スマホ社会にゾゾッ…。65歳童貞、アナログ人間に世間は厳しい? 僕が“鉛筆”にこだわる壮大な理由

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2025-10-11 08:00
投稿日:2025-10-11 08:00

資料保存に日本の和紙

 昔から本や雑誌を捨てられないタイプで、お気に入りの音楽や映画は今でもCDやDVDで楽しんでいるんだけど、最近のパソコンはDVDを入れるところもないって本当?

 CDやDVDが出てきたときは「レコードやビデオテープのように劣化しません!」という触れ込みだったのに、購入して数十年もすると音が飛んだり画面にノイズが入ったりして、作品が再生できなくなることが増えた。

 猛暑とかの影響もあると思うけど、残念ながらデジタルのデータは永遠ではなかったみたいだ。

 一方、米ワシントンの国立公文書館では歴史的文書の“原本”の保存の際に「日本の和紙」が使われているんだから、すごいよね。

 軽くて丈夫、水にも強くて美しい風合いを持ち、正しく保管すれば千年以上の保存にも耐えられるみたいだから、人類の英知や表現を未来に引き継ぐのは、和紙のような“安定のアナログ”なのかも?

鉛筆で過去とつながる?

 実はこの連載、400字詰めの原稿用紙に鉛筆で書いている。ボールペンでもいいんだけど、鉛筆で書く感触が好きなんだ。

 鉛筆の芯の材料である黒鉛(こくえん)は、もともとは古代の生物の化石。そう考えると、何億年も昔の世界とつながるようで、巨大で神秘的な宇宙のバイブスを感じるのはオレだけ?(笑)

 時代の波に乗りそびれたオレみたいな人間は“化石”かもしれないけど、まだまだ似たような人も多いはず。

 デジタルに乗り切れない人間を切り捨てるんじゃなくて、アナログと共存したハイブリットな世の中であってほしいね。

 それではBye Bye、次回も夜露死苦!!

【アキラのオマコラ(オマケコラム)】

 ノートも紙も鉛筆も、木からできている。つまり、紙に鉛筆で文字を書くことは、広い意味で「自然」と触れ合っているようなもの。

 本だって、もともとは木だからね。暇に飽かせて、毎日お気に入りの本屋をパトロールしているんだけど、大量の本に囲まれていると不思議と心が落ち着いて、“森の中”にいるように感じる。

 逆に、大量のパソコンが並ぶオフィスってネガティブな空気が漂ってない~? いつもどこかで大量の電子機器が熱を発してるんだから、そりゃあ世界中が暑くなるわけだ。今年の夏も本当に暑かったなぁ。童貞戦線、本日も異状なし!

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

ライフスタイル 新着一覧


メン地下「推し活」でメンタル崩壊、ストーカー寸前…沼りすぎた女たちの壮絶リアルな体験談
 いろんな意味で話題の「メン地下(=メンズ地下アイドル)」は、激しいハマり方をする女性ファンが多いことでも有名です。 ...
義母からの過干渉が「上司より怖い…」30歳新妻を追い詰めた“凶器”のようなLINE
 私の友人ユリ(30歳・事務職)が結婚して半年。幸せいっぱいの新婚生活を想像していた彼女を待っていたのは、思わぬ“監視網...
やってもた! 買って後悔した“便利グッズと家電”無駄遣いエピソード。バナナケースってマジで何で買った?
 今日も日本中で便利グッズや便利家電が生み出されています。でも、中には便利なはずなのに使ってみると「絶対いらないわ…」と...
マイメロがちょこん♡ 100均の“ワッペン”で服がめちゃ可愛くなった! 芸能人もハマる、手芸が密かなブーム?
 もともと裁縫が好きで洋服や小物を作るのを趣味としていたのですが、引越しのタイミングでミシンを仕舞い込んでから、すっかり...
おばば軍団から聞いた不思議な話。植物のパワーって本当にある? 花屋おすすめの“魔除けになる”飾り方
 ワタクシはいわゆる「スピなお話」が「都市伝説」関連と合わせて大好物でございます。  仕事柄、葬祭や宗教関係の方々...
姑の「無事でよかった」にウルッ…。義母からの“心に染みた一言”4つ。「うちの宝よ」って照れくさいなあ!
“姑”と聞くと「うわぁ…」とマイナスなイメージが浮かぶ人もいるかもしれませんが、素敵な姑も存在するもの。そんな姑をもつ女...
猫さま「ただ受け止めよ…」風に身を任せる“にゃんたま”のありがた~い説法が聞こえる?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スター猫ににゃんたま総長まで。個性的なモフモフが大集合! 秋に愛でたい8連発♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年8月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
中年の“集中力”はどこに消えた? 若い頃と「同じ脳じゃない」と気づいた私の小さな工夫
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
なんで全部マネするの?次男の妻が意味不明…悩む57歳義母が見つけた意外な突破口
 かつての嫁姑問題といえば「同居」や「家事」、「子育て」をめぐる衝突が定番でした。しかし令和の時代を迎え、別居が当たり前...
“イヤホン女子”は狙われる? 知っておきたい夜道のNG行動と自衛テクニック
 悲しいことに、女性をターゲットにした物騒な事件が続いています。日頃から防犯意識を高め、対策をしておきましょう。今回は特...
で、出た~! 絶対に謝らない奴らのお通りだ。友人・職場・恋人のトンデモエピ7連発。逆切れに納得いかない…
「明らかにあなたが悪いよね?」という場面でも、絶対に謝らない人、いますよね。素直に「ごめんね」の一言を言えば済む話なのに...
私だって一人になりたい! 家族は大切だけど…ママが「自分時間」を確保する工夫と伝え方6つ
 夫や家族と過ごす毎日は幸せいっぱいだけれど、たまには「ひとりになりたい」と感じることってありますよね。特に、小さな子供...
「味噌汁の味を覚えないのよ~」義母の“昭和な価値観”に苦しめられ…28歳新妻が取った静かな逆襲
 幸せなはずの新婚生活に影を落としたのは、姑からの「お嫁さんなんだから当然」という圧力と、夫の無関心だった――。令和の時...
猫のしっぽがピン! 誰を待ってるの? 幸せの黄色い花に映える“にゃんたま”見せて♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ぼっち上等! 私が“ママ友”を作らないワケ6選「子どもの言葉で目が覚めて…」
 ママ友がいないことに焦りや不安を抱えている人もいるでしょう。でも「あえてママ友を作らない」という人もいるもの。そんなマ...