永野芽郁との交際が発覚…“塩顔のイケメン”坂口健太郎の「次の一手」は?
【芸能界クロスロード】
俳優・坂口健太郎(34)の3歳年上ヘアメークとの同棲生活を週刊文春が報じた。4年近い同棲を続けていたなか、「永野芽郁とも交際。三角関係にあった」というものだった。
“塩顔のイケメン”の別な顔が明るみに出たが、振り返れば坂口は「共演者キラー」と呼ばれ波瑠、高畑充希と浮名を流してきた。永野を含め3人の朝ドラのヒロインを夢中にさせてきたわけである。
坂口を知る芸能関係者は「自分からマメに口説くより、女性のほうが夢中になる。タイプは違うが、昭和の火野正平のように母性本能をくすぐる」という。
モテ過ぎるあまり三角関係に陥った(?)坂口。所属事務所の対応は異例だった。
同棲の事実を認めたうえで山本又一朗会長は文春の取材に「反省しないといけない」と苦言を呈した。永野も事務所を通じ交際を認め、「別な方と交際していたことは存じ上げませんでした」と対応した。
永野は4月、坂口と同じ事務所の田中圭との不倫が発覚した際は、かたくなに否定したが、世間の反応は厳しく、多くの仕事を失い、実質的な自粛生活は今も続いている。
今回は坂口との関係を認めた。「過去の話。不倫でないこと。坂口サイドも対応していること」から、沈黙するほうが印象が悪いと考えたのだろう。
久しぶりに聞く“三角関係”の言葉。不倫以上にインパクトは強い。しかも、主人公は女性人気の高い坂口。大きな反響を呼んだ。
いち早く反応したか、17日放送の「ぽかぽか」(フジテレビ系)では2人の女性タレントが、過去に掛け持ちされた体験を語った。
水沢アキ(70)は過去に婚約していた俳優の二股交際を知り破談したことを明かした。歌手のあべ静江(73)は交際中だった男性から他に3人の女性がいたという四股されたことを告白。坂口の三角関係がかすんでしまうような話だが、二股を掛けた男は悪者で、女性はある種の被害者の構図はいつの時代も変わらない。「ひどい男」と女性の敵となり矢面に立たされる。
2012年には、塩谷瞬の二股騒動もあった。料理研究家の女性とモデルの冨永愛との二股交際が発覚。各局のワイドショーが活発だった時期で、女性リポーターを中心に塩谷を囲み取材で追い込み、涙で謝罪させた。
各局とも芸能ニュースを扱わない現在、坂口が二の舞いになることはないが、会長に非難されたダメージは大きい。
坂口は阿部寛や大沢たかおを輩出した芸能界への登竜門「メンズ・ノンノ」の出身。俳優に転身後、堅実にキャリアを積んできたが、世間に広く認知されたのは21年の朝ドラ「おかえりモネ」で演じた医師役だった。「爽やかな好青年」と茶の間を魅了。事務所の先輩・小栗旬主演の大河「鎌倉殿の13人」にも出演した。
その後は民放で主役の座に就いたが、23年の春ドラで医師、夏ドラでは刑事役。同じ日本テレビで連続主演という例を見ない策に出たが、両ドラマとも数字は伸びず。以後、俳優業は尻すぼみ状態になった。
いまだに坂口に代表作と呼べるものはなく、朝ドラの「菅波先生」が代名詞。この現状を坂口も把握しているのか、「世界に飛び出して活躍したい」と仕事に専念するため同棲相手と別れたというが、「自分勝手な行動。世界の前に日本で地を固めるのが先決」と批判的な声も出ている。
10月公開の主演映画「盤上の向日葵」が釜山国際映画祭に続き日本での舞台挨拶も控える。田中、永野もスキャンダル報道後に映画が公開される間の悪さ。2人は沈黙していたが、坂口はどう応じる?
(二田一比古/ジャーナリスト)
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