更新日:2025-11-28 15:05
投稿日:2025-11-17 11:45
“娘の孫”と“息子の孫”の露骨な温度差
「たぶん娘の子って、自分の延長線上にいる存在なんだと思う。娘の子育てを見てると、昔の自分を思い出すって言うし」
アヤはコーヒーカップを見つめた。
「逆に息子の子って、嫁の領域に入る感じなんだろうね。何をあげたらいいかも分からないし、気を使うのかも」
だが、“気を使う”はずが“距離を取る”に変わり、“距離を取る”が“差別”に見えてしまう。そして、気づいてしまった側だけがしこりを抱える。
「見なければ知らずに済んだかもしれない。でも、見てしまったら戻れない。だって“孫の格差”を自分の目で見たんだもの」
アヤの声には哀しみが滲んでいた。義母にとっては小さな「好みの違い」だったのかもしれない。
でも受け取る側には、「私は家族の外側なんだ」と気づかされる瞬間だった。
“無意識の線引き”に決意したこと
「たぶんお義母さんは同じくらい可愛いと思ってる。でも行動がそれを壊してる。言葉よりプレゼントの方が気持ちは伝わっちゃうから」
“無意識の差別”は、悪意よりも根が深い。アヤは最後に静かに言った。
「私が姑になったとき、絶対同じことはしない。どっちの孫にも“同じ気持ち”であげたい。金額じゃなくて、心の重さでね」
――プレゼントの中身よりも、そこに詰まった“無意識の線引き”こそが、家族を遠ざけていくのかもしれない。
ライフスタイル 新着一覧
踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
無責任な人、しつこい人、裏がある人など、苦手な相手とは距離を置きたいですよね。そんな相手から頻繁にLINEが来てうんざ...
ポニーテールやまとめ髪が、頭痛の原因になることをご存知でしょうか。職場の規定などで毎日髪をまとめている人もいますが、そ...
LINEでの誤送信はヒヤッとしますよね。内容によっては相手とギクシャクしたり、永遠の別れになったりする場合もあります。...
自分の話を聞いてほしいのに、相手に話を奪われて萎えたりイライラしたりした経験はありませんか? そんな“会話泥棒”の対処...
春になると「目がかゆいけど、薬を飲むほどではない」「鼻水が出るけど、毎年のことだから仕方がない」と花粉症によるトラブル...
人間関係のヒヤリ、仕事のミス、予想外の展開…。職場でゾッとした瞬間、誰にでも一度はありますよね。今回は、そんな「職場で...
ある日突然LINEで知る理解不能なママ友ルール。疑問に感じるも、従うほかない雰囲気に困惑するママは少なくないようです。...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年11月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずか...
人の話を自分の話に変えて、マウントを取ったり相手を否定したりする、いわゆる“会話泥棒”にイラついた経験がある人は少なく...
1日のリラックスタイムにハーブティを飲んだことはないでしょうか。実は、最近ではハーブティだけではなく漢方茶も注目を集め...
最近、経血の量が増えてきた。そろそろ更年期なのに?と疑問に思う46歳女性。昔より不快感も増した、生理をなんとかしたい!...
近年、SNSやインターネット上での詐欺が急増しています。手口はますます巧妙化しており、スマホ1台で誰もが被害者になる時...
大好きな彼と結婚したものの、「義母とうまくいかない」と悩んでいる女性は少なくありません。しかし、最高な関係を築いている...
【連載第112回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!
「しっぽの...
















