「絶対内緒にして」結婚目前、彼への信頼がたった一言で崩壊…。私たちの“出会い”はそんなに恥ずかしい?

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-11-08 11:45
投稿日:2025-11-08 11:45
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

40歳、結婚目前だけど…

 40歳の理恵さん(仮名)は、アプリで知り合った45歳のヨウスケさん(仮名)と結婚目前。

 しかし、ヨウスケさんの“あるひと言”をきっかけに、彼への信頼が完全に崩れてしまい、このまま結婚へと進んでいいものか深く悩んでいます。

「出会ったのは半年ほど前で、2回目のデートで関係をもって、そのまま交際がスタートしました。

 アプリで知り合ったので、お互いに結婚前提の恋人を探していて。だから実際に会ってからの展開は早かったですね。自然な成り行きでした。

 でも…、ヨウスケさんのひと言で、彼を信用できなくなってしまったんです…」

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「アプリ婚を内緒にして」ってなんで?

 ふたりはすでに婚約を済ませていて、つい先日、婚約指輪を一緒に選ぶために出かけたところ事件が勃発。

「指輪を見てまわっているときに、彼がいきなり『アプリ婚ってことは、周りには内緒にして』って言ってきたんです。特に『両親と仲間には絶対に伏せて』って言われて…」

 ヨウスケさんからは、保守的な親に不必要な心配をかけたくない、仲間内から余計な詮索をされたくない、と説明されましたが、理恵さんは納得できないと首を振ります。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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