片山さつき氏が財務大臣就任でタレントとの“二足のわらじ”はどうなる? かつてのギャラは年1500万円とも

更新日:2025-10-23 10:58
投稿日:2025-10-23 10:55

 高市早苗内閣で、財務相に起用された片山さつき氏(66)が芸能プロに“所属”していたことで話題になっている。エジプト出身のタレント、フィフィ(49)がXで「財務省の裏の裏まで精通している片山さつきさんですからね、高市さんの本気度!すごい」としたあと、「同じサンミュージック所属としても、片山さつきさんの起用は本当に嬉しい! ※ちなみに大臣の間は“タレントとしての活動”はできなくなるそうです」とコメントしたのである。事務所HPを開くと、なるほど片山氏はタレントリストに顔写真とともに載っている。

「『週刊朝日』2018年10月5日号は『現千葉県知事(当時)の森田健作氏が縁で、大手芸能事務所と契約していた』と芸能事務所関係者のコメントを伝え、この関係者は『TVタックルなど多くのバラエティ番組に出演して顔を売っていました』と言葉を重ねています。片山氏は『クラウドキャスティング』などにも登録していて、『タレント・著名人 / 専門家・スペシャリスト』『モデル、インフルエンサー、タレント、芸能人』で出演オファーを受け付けている。ご本人は『一般メディアを通じて広く社会に意見を伝えるため』などとコメントしています」

 とは、某ワイドショー芸能デスク。

「『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)に『プライムニュース』(BSフジ)、『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)など、たくさんのテレビ出演歴があり、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)にも出たことがあるそうです。そうやって政治家にしてテレビタレントという二足のわらじを履き、独自のポジションを築いていったのでしょうね」(同)

■タレントとしてのギャラは年1500万円だった?

 某芸能プロデューサーはこう言う。

「やはりテレビ出演をしていた、ある元衆議院議員の男性は『プロダクションに所属していないと、テレビの制作会社は出演料を払わなかったり、打ち合わせと違う扱いをしたりする。だからプロダクションに入りたい』と話していました。片山氏は芸能プロ所属として、あくまで推定ですが講演が1回あたりギャラ20万~50万円、テレビの討論番組出演で5万~10万円だったそうです。現在ではありませんが年間500万~1500万円(推定)ほどという数字もあるようです。年収ベースで2000万円を超える参院議員の副業としてみても、かなりの稼ぎではないでしょうか」

 片山氏は東大法卒で1982年に旧大蔵省入省。主税局調査課から主計局主査、主計局主計企画官などを経て2004年、女性初の主計局主計官になったことで知られる。タレントなど、いくつもの顔を持ち、活躍してきた片山氏には「さすが財務官僚あがりの財テク」というコメントも業界からあがっているようだ。気になる“今後”についてサンミュージックに聞くと、「財務大臣在任中の片山氏の活動は財務省がサポートし、我々は関与しません。正確には『所属』ではなく『業務提携』なのですが、現時点で提携解消の予定などはございません」(担当者)とのことだった。

  ◇  ◇  ◇

 関連記事では『高市新政権“激ヤバ議員”登用のワケ…閣僚起用報道の片山さつき氏&松島みどり氏は疑惑で大炎上の過去』なども必読だ。

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」紅白未出場、浅田美代子の歌唱をここで聞けるとは。吉田鋼太郎の笑顔もグッとくる
 三姉妹揃っての朝田家ご帰還。朝ということは、蘭子(河合優実)は昨夜、のぶの家にお泊りしたのでしょうか。ならば、久々の三...
桧山珠美 2025-07-17 17:39 エンタメ
選挙 行ってみなきゃ言えなくね? 人気男性グループが“ラップ”で投票を呼びかけ「最高!」「こんなアイドルいる?」と反響
 7月20日に行われる第27回参議院議員通常選挙(以下、参議院選挙)を控え、11人組ボーイズグループ・INIの池崎理人さ...
「あんぱん」薪鉄子が持つ“小道具”の細かさに気づいた? すれ違いコントは見なかったことにします
 鉄子(戸田恵子)からの電話に出た東海林(津田健次郎)は、ひとり考え込んでいた。鉄子がそんなに怒っていたのかと、慌てて謝...
桧山珠美 2025-07-16 17:31 エンタメ
もはや『M-1』は芸人だけのものじゃない? 万博、地方創生…吉本が目指す“次のフェーズ”
 6月25日、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(テレビ朝日系)の開催会見が東京・渋谷よしもと漫才劇場で開かれ...
令和ロマン・高比良くるまが“騒動”で得た「天下を獲る」ために必要な武器
 オンラインカジノ問題をめぐって活動を休止していた令和ロマンの高比良くるまさんが4月28日、約2か月ぶりに復帰しました。...
田原俊彦よ、「※ただしイケメンに限る」はもう通用しない。世のオジサンは彼の“勘違い”から学ぶべし
 6月15日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)にて、ゲスト出演した田原俊彦が、女性アナウンサーにセクハラを...
堺屋大地 2025-07-14 11:50 エンタメ
【募集】夏ドラマ何見る? 期待してる&ガッカリを教えて!『ひとりでしにたい』『ちはやふる』『しあわせな結婚』etc
 コクハクでは2025年名夏ドラマを対象としたアンケートを実施します。7月よりスタートする夏ドラマ、「期待している」「面...
「あんぱん」嵩らの“腹痛”は史実とちょっと違う? 懐かしい2人の登場には狂喜乱舞! 生きていてよかった…
 東京に到着したのぶ(今田美桜)たちは、さっそく聞き込みを始めるが「ガード下の女王」はなかなか見つからない。みんなで屋台...
桧山珠美 2025-07-11 18:33 エンタメ
「あんぱん」メイコ、夢はお嫁さんでいいのか? 健太郎(高橋文哉)ともう1人の“三角関係”を妄想する
 東京出張の前日。みんなで取材する代議士の資料を確認していたのぶ(今田美桜)は、岩清水(倉悠貴)が話す「ガード下の女王」...
桧山珠美 2025-07-10 18:34 エンタメ
timelesz、新体制が“古参ファン”に受け入れられる日は来るのか? 旧ジャニ「シャッフルメドレー」不参加の賛否
 7月5日、櫻井翔(43)が総合司会を務める音楽特番「THE MUSIC DAY 2025」(日本テレビ系)が放送され、...
こじらぶ 2025-07-10 11:50 エンタメ
石田ひかり53歳、今を生きる女性に伝えたい“楽しく生きていく”ためのメッセージ|映画『ルノワール』
 1986年のデビューから、映画『ふたり』『はるか、ノスタルジイ』や、連続ドラマ『悪女』、連続テレビ小説『ひらり』、『あ...
望月ふみ 2025-07-10 11:50 エンタメ
『あんぱん』ツダケンの“にゃあ”が秀逸だにゃあ!「月刊くじら」には色々とツッコミどころもあるが
『月刊くじら』創刊号は2日で2000部を売り切り、好調な滑り出しを見せる。嵩(北村匠海)は『月刊くじら』編集部に異動に。...
桧山珠美 2025-07-09 17:00 エンタメ
【10万いいね】鈴木えみ、20年前→現在の比較写真が“美しすぎる”と絶賛「変わらなすぎ!」「今の方が可愛い説まである」
 ファッションモデルから俳優業まで、幅広い分野で活躍する鈴木えみさん(39)。2025年7月7日に自身のInstagra...
春ドラマの評判を調査!本命『最後から二番目の恋』は2位。1位は意外な快進撃。日常系が人気、刺激疲れか?
 2025年の春ドラマが、次々とフィナーレ。今期はSNSでバズった顔ぶれも多く、ドラマファンからしても楽しいシーズンだっ...
「あんぱん」嵩は受かるのか…って次週予告編でネタバレか? アンパンマン声優の姿もチラリ
 のぶ(今田美桜)の家で暮らすことになったメイコ(原菜乃華)は、夢に向かって一歩を踏み出す。そしてのぶも、月刊誌の刊行に...
桧山珠美 2025-07-05 08:00 エンタメ
『あんぱん』のど自慢といえば「ひよっこ」有村架純を思い出す。メイコが歌うのはどの歌なのか?
 夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田美桜)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることに。岩清水(倉悠貴)と歓喜...
桧山珠美 2025-07-03 18:11 エンタメ