有吉弘行の“体形イジリ”&時代錯誤の演出に限界説も浮上…「夏休み」特番に《老害化?》の声
《芸能人の夏休み自慢って需要ある?》《芸能人の豪遊見たくない》
番組が放送される前からそんな声がネット上に目立っていたのが、9月6日放送の「有吉の夏休み2025 密着77時間in Hawaii」(フジテレビ系)。有吉弘行(51=写真)が仲間たちと夏休みを過ごすという内容で、今回で第13弾となるすっかりおなじみの夏の特番だ。ところが、今回は放送前も放送後も視聴者の評判は芳しくなかったようで……。
「このご時世ですからねえ。《芸能人のハワイ自慢、いらない》なんて声が出るのも仕方ないでしょう。ハワイ=日本人という時代でもない。もちろん金銭的な余裕があれば海外旅行もしたいですが、現実は厳しい。《芸能人のハワイでの夏休み自慢なんて見たくない》の声も出るし、自分の生活と遠すぎて内容を楽しむ余裕がありません」(エンタメ誌編集者)
さらに今回、放送後に《不快だった》《有吉も老害化?》と物議を醸してしまった原因は、有吉の野呂佳代(41)イジリである。今回の「夏休み」のメンバーはアンガールズの田中卓志(49)やみちょぱ(池田美優=26)などいつもの“取り巻き”に、新たに野呂が加わった。
たとえば、一行が訪れたホノルルの動物園。アジアゾウをじっと見つめる野呂に、有吉は「なんだ、親を見るように」「ゾウ語しゃべるなよ」とからかった。また、食べ放題のステーキハウスで野呂が食後の水を頼むと、「お砂糖はどうする?」と聞いたり……。
「有吉さんと野呂さんは旧知の仲。信頼関係は相当厚い。有吉さんには『野呂さんが目立っておいしいように』という意識もあったのでしょうが、今のご時世、体形イジリは《NO!》《笑えない!》です。有吉さんぐらいの地位にいる“大物”芸能人なら、意識して当然だったのかもしれません」と話すのは芸能ライターのエリザベス松本氏だ。
野呂への体形イジリといえば、2024年5月にハライチの岩井勇気(38)のXへの“失礼投稿”が炎上したことが記憶に新しい。岩井はバラエティー出演中の野呂の画面を写真に撮り、《野呂さんでかいなー》のひと言を添えて写真と共に投稿。瞬く間に《この時代に信じられない》と大炎上した。
「有吉さんは容姿などをいじる毒舌キャラで再ブレークしましたが、もう時代は変わったのだと、周囲のスタッフが進言しなかったのか。野呂さんがメンバーとなった時点で、『岩井さんの件もあるし、体形イジリはやめましょう』なんて打ち合わせもなかったのでしょうか。はたまた進言、アドバイスがあっても聞き入れない“裸の王様”状態なのか……」(芸能プロダクション幹部)
前出のエリザベス松本氏は「有吉さんの『夏休み』はだんだんと内輪ノリっぽいところが目立ちすぎてきたようにも思います。あまりにそういう面ばかりだと、視聴者がついていけないと離れてしまいますから。《芸人なら容姿や体形イジリ以外で笑わせて》《昔は好きな番組だったけど、最近はなんだかな》という指摘も多いですね」と話す。
一時代を築いた有吉にも“逆風”が吹き始めているのか……。
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バラエティーでの活躍が目立つ野呂佳代は、役者としても優秀な人物だ。関連記事【もっと読む】《野呂佳代が出るドラマにハズレなし》伝説ついに“終焉”危機…広瀬アリス「なんで私が神説教」が失速気味…では、本人の俳優としての活動について伝えている。
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