35歳すぎたら肌課金すべき? 美容部員が教える「正解スキンケア」。高級コスメとプチプラの“リアルな実力”

中村未来 ライター
更新日:2025-10-15 11:45
投稿日:2025-10-15 11:45

同じ成分のデパコスとプチプラ、効果は同等なの?

 アラフォーになったらスキンケアアイテムにも課金すべきですか? SNSを見ていて「素敵だな」と思う人はもれなくみんな、お高いスキンケアアイテムを使っています。

「年齢が上がるにつれて、スキンケアアイテムに求められる機能も増えていきます。高額になるのはそのためです。デパコスも、良い成分を配合しているので、その分、プチプラアイテムよりも効果が期待できます」

 でも、デパコスと同じ成分が配合されているプチプラ商品もありますよね。たとえば、ルナソルの洗顔と、ビオレの洗顔は成分が似ているうえに、生産会社が同じだという噂です。

 あと、HAKUとアクアレーベルは、どちらも資生堂だから美白有効成分が同じだとか。効果も同じなんでしょうか?

「いえ、成分が同じでも、デパコスとプチプラでは処方が違います。具体的には、浸透率や肌の中でどう作用していくかなど、アイテムによって違うんです。高価格帯のデパコスはこの研究や開発にお金をかけているから、必然的に値段も高くなります。

 もちろん、個人の経済事情もあるので、プチプラでもいいとは思います。でも同じ成分だからと安易にプチプラを使うのは、お金の無駄になっちゃうかなとは思います」

広告費をかけている=イチオシの商品

 広告費についてはどうですか? KOSEは大谷翔平を起用してます。開発にお金がかかると言うけど、広告費も莫大ですよね。

「今の時代、本当に良いものじゃないと商品が売れません。ユーザーも美容知識をすごく持っているし、『成分買い』する人もいるほど。各社からどんどん良いものが登場するので、買ってもらうための企業努力は凄まじいですよ。

 まずは一回買ってもらうために、有名芸能人を広告に起用するのは当然です。裏を返せば、会社がそれだけ“売りたい商品”とも言えます」

中村未来
記事一覧
ライター
学生時代からライター業をはじめ、書籍や雑誌、パンフレットなど、ざまざまな媒体で執筆。現在は演劇や美術、漫画など、アートやエンターテイメント関連の取材執筆が中心。ライター業とともに、舞台やラジオなどのシナリオライターとしても活動中。
●個人サイト

ライフスタイル 新着一覧


自分時間は“秒”レベル! 忙しい主婦が行う「人に言えない」家事手抜き術
 世の中の40代女性は仕事に家事に育児にと、とても忙しいですよね。毎日きちんと家事をこなしていたら、自分の時間なんて1分...
見られてる?カメラマンの念に気付いた“たまたま”の緊迫表情
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
18万円の“最新ルンバ”をレンタルしてみた! 2023.6.8(木)
 お家にルンバを置くのは、ちょっとした憧れだったりします。最新モデルの性能はかなり上がっているようで、お値段もお高めです...
おっさん上司じゃなくても悩む 知っておきたいZ世代部下との付き合い方
 仕事経験も増えたアラサー・アラフォーには、部下を持っている女性もいるでしょう。中には、部下との付き合い方に悩んでいる人...
季節が変わったことにようやく気がついた 2023.6.7(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
女性から男性に花を贈るのはアリかナシか【4つのデメリット解消法付き】
 唐突ですが、男性への贈り物って迷いませんか?  ワタクシはマジで困っております。彼氏やご主人様の場合は、お酒や洋...
雨も味方に…オスに効くフェロモンジャッジ!貴女の度数は【6月前半】
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
「悩んだらオカマバーに…」先生に言われた思い出の言葉&意味深な名言
 学生時代の思い出は濃厚で、何年経ってもふとした瞬間に思い出しますよね。特に、お世話になった恩師に言われた言葉が人生の指...
無印良品で発見!激推し“夏支度アイテム”4選 2023.6.6(火)
 6月に入って蒸し暑い日が増えましたね。夏はもうすぐそこ! 今回は、「無印良品」で見つけた夏支度にピッタリなアイテムを4...
「怪しいヤツはいないにゃ?」パトロール中の“たまたま”をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
昭和にタイムスリップと思ったら、あれれ? 2023.6.5(月)
 ノスタルジックな店先の風景。  まるで瞬間的に昭和にタイムスリップしたようだが、卵の値段に現実に引き戻される。 ...
賞味期限切れのヨーグルト そのまま食べる以外のアレンジ法
 美容にも健康にも良いヨーグルトは、女性に人気ですよね! でも、食べ切れず、気がついたら賞味期限が切れてしまっていること...
「ご飯行こ」→「なんで?」の一言返し 避けられてる気がするLINE3選
 LINEは相手の表情や話し方が分からないため、文面だけで相手の気持ちを汲みとらなければいけません。  場合によっては...
ちゃんと眠れてる? 休める時に休もうね 2023.6.4(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
爪噛み、鼻ほじ、風呂排尿…やめられない「私の悪習慣」から卒業する方法
 人間、生きていれば一つや二つくらいは人には言えない「やめられない習慣」があるもの。やめたいと思っていても、ついやってし...
セックスは嗜好品ですか? 子宮頸がんサバイバーの性生活を語ります
 日本人の2人に1人が罹患するといわれる「がん」。  ひと昔前なら不治の病とされていましたが、今は早期発見と手術や...
2023-06-22 18:37 ライフスタイル