Snow Manの1人勝ちに歯止めをかけるか?timeleszとSixTONES、激化する“2番手争い”の行方

こじらぶ ライター
更新日:2025-09-15 11:45
投稿日:2025-09-15 11:45

1人勝ち状態が続くSnow Man

 嵐の活動休止以降、長らくSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所/以下SE社)は様々な指標でSnow Manの1人勝ち状態が続いてきた。

 それに次ぐ2番手とされてきたのはSnow Manと同時デビューしたSixTONESだったが、新メンバーオーディション「timelesz project -AUDITION-」(通称タイプロ)が大ヒットしたtimelesz(旧Sexy Zone)が、一気に彼らに追いつき追い越そうとしている。

 ただ、SixTONESもここにきて意地を見せ始めた。本稿では激化するSE社2番手争いに注目したい。

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勢いづくtimelesz、アーティスト路線のSixTONES

 まず、CDセールスを見ていくと、Snow Manは2020年のデビュー以降、全作品で初週70万~100万枚台以上を叩き出しているのに対し、SixTONESはおよそその半分で推移している。それでもオリコン年間ランキングベスト10の常連であり、SE社2番手として食い下がってきた。

 これに対し、2011年にデビューしたSexy ZoneのCDセールスは、概ね初週10万~20万枚台と事務所内でも決して高くなかった。

 だが、5人の新メンバーを迎えての新生timeleszとして放った今年6月発売のアルバム「FAM」はいきなり初週61.9万枚を記録。Sexy ZoneおよびSixTONESの全てのアルバムの初週売上を飛び越えた。

 また、新制timeleszとして初のCDシングル「Steal The Show / レシピ」が大型タイアップ付きで今年11月に発売を控えている。

 ライブ動員については、昨年5大ドームツアー、今年上半期に初のスタジアムライブを成功させたSnow Manにやや遅れをとりつつも、SixTONESも昨年4大ドームツアー、今年上半期に5大ドームツアーを敢行した。

 SixTONESはX JAPAN・YOSHIKI(59)、King Gnu・常田大希(33)、RADWIMPS・野田洋次郎(40)などから楽曲提供を受け、メンバー全員の高い歌唱力と旧ジャニとは一線を画すアーティスト路線で、ロックフェスでも観客をうならせてきた。

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STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

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