イケメンより優しい人より「筋肉男子」好き! 今、そんな女性が増えているワケ。背景は“社会情勢”にあり?

内藤みか 作家
更新日:2025-08-21 11:45
投稿日:2025-08-21 11:45
 筋トレ男子が人気です。今までは「マッチョはちょっと怖い」と言っていた女性も、「やっぱり逞しい人がいい」と気持ちが切り替わりつつあるようです。

 それにはどういった事情があるのでしょうか。筋肉好きの女性に話を聞いてきました。

筋肉=男性の努力の証し

 これまでも「筋肉が好き!」と公言する女性はいましたが、多数派ではありませんでした。それまでは「イケメンが好き!」とか「優しい人が好き!」などという理由で男性を選ぶ女性が目立っていた気がします。一部には「お金持ちが好き!」という女性もいましたね。

 そんななか、筋肉男子が好きと主張してきた女性たちは、とにかく筋肉が大好きなのだと言います。自分自身もスポーツや筋トレが好きで、筋肉がある人を尊敬している人も少なくありません。

 筋肉を、その男性の努力の証しだと感じるのです。

筋肉男子が苦手な理由アレコレ

 一方で、筋肉男子はちょっと苦手…という女性もいました。苦手な理由でよく言われるのは、「重そう」ということです。マッチョに盛り上がった筋肉が全身についている男性とベッドインして上に乗られたら苦しいのでは…と怖がってしまうのです。

 また、家の中でもずっとトレーニングしているのではないか、トレーニング器材がたくさんあって一緒に暮らすと窮屈なのでは…などと心配する人もいます。

 つまりは、あまり筋肉男子の生態を知らないから不安がっていたわけです。

ふとしたきっかけで筋肉男子が好きになる

 アラフォーのA美さんも、今まで苦手だった筋肉男子が恋愛対象に加わった一人です。

 きっかけは、重いボストンバックを抱えて駅の階段を登っていた彼女に「持ちましょうか?」と爽やかに手を貸してくれた男性に遭遇したこと。その男性は、白いタンクトップから太くて逞しい腕が出ていたそうです。

「筋肉ある人って頼りになる」とほれぼれした彼女は、それ以降、マッチングアプリで筋肉男子を探すようになり、マッチョであれば顔は問わないというほどに。アプリで顔を出さず上半身裸の画像を出している男性でも、全然構わずやり取りをしているほどです。

筋肉男子のメリットとデメリット

 A美さんが筋肉男子にハマるきっかけとなった出来事のように、とにかく彼らにはパワーがあります。A美さんを軽々抱き上げてくれるかもしれませんし、その頼もしさに惹かれるというのも当然のことなのかも。

 一方では、それだけの筋肉を保つために、サプリやジムなどの費用がかかっている可能性もあります。体型維持のために厳しい食事制限を行う人もいるでしょうから、レストランで美味しいものを食べるデートができない可能性もあるでしょう。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


気になる彼と初対面デートの沈黙を回避! 仕込んでおきたい4つのモテ話題
 マッチングアプリなどで知り合った初対面の男性と初デートをするとき、「どんな話をすれば盛り上がる?」「好印象を残せる話題...
恋バナ調査隊 2023-12-08 06:00 ラブ
色恋営業? マッチングアプリに潜むホストの見分け方3つ
 ホストクラブの高額な売掛金が問題になっています。そのせいなのか、ホスト達も集客に苦労している模様。一部のホストはホスト...
内藤みか 2023-12-07 06:00 ラブ
上原多香子の“子連れ不倫”が物議…子供は全部知っているかも
 テレビでは、女優の広末涼子さんや、タレントのMEGUMIさんの夫でDragon Ashの降谷建志さんなど、芸能人の不倫...
恋バナ調査隊 2023-12-07 06:00 ラブ
“身体の関係”から沼に…本命になりたい時はどうすればいい?
「あの日、彼と寝てしまったけど、今、私たちってどんな関係なのかな?」  どちらかがちゃんと告白して付き合う前に一晩...
若林杏樹 2023-12-06 06:00 ラブ
貴女の度数は? カレに好かれるクリスマスver.「フェロモンジャッジ」
◇  素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高...
太田奈月 2023-12-11 19:22 ラブ
30女40女たちの大後悔! 恋は盲目とはいえ、貢いだ私のバカ話4選
 あなたは、男性に貢いだ経験がありますか? 「好きな人を振り向かせようと頑張っているだけ」と、自分を納得させて大金を使う...
2023-12-05 06:00 ラブ
いま彼との恋愛、見切らないと時間の無駄かも?「損切り基準」6項目
 アラサー・アラフォーになると「今の彼を失ったら結婚できないかも……」と不安を抱えるときもあるでしょう。  でも彼との...
恋バナ調査隊 2023-12-04 06:00 ラブ
運が悪かっただけ? 私が出会ったクズすぎた九州の男の特徴
 九州の男といえば、豪快で男気があり、人情に熱いイメージがありますよね。男らしい人がタイプの女性にはたまらないでしょう。...
恋バナ調査隊 2023-12-04 06:00 ラブ
「今度は生ませるから」自分の元から去った元カノに再び妊娠を迫る40男
「冷酷と激情のあいだvol.171〜女性編〜」では、交際中のモラハラを理由として、ドロ沼の末に恋人と別れた明美さん(38...
並木まき 2023-12-02 06:00 ラブ
「中絶費用払って…」復縁を懇願するモラハラ元彼に38歳女の切ない願い
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-12-02 06:00 ラブ
あんた何様ですか? いい加減つら、理想が高い夫を持つ妻たちの愚痴5選
 夫の理想が高ければ高いほど、妻たちの不満は膨らむ様子。「なんなのコイツ!」と怒りがこみあげ、離婚を考えるようになる女性...
恋バナ調査隊 2023-12-01 06:00 ラブ
コロナ後のいま“レス不倫”増殖中! 2度目も3度目も食事だけデートのワケ
 コロナが5類に移行してから、くすぶり始めているのが、不倫です。濃厚接触を避けていたコロナ禍では自粛傾向にあった禁断の関...
内藤みか 2023-11-30 06:00 ラブ
不倫も人生経験、不倫してよかったと語るツワモノたち 一体何を学んだ?
 誰もが「不倫はいけない恋愛」と思っているでしょう。でも「不倫してよかった」「不倫も人生経験の1つ」と考えるツワモノもい...
恋バナ調査隊 2023-11-30 06:00 ラブ
あなたは何のため? 女性が入籍・結婚を望む5つの理由を考えてみた
「大好きな人とずっと一緒に過ごしたいから」「子どもが欲しいから」などなど、結婚したい理由は人それぞれ。あなたが結婚したい...
恋バナ調査隊 2023-11-29 06:00 ラブ
男の「よく食べる人が好き」発言に裏ナシ? “食好き女”アピる前に読んで
「好きな女性のタイプは?」という質問に対して、「よく食べる女の子が好き!」と答える男性って結構いますよね。でも、その言葉...
恋バナ調査隊 2023-11-28 06:00 ラブ
家事をしない夫への「プチ仕返し」私ばっかりしんどいの、おかしくね?
 男女平等が常識になってきた現代ですが、まだまだ男女の差は存在します。その差が特に顕著なのが家庭の中。夫婦共働きであるに...
恋バナ調査隊 2023-11-28 06:00 ラブ