「ばけばけ」“女中”が意味するのはどっち? おトキ(髙石あかり)のうらめしい世の中は続く…

桧山珠美 TVコラムニスト
更新日:2025-11-08 12:45
投稿日:2025-11-08 12:45

第6週「ドコ、モ、ジゴク。」#30

 ヘブン(トミー・バストウ)は錦織(吉沢亮)と一緒に借家へ引っ越しをしていた。新居に満足気なヘブンだったが、いまだ女中が決まらないことに、いらだちをおぼえる。

 一方、三之丞(板垣李光人)と再会したトキ(髙石あかり)は、松江を離れたはずのタエ(北川景子)と三之丞が再び戻ってきた経緯を聞くことになる。トキはその帰り道に再び、物乞いをするタエの姿を目にするのだった。

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【本日のツボ】

「デモ…ワタシ…ニンキ ナイ」

 ※※以下、ネタバレあります※※

 ヘブンと錦織が台車で荷物を運んでいます。そこに居合わせた松江新報の記者・梶谷(岩崎う大)も台車を押すのを手伝わされてそのまま、角を曲がった先の一軒家に。花田旅館と引っ越し先の一軒家は、目と鼻の先でした。

 ヘブンに「ええお住まいですのう」と梶谷が声を掛けると、「あとは女中が来れば完璧です」とヘブン。「女中、早く欲しいですよね?」と梶谷が意味ありげな表情で訊くと、「もちろん、日本の暮らしは楽しい、けど難しい。けど、女中がいたら楽しいだけになる」とヘブン。「うん、楽しい、楽しい」とおどけて見せる梶谷。

 が、ヘブンはというと「デモ…ワタシ…ニンキ ナイ」とため息。女中になってくれる人が見つからない苛立ちだけでなく、どこか寂しげにも見えます。「ワタシ…ニンキ ナイ」にはちょっと笑ってしまいましたが…。

桧山珠美
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大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」、日刊ゲンダイ「あれもこれも言わせて」などで連載中。

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