更新日:2025-09-29 08:00
投稿日:2025-09-29 08:00
生理痛がある女性の約3割に何らかの病気が隠れている?
「生理痛の原因は人によって異なり、痛みはあくまでも症状であり結果です。ただの生理痛だと思っていても、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因となっている場合もあり、検査をすると、生理痛がある女性の約3割に何らかの病気が見つかる印象です。
子宮内膜症は、不妊女性の約半数に認められると言われており、早めの発見・治療が必要です。
また子宮筋腫は良性の腫瘍ですが、出来る場所によって症状も変わり不妊の原因にもなってしまいます。腫瘍がかなり大きくなっても全く痛みがない患者さんもいて、自分で気付くのは難しいです。
面倒くさがらずに、定期的にきちんと婦人科検診を受けることが大切です」(横倉先生)
骨盤まわりの冷え・血流が悪いこと、ストレス過多なことが悪化の原因に
一方で病気がなくても月経時の痛みが強いケースには、どんな原因がありますか?
「病気が原因でない生理痛は“機能性月経困難症”と呼ばれますが、冷えや血行不良といった生活習慣の影響が大きいと考えられています。
お腹があいた服や薄着をしがちであったり、生活が不規則、冷房の中にずっといる時間が長くデスクワーク中心の仕事をしている女性など、骨盤まわりが冷えて血流が悪くなることで、痛みが強くなってしまうんです」(横倉先生)
その他に、特徴的な原因があるのでしょうか?
「PMS(月経前症候群)が重い場合、とくにストレス過多な生活が背景にある場合が多いです。PMSの典型的な症状は、イライラや憂うつ、眠気、頭痛、腹痛、むくみなど。その症状は200種類以上もあり、人によって内容も月によっても異なります。
多くの女性が少なからず何らかを経験していますが、生活に支障をきたすほど重くなる人も少なくありません」(横倉先生)
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