花屋が一押し!敬老の日に「マリーゴールド」を贈りたい理由。長持ちさせるコツはある?

斑目茂美 開運花師
更新日:2025-09-10 11:45
投稿日:2025-09-10 11:45

マリーゴールドに宿る“護りと長寿”のちから

 まもなく今年も敬老の日がまいります。毎年「何を送ろうか」と迷ってっちゃいませんか?

「敬老の日」は「母の日」同様、お花屋の店先はおじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼントを求めるお客様で賑わいます。

 敬老の日の花といえば季節がらリンドウや洋菊が定番ですが、実はマリーゴールドも立派に役目を果たす“護りの花”なのでございますよ。

 マリーゴールドは「太陽の花」と呼ばれ、明るい橙や黄色の花びらが見た目からでも太陽のエネルギーを宿しているかのよう。

 和名は「万寿菊(まんじゅぎく)」。その名の通り、「寿(ことぶき)が万(よろず)に続く」と縁起のよい花でござんす。

 そんなマリーゴールドを敬老の日に贈るのは、単なる花ギフトを超えて「どうぞこれからも健やかで、長寿でありますように」という、魔除けと開運を兼ねた特別なメッセージになりますよ。

 孫からのちょっとしたサプ ライズとして、マリーゴールドの花束はもちろん、一輪添えるだけでも笑顔がこぼれちゃうこと請け合い。

マリーゴールドの長持ちポイント

「マリーゴールドって長持ちしないんじゃない?」という質問をよくいただきます。えぇ、ワタクシもそう思っておりました。ところがいくつかのポイントを押さえれば予想に反して驚くほど日持ちします。
  
 ポイントは毎日の水換えと茎の切り戻し、そして少ない水量ですな。多めの水を花瓶に…は心配ご無用。逆に元気がなくなります。

 購入する際には葉をまずチェック。バリッ! と勢いがある葉のものを選んでください。茎は水に触れた部分から痛んでいきますので、水量は控えめの5センチ程度。水を換えるたびにちょっとずつ切り口をカット。これだけがコツでございますよ。

 2週間程度日持ちする種類もございますので、なるべく丈長めのものがいいですな。色違いで複数を花瓶に飾るよし。一輪挿しに一輪でもかわいらしい。そしてスパイシーでちょっぴりパンチが効いた独特な香りは頭をスッキリさせてくれますわよ。

敬老の日にオススメいたします

 今年の敬老の日は、一輪でも最強の開運アイテム「マリーゴールド」を添えてみてくださいませ。

 魔除け・開運・長寿の三拍子を兼ね備えたこの花が、大切な方の健康と笑顔を守る、特別なギフトになりますわよ。 

 マリーゴールドの光に守られながら、明るい日々をお過ごしくださいますことを…遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ〜。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


豊洲の人生勝ち組妻でも幸せじゃない?彼女が裕福と引き換えに諦めた事
 独身時代は都心に暮らしていたが、結婚を機に武蔵境に暮らし始めた千佳。しかし、郊外のこの地を愛せない。そんな時、中学の同...
占い好きな成功者と占い好きな非成功者の違い…占いライターで一攫千金も
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
大人は「さようなら」とハッキリ言わないけど…
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
号泣しながら「愛の讃歌」を熱唱 なぜ人はスナックでダサい姿を晒すのか
 私はこれまで多くの夜の世界を見てきましたが、スナックは本当に不思議な場所です。  完全無欠のモテ人間ほど、なぜか...
この勇姿もあとわずか…去勢手術予定“たまたま”を記念撮影!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
春の行楽、御朱印集めはスタンプラリーと何が違う? 作法やタブーとは
 山形県東部にある山寺(山形市)で自らの行いについて考える出来事がありました。我よ、御朱印集めがスタンプラリーと化してい...
人は「趣味が合わない相手」と恋に落ちることがある
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「クリスマスローズ」で究極のほっぽらかし園芸!怠け者でも花いっぱい♡
 猫店長「さぶ」率いる我が花屋のある神奈川は地球温暖化の影響もあり、ここ近年の特徴は卒業式に桜咲くでしたが、今年は入学式...
立ち止まっていても時間が進むのなら…
 立ち止まっていても時間が進むのなら、いっそのこと急がなくても良いのかも。  人は人、自分は自分。
かわいい“たまたま”が大集合!夕暮れの集会の議題はなあに?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
結婚、出産、身分の違い…仲良かった友達に会いたくないのはダメな感情?
 学生時代を毎日一緒に過ごした親友。でも、年齢を重ねるに連れて「あんなに仲が良かった友達なのに、今ではもう会いたくない」...
「委ねる」は読めるかも? 「委しい、委せる」はなんて読むのかな
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
仕事帰り、ぶつかりおじさんのちかん被害に遭遇!?  私はどう対処すれば…
 先日、電車の中で「ぶつかりおじさん」に遭遇し、周囲に分からないような形で身体を触られました。あの時、自分はどんな対応を...
選ばなかった人生を歩む「もう1人の自分」と話してみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
魅惑の“たまたま”の横から…モデル!? に立候補した茶トラ君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
同僚A「昨夜、課長と歩いてました?」同僚B「私も見ました」って…。職場グループLINE公開処刑!!
 グループLINEは、仕事上でもとても便利な連絡ツールですが、時に意地の悪い人がいるのも現実…。  職場での公開処...