更新日:2025-11-15 11:45
投稿日:2025-11-15 11:45
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
45歳、あの一言がなければ
“円満”とまではは言えなくても、それなりに穏やかな結婚生活が「たったひと言」のせいで完全に崩れてしまったと嘆くのは、45歳の絵里香さん(仮名)。
同い年の夫・タツジさん(仮名)とは今年、結婚生活18年目を迎えています。
「一緒にいても、なんだか居心地が悪いなーって思い始めたのは、10年くらい前ですかね。でも離婚をする決定打があるわけではないし、その頃は子どもも小さかったから、生活への不安も大きくて。
それに、夫婦なんて大なり小なり惰性で一緒にいる関係だと思っていたから、騙し騙し結婚生活を送っていけばいいか〜くらいの感覚で、今日まで続けてきました。だけど…」
つい先日、たまたま義母からレストランのペア招待券を「夫婦で行ってらっしゃい」とプレゼントされた絵里香さん。久しぶりの夫とふたりだけの外食で事件が。
思わずこぼれた本音。夫は顔色を変えて
「食事中に、“結婚とは何か”みたいな重めの話題になっちゃって。お酒が入っていたこともあって、その場で思わず私の本音が出ちゃったんです。『もうあなたのことは好きじゃないみたい』って深く考えずに言ってしまったら、夫の顔色がさーっと変わって…」
絵里香さんとしては、普段から自分への関心が薄い夫だからこそ「ふーん」と聞き流すだろうと予想していたとのこと。
しかし思いのほか、夫はこの“妻のひと言”を深刻に捉え、それ以降夫婦仲は悪化の一途を辿っています。
「それまでは仮面夫婦レベルだったのに、もはや完全に家庭内別居です。食事も『俺の分は、もう二度と作らなくていい』って夫に宣言されましたし、家に帰ってきても『ただいま』すら言わなくなりました。
お互い他に行くところがないから、とりあえず同じ家に住んでいるだけです」
関連記事
- 【タツジさんの冷酷と激情】「絶対に離婚しますよ」妻の冷たい一言で45歳夫が覚醒。毎日コンビニ弁当でも“期限までには”別れたい理由
- 「絶対内緒にして」結婚目前、彼への信頼がたった一言で崩壊…。私たちの“出会い”はそんなに恥ずかしい?
- 「もう離婚だ!」小さな不満が露わに――年代別に見る夫婦の危機の注意ポイント。どうすればうまく乗り越えられる?
- アラカン夫が気持ち悪い。43歳妻が悩む“ある要求”とは「レスは大歓迎だけど…」
- 「裏切者!」妻のネイルが頬を裂いて…男が直面した超修羅場。離婚の先にあった予想を裏切る結末
- 【漫画】私の最高得点は60点…モラハラ夫の“採点”に耐える日々「俺に見合う女になれ」って何様?『60点の夫婦でいいのに』#1
ラブ 新着一覧
恋愛で「なんであんなことしたんだろ」と、今になって後悔しているアプローチや駆け引きはありませんか? 今回は、そんな“恋...
大好な人と結婚しても、お互い年を重ねれば見た目が変わるのも当たり前。新婚当初とは変わり果てた夫の見た目に、「気持ち悪い...
「冷酷と激情のあいだvol.166〜女性編〜」では、事実婚の夫・ジョウジさん(45歳・仮名)との関係を法律婚へと変更した...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
夫に隠れて不倫しているそこのあなた。「バレたらどうなるんだろう」と気になったことはありませんか?
今回は、妻の不倫...
男性のちょっとした仕草にドキッとした経験はありませんか? 他の男性だと何も感じないのに、色気ある男性がやると不思議と魅...
大好きな人と結婚したら、幸せな結婚生活が待っている♡ とは限らないのが現実! 思い描いていた結婚生活とのギャップに苦し...
「年下男性に興味がある。でも、何を話したらいいのかわからない」と迷う年上女性が大勢います。無理して若い人に話題を合わせる...
育ちがいい男性は、恋人や結婚相手として理想的な存在です。そのためライバルも多く、争奪戦に。ゲットしたいなら、いち早く彼...
皆さんオフィスラブについてどう思いますか?
職場の恋愛における難題、それが後輩への恋心です。
自分が先...
セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。
お仕事で既婚者専用マ...
サバサバしている男性よりも“漢前”でドライな女性は、周りの女性から「カッコいい!」と憧れられることが多いですが、実は男...
子育てを終えた後の人生を考えると、夫婦で旅行したり、趣味を楽しんだり、有意義な老後を過ごしたいと考える人は多いですよね...
仕事が大好きで、キャリアアップすることが何よりも楽しいと感じるバリキャリ女子。でも、恋愛面においては「どう仕事と両立し...
恋愛で得られるのは幸せだけではありませんよね。好きな人と付き合えたとしても、最悪な出来事に見舞われるケースもあるはずで...
「冷酷と激情のあいだvol.165〜女性編〜」では、結婚の話が出ながらも、なかなか具体的な行動に進んでいかない恋人に悩む...
















