「都合がいい時ばっかり!」未熟な若妻にイライラ…53歳の義母が下した“自己防衛”作戦

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-09-09 11:45
投稿日:2025-09-09 11:45
 息子が結婚をすれば、息子の妻(いわゆる「お嫁さん」)も家族の一員。だけど、“家族”だからこそ生まれる“摩擦”や“モヤモヤ”もあるのです。ときには、息子の妻のちょっとした言動が「困った!」と、周囲をざわつかせることも…!?

 では実際に、令和の義母はどんな女性に対して『困ったお嫁ちゃん』認定をするのでしょうか。日常のエピソードを切り取りながら、息子の妻と義実家とのリアルな関係性をのぞいてみましょう。

面倒になると向き合わず逃げるお嫁ちゃん

 登場するのは、53歳のアリサさん(仮名)。

 息子の妻は、20代前半。嫁姑問題とは縁遠いと思っていたアリサさんでしたが、意外な“困った壁”に直面しました。

「息子の妻は、私が『靴くらい揃えなさいよ〜』と軽く指摘をしただけで、不機嫌な顔になってスルッと逃げていくんです。

 それだけじゃなく、運転免許を持たない私が『重い荷物を買うから手伝ってほしい』と頼んでも、平気で知らん顔。

 どうやら息子の妻が考える“良い関係”とは、姑がお嫁さんに対して何も言わないことらしくて…。

 こちらからの要望や指摘は完全にスルーなのに、自分が外食したいお店を見つけたり孫に何かを買ってほしいときには嬉々として連絡をしてくるんです。困ったもんだわ! と、何度も頭を抱えましたよ」

【読まれています】「え、誰?」“親戚ズラ”する義母の親友にウンザリ…39歳女性が撃退した最強のカード

正面から対立はしたくないから

 息子の妻は、まだ20代前半。新卒で少し働いた経験はありますが、1年足らずで授かり婚。社会経験の少なさも影響しているのかもしれません。

 正面から対立はしたくない。しかし、あまりにもお嫁さんの言動は思いやりに欠けるのではないか…?

 アリサさんは数ヶ月悩んだ末に、ある決断をしました。

「もうね、“言っても変わらない人だ”と、ある意味で諦めることにしました。

 ほら、結婚でも友人関係でも『相手は変えられない』って聞くじゃないですか?だから私は、“関わらない勇気”を持つことにしました。

 孫は可愛いので孫には頻繁に会いたいですけどね、そのたびにお嫁さんに期待をしちゃうとイライラして損をするのは、こっちだから…」

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「なんで私が異動なの?」業務違反を報告→なぜか地方赴任に…恐怖の人事エピソード6選
「この状況でなんで私が異動させられるの?」「人事評価が腑に落ちない!」会社員として働いていると、こんなこともしばしば。 ...
忙しいのはお前だけじゃねえ! 家事をしない夫、自己中な友達…“多忙アピ”にイラついた話5選
 自分だけ忙しいと思ってる人に対してイラッとした経験はありませんか? 「こっちだって忙しいんだよ!」「そっちに合わせなき...
空に映える“にゃんたま”の尻尾、誇り高き騎士のよう…! 視線もハートも奪われちゃう♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
猛暑でも“元気すぎる”青い花。「アムロ、行きまーす!」ばりのタフな優秀選手、玄関に飾るのがオススメな理由
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋には、お庭や玄関まわりに植物を植え込む「植栽」なんてお仕事もございます。  店長が...
大好きなテレビ鑑賞中、ふと襲われた「不安感」はなんだ? 更年期、不調の新フェーズに突入か
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
土屋太鳳の“裏アカ”疑惑は他人事じゃない? いまや約3割が所有…恐怖の「誤爆ケース」4連発
 女優の土屋太鳳(30)の“裏アカ”流出疑惑が波紋を呼んでいます。いまや芸能人だけではなく、一般人も“裏アカ”を持つのが...
言いすぎー! 思春期な“我が子”のトンデモ暴言集。「うるせえ、スメアゴル」に笑っちゃったよ
 子どもから大人へと移行する時期と言われる思春期は、子育ての修羅場。私たち親も「反発したい年頃よね」と分かっているけれど...
元タレントが見た過酷な現実。芸能界で“誰かのお気に入り”になった女と拒んだ女の分かれ道
 世間を揺るがす芸能界の黒い噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。現在は清浄化が行われている芸...
ありえない“パワハラ職場”経験談6選。「先輩の指示で話せないの」って小学生かよ!?
 パワハラが問題視される時代ですが、今もなおパワハラが原因で退職に追い込まれている人が少なくないようです。今回はパワハラ...
43歳、推し活でお金は減った。でも後悔はない。“推し”と過ごしたあの頃の私を誇りに思う
 アラフィフに差しかかる少し前、私はK-POPの“推し”と出会いました。これまでも長くオタ活を続けてきましたが、その出会...
芸能人も公表…パニックに陥ったら「ダメな人間だ」と責めないで“怖い”と思っていい。今の自分を受け入れる大切さ【専門家監修】
 2012年に59歳で亡くなったロック歌手・桑名正博さんとアン・ルイス(68)の長男でミュージシャンの美勇士さんや、タレ...
魅惑の“にゃんたま”ツーショット♡ 2匹の背比べ、真の勝者は意外なところに?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】連載特別編「春山先生 幼少期の思い出」
【連載特別編】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!  11月下旬発...
【女名の植物クイズ】夏の花で「あの有名映画の主人公」と同じ名前の品種があるのは?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
理解不能すぎ!義実家の謎ルール6選。「トイレの水は3回分ためて流す」ってありえる?
 家事のやり方、生活の仕方、人付き合い……それぞれの家庭ごとに存在する「謎ルール」ってありますよね。それが義実家の謎ルー...
花火大会の“有料化”が増えた背景。3万円の高級席も…若者世代は「お金を払って見る」が当たり前?
 今夏も花火大会が大盛り上がり。特に日本三大花火大会の長岡花火は、開催直後のSNSでは観客が撮ってアップした写真や動画が...