福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言
フジテレビ第三者委員会の報告書で指摘されていた「不適切な会合」への参加を報じられた福山雅治(56)。福山は“男性有力出演者”が、自身のことだと「女性セブン」(2025年9月4日号)の取材で認め、第三者委員会の調査への対応、会合が開かれた経緯などを説明した。
福山といえば、かつてパーソナリティーを務めていたラジオ「福山雅治のオールナイトニッポン」などで「下ネタ好きキャラ」がファンやリスナーの間では定着している。単に会合に出席し、下ネタ発言をしただけであれば問題はなさそうだが、吉高由里子(37)への過去の発言が、完全アウトではないかとXなどで話題になっている。
福山と吉高は、2013年4月期放送の月9ドラマ「ガリレオ」(フジテレビ系)で初共演している。事務所の後輩でもある吉高のために飲み会を開いた福山は、吉高がヌードになった映画「蛇にピアス」について触れ、「よかったよ…おっぱいが!」と口にし、それに対して吉高は、「私のおっぱい、いいでしょ?」と返した一件が報じられた。
「当時はドラマで共演した吉高さんの緊張を福山さんがほぐしてあげたという肯定的な見方がほとんどでした。ただ、今の価値観で冷静に考えると、前向きに捉えても完全アウトなセクハラ発言ですよね」(芸能ライター)
■番組で女子アナを“お触り”してしまった田原俊彦も
福山に限らず、昭和を駆け抜けた男性にとって、下ネタは一種のコミュニケーションツールの側面はあったのだろう。最近も、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」に出演した田原俊彦(64)が、女性アナウンサーの手に指で触れたり、男性器を連想させるような発言を繰り返し、TBSラジオが「番組を制作・放送した側として責任を重く受け止めている」との見解を示した。
「両者共にサービストークのつもりで、場が盛り上がればという思いでしてしまったことは間違いないでしょう。福山さんご自身も、女性セブンの取材で会合での下ネタ発言について『招く側として場を盛り上げたいという思い』からだったと述べていましたが、女性の中には、一定の年齢を超えた中高年男性が下ネタを言っているというだけで、不快になる人も実際いますからね。今まで許されていた福山さんの下ネタキャラが許されなくなったということは、単純に下ネタを言っても許されない年齢に福山さんがなってしまったということもあるのではないかと思います」(同)
もちろんいくつになっても、人を不快させてしまう可能性のある言動は避けるべきだが、内輪で下ネタが許されるのは、せいぜい若者ノリが許される20代までなのか。
今回の福山の下ネタ発言への嫌悪感は、“下ネタ好きな爽やかお兄さん”というキャラから、福山が若者と言えない年齢になっても、昔のキャラのまま下ネタを言っちゃう痛いおじさんになってしまったことが、浮き彫りとなってしまったことによるものもあるのかもしれない。
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56歳とは思えぬ爽やかさをキープし続ける福山雅治だが、隠し切れない部分も。関連記事【もっと読む】福山雅治「ラストマン」好調維持も懸案は“髪形”か…《さすがに老けた?》のからくり…では、福山に訪れた容姿の変化について伝えている。
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