ぽっちゃり30女、地方街コンでまさかのモテ期到来!? ガッキー似の美人よりもチヤホヤされた納得の理由

世田谷乃たらこ
更新日:2025-09-23 11:45
投稿日:2025-09-23 11:45

地方街コンのプロ曰く「アプリより安全」

 地方街コンとは、東京や大都市以外のいわゆる「地方」で開催される婚活イベントのこと。大都市より少子高齢化や過疎化が進む地方では、自治体が婚活イベントを開催するケースもあります。

 地方街コンのプロである友人いわく、「地方でアプリを使うと、知り合いと分からずマッチしてしまう危険性がある。だから最初から街コンで出会ってしまった方が安全だったりする」とのこと。

 基礎知識を頭に叩き込んだ後、数年ぶりに会う友人と地方街コン会場へ。

 東京の婚活イベントは会議室やレンタルスペースで開催されることも多いが、今回参加したイベントの会場は居酒屋でした。地方活性化の意味も含むのか、飲食店での開催が普通だったりするそう。

 2対2の対面スタイルでイベントがスタート。女性は座席を固定されており、男性ペアが順番に回ってくる形式でした。周りを見る限り、女性は知り合いで来ている方ばかりで、男性はひとり参加もちらほら。東京は女性のピン参加も珍しくないので、ちょっと新鮮な景色。

 最初は公務員男性のペア。お二人とも真面目そうで、私の危険信号が点滅。これまでの婚活人生において、真面目な男性との相性が悪いことを自覚していたからです。

 ビビっていたのも束の間、結構するすると話せて「あら…?意外と話が続く…?」と自分でもびっくり。和やかな雰囲気のまま、次のペア、そのまた次のペアと進んでいきます。

ある異変。なんと話題が尽きない!

 3組目が終了した時点で、私は異変に気付きました。地方合コン、話題が尽きない!

「中学校どこですか?」「学生の時はどこに遊びに行ってましたか?」「あそこのゲームセンター、私も通ってました!」「へえ、そんなカフェがあるんですか~」など、地元が一緒だから話す軸が定まり、話題が展開しやすいのです。

 これがもし地元でない地方合コンだとしても、「おすすめの観光地、グルメ」「地方ならではの風習」などの話題で話しやすそうだなと感じました。東京の街コンイベントでわざわざ東京の話題を出すのは難しいので、これは「地方」という土地に軸を置いたイベントならではだと感じました。

 そしてもう一つの異変は、どの男性も割と好感触だったこと。男性陣が私に興味を持ってくれていることが伝わり、「我が婚活人生に一片の悔いなし」と昇天してしまいそうでした。

 ただ気になることと言えば、一緒に街コンに参戦している友達は非常に美人なのに、どうして私にばかり話題が集まるのか。友達は女優のガッキーに似ているが、私はお菓子のクッキーに似ている。

 それくらいビジュアルの差があるにも関わらず、私の方がモテている?私がぼーっとしている間に世界の価値観が変わったのか? なんて疑問を持ちながら、初めての地方街コンは幕を下ろしました。

世田谷乃たらこ
記事一覧
30歳で婚活を始めたライター。最近メキメキと太ってきたことが悩みだが、特にダイエットもせずに悩んでいるだけ。婚活パーティーと飲み会が趣味。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


クリスマスまで間に合うか!? 私が進行中の“彼氏作り大作戦”。マチアプで同時進行、女友達から攻めるetc.
 ハロウィンが終わり、クリスマスムードが漂ってくるこの季節。「今年こそは彼氏と過ごしたい!」そんな想いから、今まさに“恋...
恋バナ調査隊 2025-11-13 08:00 ラブ
特別だけど恋人じゃない。“名前のない関係”に揺らぐ4人の体験談。「夜を過ごしたのは一度だけ」
 恋人じゃないけど、他の人より特別。曖昧で切ない“名前のない関係”に心を揺らした経験はありませんか? 今回は、誰にも言え...
恋バナ調査隊 2025-11-12 08:00 ラブ
「もう離婚だ!」小さな不満が露わに――年代別に見る夫婦の危機の注意ポイント。どうすればうまく乗り越えられる?
 長い結婚生活を送っていると、いろいろな課題や困難に心が折れそうになることがありますよね。実は「夫婦の危機」は、年代別に...
恋バナ調査隊 2025-11-12 09:50 ラブ
若者世代で「キスはOK、その先はNG」が増えている? 性欲を“汚いもの”と決めつけるのは酷じゃないか
 先日Xで「キスやハグはいいけど、行為だけは無理」という投稿を見かけました。  そのコメント欄やリポストを眺めてい...
豆木メイ 2025-11-11 11:45 ラブ
40代でこう変わった! 私達の“理想の恋愛”5つのカタチ。「離婚後は初恋のようなトキメキを…」
 皆さん、40代になってからの恋愛観は、若いころと変わりましたか? それもと同じ? 酸いも甘いも経験したからこそ、「こう...
恋バナ調査隊 2025-11-11 08:00 ラブ
「推しは浮気」で破局!恋と推し活の両立うまくいく? 成功と失敗、6つの体験談。デート代<遠征代は当然♡
「推し」がいるあなたは、推し活にかける時間と恋愛にかける時間、どちらの方が長いでしょうか?   今回は恋愛と推し活...
恋バナ調査隊 2025-11-10 08:00 ラブ
また愚痴かよ…と思わないで~! 恋人の“仕事の文句”を受け止める5つの方法。愛を試されてるのかも?
 もし彼氏に、仕事の愚痴を言われたらあなたはなんと答えますか? 答え方を間違えると、二人の関係を悪くしてしまう可能性も…...
恋バナ調査隊 2025-11-10 08:00 ラブ
「絶好のネタじゃないですか」“アプリ婚”を必死に隠し通したい45歳男、婚約破棄も辞さない切実な理由
「冷酷と激情のあいだvol.271〜女性編〜」では、世間ではアプリ婚が一般的になっているにもかかわらず、結婚目前の恋人・...
並木まき 2025-11-08 11:45 ラブ
「絶対内緒にして」結婚目前、彼への信頼がたった一言で崩壊…。私たちの“出会い”はそんなに恥ずかしい?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-11-10 20:25 ラブ
覚悟を決めた! 彼に“告白”を決意させた3つのLINE。「不安になって…」で好意を確信、男性も勇気が欲しいのね
 意中の彼といい雰囲気の中、なかなか告白されず悩んでいる女性もいるでしょう。それなら、彼に“きっかけ”を作ってあげるとよ...
恋バナ調査隊 2025-11-08 08:00 ラブ
キス寸前で「30万かかる」50代女性が25歳イケメンに母性を刺激され…年下沼にハマった代償
 アプリやオンラインゲームのチャットを通じて年下の男の子と仲良くなったという既婚女性は少なくないのでは。  けれど...
内藤みか 2025-11-07 11:45 ラブ
「裏切者!」妻のネイルが頬を裂いて…男が直面した超修羅場。離婚の先にあった予想を裏切る結末
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-11-07 11:45 ラブ
「ホテル行ったって!」グループLINEで誤爆…ムムッ、さては付き合ってるな? 怪しい二人に気付いた瞬間
 社内にどう見ても怪しい二人がいると、「さては付き合ってるな」とピンときますよね。もちろん、恋愛は二人の問題。で、周囲が...
恋バナ調査隊 2025-11-07 08:00 ラブ
「なんでいつもフラれるの…?」男が“逃げたくなる女”の言動6つ。知らずにやってたら危険!
「いつも付き合う前にフラれる」「付き合っても必ずフラれる」なんて女性は、もしかしたら男性が逃げたくなる言動をしているかも...
恋バナ調査隊 2025-11-06 08:00 ラブ
2文字だけかーい!“会話レス夫婦”の困った生活。「雑談が苦手」でもやりすごせる3つのコツ
 夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なん...
2025-11-05 08:00 ラブ
脈ありじゃないの!? 絶対イケると思ったのに撃沈…裏切られた“男のセリフ”6つ
 今回は「脈ありだと思ってたけど結局違った」というガッカリエピソードをご紹介します。男性が言うこれらのセリフには、深い意...
恋バナ調査隊 2025-11-04 08:00 ラブ