唐田えりかの出演決定が物議…フジ連ドラ「101回目のプロポーズ」続編 “話題優先キャスティング”に疑問の声
1991年に放送され、最終回で36%台の最高視聴率を記録したフジテレビ伝説の連ドラ「101回目のプロポーズ」。その続編の放送が決まったと8日に報じられ、ザワついている。タイトルは「102回目のプロポーズ」。34年ぶりの続編となるが、ネット上はウエルカム状態というわけでもない。
「101回目」の主演は浅野温子(64)と武田鉄矢(76)だったが、続編は唐田えりか(27=写真)と、「霜降り明星」のせいや(32)に。そして唐田の恋人役として伊藤健太郎(28)も出演する。今さらだが、唐田も伊藤も過去にいろいろあったのはご存じの通り。
「唐田さんも伊藤さんも不祥事を起こしたのは、もう5年前のこと。唐田さんは昨年9月に配信が始まったNetflixのドラマ『極悪女王』の熱演で女優としての評価は上がっています。伊藤さんも事務所を移籍し、“みそぎ”は済んだと言っていいでしょうが、わざわざ2人を共演させて話題作りにしようというフジテレビに対して《あざとい》などと批判の声が少なくありません」(ドラマ制作会社関係者)
実際、ネット上には、《このキャストで続編はどうなんだろう》《何だかなあって人選》と不安視、疑問視する書き込みがズラリと並ぶ。かつて「101回目」をリアタイ視聴したオールドファンの見方は《あの頃のドラマはあの頃の時代背景に合っているからいいのであって》などと、もっとシビアだ。
「唐田さんはスキャンダルをバネにして、いい女優さんになったと思います。ただ、それと続編のヒロインに抜擢されることとは別問題です。ネット上でも指摘されていましたが、『101回目』は、当時の浅野温子さんに高嶺の花という孤高のイメージがあったから成立したわけで、唐田さんに、そこまで“イイ女”という感じがあるかというと……」(元テレビ誌編集長)
浅野のように、並の男では手を出しづらい女性という役柄を演じ切れるかどうか。それは“みそぎ”うんぬんとは関係ない。
「せいやさんは20年放送の『テセウスの舟』(TBS)に始まり、何度かドラマにも出演しています。演技の心配はなさそうですが、ドラマそのものの風当たりが強いのは確か。妙なアンチの逆風に巻き込まれて、せいやさんまでバッシングされなければいいのですがね。注目度だけは高いだけに、大コケでもしたら“黒歴史”になりかねません」(前出のドラマ制作会社関係者)
それは唐田にとっても伊藤にとっても同様で、せっかくの“再評価ムード”に水を差さなければいいのだが……。
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さすがに最近はもう許された感のある唐田えりかだが、その女優開眼ぶりが凄まじいという。関連記事【もっと読む】唐田えりか『極悪女王』での開眼に《東出昌大 唯一の功績》との皮肉も…鬼気迫る髪切りデスマッチ…では、本人の変貌ぶりについて伝えている。
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