアアップした逸材である。そんな福山にとって、大多氏は取引先であり「有力番組のキーマン」であり、看板俳優に育ててもらった恩義もある。
元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう言う。
「港社長の“チーム港”に入ると出世が保証されるなどと話題になりましたが、“チーム大多”のメリットは“憧れの俳優とお近づきになれる”だったのでは。福山さん的には、起用してもらう側としてお誘いは断れないでしょうし、大多氏の意図を汲みとって下ネタも話す。一方の女性社員も福山さんと会えることで当初はウィンウィンだったのでは。そんな軽い気持ちで参加したものの、仕事と飲み会がセットになってしまって抜けられない状態になる……まさに気が付いたら取り込まれている“闇バイト”と同じスキームなのでは」
それでも月9ドラマの人気がダントツだから当時は文句も言えなかったのだろうが、結局、福山をダシに女性社員を集め、楽しんだのは大多氏だけということなのか。
「こうしたVIP待遇で俳優を独占していたから、月9俳優たちが他局に目もくれなかったというのも腑に落ちる。制作陣も先輩の背中を見て育ちますから、同様のスキームが局内にはまん延しているのではないでしょうか」(鎮目氏)
福山も“チーム大多”に踊らされた1人なのかもしれない。
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