フジテレビ佐々木恭子アナ「サン!シャイン」で復帰の違和感と谷原章介“ゴマすり”姿勢のイヤな感じ

更新日:2025-09-13 17:03
投稿日:2025-09-13 17:00

 俳優の谷原章介(53)が12日、MCを務めるフジテレビ系情報番組「サン!シャイン」で、今月29日から同局の佐々木恭子アナ(52)がキャスターとしてレギュラー出演することを発表。谷原の不自然すぎる"持ち上げ"が物議を醸している。

 佐々木アナについて「アナウンサーとして報道人として現場で培った実績は番組の力になってくださると信じております」「人として女性として、そして職責を超えて誠実にいろんな問題に向き合う姿に僕は人としてとても信頼しています」などと紹介し、安心感がある佐々木アナに番組を支えてもらいたいと締めくくっている。

 SNSでは《中居君の件ではとんだ飛び火で佐々木アナは気の毒だった》《やっぱり、フジは甘いな》《そもそも冷めるレベルの、ほとぼりではないよ本人は禊が済んだと思っているが、世間はそう思ってない》などと賛否両論だが、元タレントの中居正広氏と元同局女性アナを巡る性的トラブルを発端とする問題で、名前が挙がった佐々木アナを起用することには疑問を持つ視聴者が多いようだ。

「退職した女性アナのケアを任された佐々木アナについては、フジテレビ側も第三者委員会も、心理学の専門家でもない立場で重い責務を背負わされたと同情を示しています。しかし、佐々木氏は7月の検証番組でVTR出演したのみ。少なくとも管理職の立場でありながら、問題を他人事のように振り返った姿に批判も上がりました。そして今回、禊を済ませた形として出演が決まりましたが、中居氏や被害者の顔が浮かぶとして快く思わない視聴者は少なくないでしょう。元フジの長谷川豊アナが告発した"おすぎ上納"疑惑も残ったまま。ただ、ビデオサーチの調査では2~3%しか取れていない『サン!シャイン』の次の一手として話題性があると考えたのでしょうが……」(番組制作会社関係者)

■炎上でしか話題にならない「サン!シャイン」

 同番組は、谷原やコメンテーターを務める歌手で俳優の武田鉄矢(76)がたびたび炎上発言をして話題になる程度。さらにこのタイミングでの佐々木アナ投入は、一過性の話題に過ぎないだろう。

「谷原さんが、番組の新キャスターになる佐々木さんについて人間性を褒め讃えていました。同局の社員である佐々木さんを同局の番組内で、持ち上げるのは不自然。彼女のイメージを回復させるための台本ありきの部分もあるでしょう。一方、谷原さん自身、度々の失言もあり、キャスター業には向いていないという声も上がるなか、俳優やバラエティー番組のMC業にシフトするにはライバルが多すぎる。フジテレビに"ゴマすり"するしかない現状もある。それが視聴者には痛々しく伝わっています」(芸能ライター)

 そもそも情報番組の進行は、若手や中堅アナアナの活躍の場。50代の管理職アナが戻る必要もないような……。

  ◇  ◇  ◇

 フジ女性アナの高齢化も深刻? 関連記事【こちらも読む】フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻…もあわせて読みたい。

エンタメ 新着一覧


『あんぱん』のど自慢といえば「ひよっこ」有村架純を思い出す。メイコが歌うのはどの歌なのか?
 夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田美桜)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることに。岩清水(倉悠貴)と歓喜...
桧山珠美 2025-07-03 18:11 エンタメ
TOKIO 国分太一騒動で危うい“料理イケメン”たち「男子ごはん」での気になる発言
 またひとり、旧ジャニーズのタレントが消えてしまいました。今度はTOKIOの国分太一(50)です。今月20日、無期限の活...
東海林(津田健次郎)はエラいのかポンコツなのか? ともあれ“ツダケン”の魅力的な演技に惚れ惚れ
 高知新報が夕刊発行の申請をし、のぶ(今田美桜)は編集長を任された東海林(津田健次郎)と先輩記者の岩清水(倉悠貴)と共に...
桧山珠美 2025-07-01 18:19 エンタメ
【再募集】2025春ドラマどうだった?面白かった&ガッカリを教えて!『あんぱん』『最後から二番目の恋』『対岸の家事』etc
 引き続き、2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。続々と最終回を迎えた4月よりスタートの春ドラマ、あなた...
「あんぱん」竹野内豊らが退場→津田健次郎と倉悠貴が新たに補充。イケメン好きにも優しい朝ドラに感謝したい
 闇市で渡された東海林(津田健次郎)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜)。しかし、東海林は全く記憶にない...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
さや香、バッテリィズ…意外と多い「不仲コンビ」にグッとくる理由。仲良し芸人だけが正解なのか?
 千鳥MC『相席食堂』(ABC/テレビ朝日系)の6月3日放送回にて、「カウンセリング相席」と称した、お笑いコンビ・流れ星...
『あんぱん』嵩(北村匠海)に“たっすいがー”の面影はない。のぶへの言葉が胸を打つ「正しい戦争なんか、あるわけがないんだ」
 空襲の焼け野原でひとり佇むのぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れて再会を果たす。釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞い...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
国分太一活動休止で消えた「TOKIO再集結」の光…木村拓哉に見せていた別の顔
 6月20日、複数のコンプライアンス違反があったとして、TOKIOの国分太一(50)が無期限の芸能活動休止を表明した。出...
こじらぶ 2025-06-25 07:50 エンタメ
大泉洋こそ“真のモテ男”じゃないか?「かくかくしかじか」の圧倒的な存在感に新たな一面を見た
  先日、いろんな意味で話題の映画「かくかくしかじか」を鑑賞してまいりました。「東京タラレバ娘」や「海月姫」などのヒット...
「あんぱん」のぶ、“落とし前”の付け方はそれでいいのか。次郎役の中島歩はあまりにも素晴らしかった
 終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶ(今田美桜)は病気が一向に回...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ