更新日:2025-11-23 11:45
投稿日:2025-11-23 11:45
嬌は、高と女と合体した形声文字の一種です。
「男は度胸、女は愛嬌」ということばがあります。
意味は<男に大切なのは大胆な実行力であり、女に大切なのは明るくて人に親しまれる魅力だということを「きょう」の語呂合わせでいったもの>とあります。
いまや死語なのでしょうか。性別で役割を分けている解釈は、現代では不適切なのかもしれませんね。
「愛嬌」は、<見た目・身ぶりなどの「かわいらしい/親しみやすい」感じ。人を楽しませるユーモアなど>の意味で、<女性や子供に使う印象がありますが、古くは光源氏の形容にも使い、現在でも男女に使える>として表記している場合もあります。
昔ながらの“女は愛嬌”にとらわれずに、自分なりの愛嬌をもって過ごしたいものです。
参考:「漢字 女偏のルーツとドラマ」(第1版)、「慣用句・故事ことわざ・四字熟語 使いさばき辞典」(第1版)、「三省堂 国語辞典」(第8版)
(日刊現代校閲/タダ美)
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