有吉弘行の“体形イジリ”&時代錯誤の演出に限界説も浮上…「夏休み」特番に《老害化?》の声

更新日:2025-09-13 17:03
投稿日:2025-09-13 17:00

《芸能人の夏休み自慢って需要ある?》《芸能人の豪遊見たくない》

 番組が放送される前からそんな声がネット上に目立っていたのが、9月6日放送の「有吉の夏休み2025 密着77時間in Hawaii」(フジテレビ系)。有吉弘行(51=写真)が仲間たちと夏休みを過ごすという内容で、今回で第13弾となるすっかりおなじみの夏の特番だ。ところが、今回は放送前も放送後も視聴者の評判は芳しくなかったようで……。

「このご時世ですからねえ。《芸能人のハワイ自慢、いらない》なんて声が出るのも仕方ないでしょう。ハワイ=日本人という時代でもない。もちろん金銭的な余裕があれば海外旅行もしたいですが、現実は厳しい。《芸能人のハワイでの夏休み自慢なんて見たくない》の声も出るし、自分の生活と遠すぎて内容を楽しむ余裕がありません」(エンタメ誌編集者)

 さらに今回、放送後に《不快だった》《有吉も老害化?》と物議を醸してしまった原因は、有吉の野呂佳代(41)イジリである。今回の「夏休み」のメンバーはアンガールズの田中卓志(49)やみちょぱ(池田美優=26)などいつもの“取り巻き”に、新たに野呂が加わった。

 たとえば、一行が訪れたホノルルの動物園。アジアゾウをじっと見つめる野呂に、有吉は「なんだ、親を見るように」「ゾウ語しゃべるなよ」とからかった。また、食べ放題のステーキハウスで野呂が食後の水を頼むと、「お砂糖はどうする?」と聞いたり……。

「有吉さんと野呂さんは旧知の仲。信頼関係は相当厚い。有吉さんには『野呂さんが目立っておいしいように』という意識もあったのでしょうが、今のご時世、体形イジリは《NO!》《笑えない!》です。有吉さんぐらいの地位にいる“大物”芸能人なら、意識して当然だったのかもしれません」と話すのは芸能ライターのエリザベス松本氏だ。

 野呂への体形イジリといえば、2024年5月にハライチの岩井勇気(38)のXへの“失礼投稿”が炎上したことが記憶に新しい。岩井はバラエティー出演中の野呂の画面を写真に撮り、《野呂さんでかいなー》のひと言を添えて写真と共に投稿。瞬く間に《この時代に信じられない》と大炎上した。

「有吉さんは容姿などをいじる毒舌キャラで再ブレークしましたが、もう時代は変わったのだと、周囲のスタッフが進言しなかったのか。野呂さんがメンバーとなった時点で、『岩井さんの件もあるし、体形イジリはやめましょう』なんて打ち合わせもなかったのでしょうか。はたまた進言、アドバイスがあっても聞き入れない“裸の王様”状態なのか……」(芸能プロダクション幹部)

 前出のエリザベス松本氏は「有吉さんの『夏休み』はだんだんと内輪ノリっぽいところが目立ちすぎてきたようにも思います。あまりにそういう面ばかりだと、視聴者がついていけないと離れてしまいますから。《芸人なら容姿や体形イジリ以外で笑わせて》《昔は好きな番組だったけど、最近はなんだかな》という指摘も多いですね」と話す。

 一時代を築いた有吉にも“逆風”が吹き始めているのか……。

  ◇  ◇  ◇

 バラエティーでの活躍が目立つ野呂佳代は、役者としても優秀な人物だ。関連記事【もっと読む】《野呂佳代が出るドラマにハズレなし》伝説ついに“終焉”危機…広瀬アリス「なんで私が神説教」が失速気味…では、本人の俳優としての活動について伝えている。

エンタメ 新着一覧


宮沢氷魚の文面にデキ婚とは言わせない圧…イケメン続々“獲られる”幕開け
「まさかやー」と思わず声をあげてしまいました。そうです。宮沢氷魚(29)と黒島結菜(26)の事実婚発表です。 「か...
元モー娘。加護亜依様の“セクシー女優匂わせ”が冗談に聞こえないワケ
 モーニング娘。黄金期の人気メンバーだったものの、現在はお騒がせタレント化してしまっている加護亜依。昨年も週刊誌やネット...
堺屋大地 2024-01-20 11:16 エンタメ
シン・スズ子誕生!タナケンに「面白いね」と言わしめたヒロインの魅力
 喜劇「舞台よ! 踊れ!」の幕が上がる。タナケン(生瀬勝久)に稽古ですべてを受け止めると言われたとおり、スズ子(趣里)は...
桧山珠美 2024-01-19 14:45 エンタメ
タナケン(生瀬勝久)の決め言葉、「どうだろうね」に込められた真意
 スズ子(趣里)は、不安を抱えたまま喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との舞台稽古を続けていた。  なんとかしようと、ス...
桧山珠美 2024-01-22 15:16 エンタメ
ブギウギ新章、タナケン役生瀬勝久の“顔芸”と「3枚の張り紙」が見もの
 小夜(富田望生)が付き人をやめると言って姿を消してから3カ月、愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。 ...
桧山珠美 2024-01-17 15:49 エンタメ
5年ぶり「おっさんずラブ」にコレジャナイ感?それでもいいと思うところ
 あの「おっさんずラブ」が5年ぶりに帰ってきました。2018年4月期にスタートした同作は、ピュア過ぎるおっさんたちの恋愛...
小夜(富田望生)の食い意地は国境を越えた!愛か、餌付けされただけか
 復学した愛助(水上恒司)は、スズ子の公演に触発され、いっそう勉学に励んでいた。  そして、公演が再開して以来、ス...
桧山珠美 2024-01-12 16:05 エンタメ
任侠ドラマ出演の高岡蒼佑様…小栗旬&芸能界批判に“かわいいチワワ”か!
 アウトローな役柄などで人気を博していた元俳優の高岡蒼佑。役者引退宣言をしていたものの、今年2月にリリースされる任侠ドラ...
堺屋大地 2024-01-11 06:00 エンタメ
朝ドラ名物の闇市、小夜の食い意地はタダモノじゃねえ!
 戦争が終わって3カ月、世の中の混乱は続き、スズ子(趣里)たちは未だ公演ができずにいた。  愛助(水上恒司)の病状...
桧山珠美 2024-01-09 14:50 エンタメ
歯に衣着せぬ小夜のキャラを生かしたブギウギ流「玉音放送」シーン
 終戦の日。スズ子(趣里)たちは巡業先の富山で玉音放送を聞く。りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。  ...
桧山珠美 2024-01-08 15:50 エンタメ
原作は4コマ漫画! 名作“ぎぼむす”のイケメントリオを味わい尽くそう
 新年あけましておめでとうございます。  例年であれば、大晦日は「ジャニーズカウントダウンライブ」で年越しするので...
特攻隊の前で「別れのブルース」、過去の“淡谷のり子物語”と異なる描き方
 1945年、日本の戦況はますます悪くなっていた。富山に慰問に来ているスズ子(趣里)は、女中の静枝(曽我廼家いろは)の話...
桧山珠美 2024-01-05 14:00 エンタメ
制作費の都合?「夜来香ラプソディ」音楽会シーンなしは残念すぎる
 上海の羽鳥善一(草彅剛)は、音楽会の準備を進めていた。羽鳥は、黎錦光(浩歌)が作曲した「夜来香」にブギを取り入れた音楽...
桧山珠美 2024-01-04 17:50 エンタメ
【2023年人気記事】マッチ様は逃げ上手と無責任のプロだった
【「残念プロフェッショナル」の流儀】  2023年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大き...
堺屋大地 2024-01-02 11:44 エンタメ
辻希美&杉浦太陽はニベアのCM…仲良しラブラブ芸能人夫婦はお金を生む
 元モーニング娘。のなかで1番の勝ち組は、やっぱり辻ちゃん(辻希美)でしょう。  先日も元モー娘。の中澤裕子、保田...