国際カップルってどう出会うの? 聖書の会がきっかけ、初対面まで5ヵ月…日本と違う「海外の恋愛事情」を聞いた

ヤマコシショウコ 音楽家、ライター
更新日:2025-11-25 11:45
投稿日:2025-11-25 11:45

ケース2:言語交換アプリを通じて、5か月後に対面

 2組目はオーストリア人女性のリザさん(27歳/仮名)と日本人男性のタクミさん(27歳/仮名)カップル。2人の出会いは言語交換アプリ(※)でした。

リザ「日本に旅行に行く計画を立てていて、旅行の前に日本の文化を知ろうと思ってTandemという言語交換アプリを始めたの。そこで言語交換の相手として知り合ったのがタクミでした。チャットから始まって電話するようになり、一緒にオンラインゲームするようにもなって…お互いすごく気が合ったの」

タクミ「僕は当時ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在していて、英語の勉強をしていました。そのアプリは英語の勉強のために使っていて、たまたま知り合った感じ。ゲームとかアニメとか、好きなものでお互い共通する部分が多くて」

リザ「そんな感じで5ヶ月くらいオンライン上で連絡を取り合って、5ヶ月経ったころくらいにタクミがオーストリアに遊びに来て。実際に会ってから3週間くらいで付き合い始めたかな」

※言語交換アプリ:お互いの母国語を教え合うパートナーを探せるアプリ。SNSのような使い方も出来る。「HelloTalk」や「Tandem」など。

ケース3:「言語交換パートナー」として紹介された

 3組目は日本人女性のリカさん(36歳/仮名)とドイツ人男性のシュテファンさん(36歳/仮名)カップル。言語交換パートナーとして月に2、3回会って、仲を深めていったんだとか。

リカ「共通の友人の紹介で会ったのが最初です。ドイツ語を勉強するためにはやっぱりドイツ語が母国語の人と話した方がいいからって、日本人女性の友達が紹介してくれました」

シュテファン「タンデムパートナー(※)みたいなね」

リカ「それから月に2、3回会ってました。私の学生ビザがおりる前だったのでバイトができなくて、お金がなかったのでたまにビデオ通話にしてもらったりとか(笑)付き合い始めたのは出会ってから3ヶ月くらいの頃からかな。

 付き合っていない段階でシュテファンがボディコンタクトを求めてきたので、日本ではそういうボディコンタクトはちゃんと付き合ってからじゃないとしないって説明したんです。それキッカケでじゃあ付き合おうってなりました」

※タンデムパートナー:言語交換パートナーのこと。

国際恋愛の出会い、意外と身近かも?

 今回インタビューした3組のカップルの出会い方は、お母さんの紹介、言語交換アプリ、そして友人の紹介と、まさに三者三様でした。けれど共通していたのは、「言語での繋がり」があったこと。

 国際恋愛というと特別に聞こえるかもしれませんが、その始まりは意外と私たちのすぐそばにあるのかもしれません。特に言語交換アプリでの国際的な出会いは、日本にいても期待できるはず!?

ヤマコシショウコ
記事一覧
音楽家、ライター
オーストリア・ウィーン在住のお酒大好きな音楽家&Webライター。30代で再び学生をやる傍ら、海外ネタを中心にさまざまなジャンルの記事を執筆中。目下の目標は腹筋を割ること、夢のまた夢はウィーンと北海道の2拠点生活。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


レス歴9年、結婚生活の大半がナシでも“つよメンタル”を死守する方法3つ
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私は現在、結婚13年...
豆木メイ 2023-10-31 06:00 ラブ
「実は夫に謝りたい…」結婚してウン年でも【バレたら修羅場】にぞぞっ
 夫婦といえども、一つや二つくらいの隠し事はあるもの。なかなか言い出せないけれど、実は謝りたいと思っている場合だってあり...
恋バナ調査隊 2023-10-30 06:00 ラブ
“最愛彼氏”を最優先したらセフレに降格…アラサー女が悔やむ恋愛失敗談
 恋愛で「なんであんなことしたんだろ」と、今になって後悔しているアプローチや駆け引きはありませんか? 今回は、そんな“恋...
恋バナ調査隊 2023-10-29 06:00 ラブ
小汚いオジサンに…【超絶悲報】夫の見た目が気持ち悪いと思う朝昼晩8選
 大好な人と結婚しても、お互い年を重ねれば見た目が変わるのも当たり前。新婚当初とは変わり果てた夫の見た目に、「気持ち悪い...
恋バナ調査隊 2023-10-28 06:00 ラブ
夫バレ? 帰宅時間を理由にGPSアプリを促す…妻の不倫を察した男の反応
 夫に隠れて不倫しているそこのあなた。「バレたらどうなるんだろう」と気になったことはありませんか?  今回は、妻の不倫...
恋バナ調査隊 2023-10-28 06:00 ラブ
「夫とやっぱり籍を入れたい」事実婚→法律婚へ移行したい、40歳女の胸中
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-10-28 06:00 ラブ
「僕らの事実婚夫婦の覚悟は?」法律婚を望む妻に不信感を抱く50歳男
「冷酷と激情のあいだvol.166〜女性編〜」では、事実婚の夫・ジョウジさん(45歳・仮名)との関係を法律婚へと変更した...
並木まき 2023-10-28 06:00 ラブ
だから惹かれるのね! 男の色気の正体は斉藤工さんに学びましょう
 男性のちょっとした仕草にドキッとした経験はありませんか? 他の男性だと何も感じないのに、色気ある男性がやると不思議と魅...
恋バナ調査隊 2023-10-27 06:00 ラブ
年下男性の“教えて願望”を満たす。オトナの女性ならではの知識と強みは?
「年下男性に興味がある。でも、何を話したらいいのかわからない」と迷う年上女性が大勢います。無理して若い人に話題を合わせる...
内藤みか 2023-10-26 06:00 ラブ
結婚後のギャップあるある5選! 幻滅する前に試すべきこと
 大好きな人と結婚したら、幸せな結婚生活が待っている♡ とは限らないのが現実! 思い描いていた結婚生活とのギャップに苦し...
恋バナ調査隊 2023-10-26 06:00 ラブ
「オフィスラブ」ってどうするの?後輩君への“嫌がられない”アプローチ法
 皆さんオフィスラブについてどう思いますか?  職場の恋愛における難題、それが後輩への恋心です。  自分が先...
若林杏樹 2023-10-25 06:00 ラブ
“育ちがいい男性”争奪戦を制す!本物を見極める特徴5つと好かれる共通点
 育ちがいい男性は、恋人や結婚相手として理想的な存在です。そのためライバルも多く、争奪戦に。ゲットしたいなら、いち早く彼...
恋バナ調査隊 2023-10-25 06:00 ラブ
ねっちょりなぶりっこよりも強い? ドライな女性がなぜか男にモテるワケ
 サバサバしている男性よりも“漢前”でドライな女性は、周りの女性から「カッコいい!」と憧れられることが多いですが、実は男...
恋バナ調査隊 2023-10-24 06:00 ラブ
婚外恋愛は否定しない、けど、100%幸せになるのは難しい。
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  お仕事で既婚者専用マ...
豆木メイ 2023-10-24 06:00 ラブ
老後まで面倒見切れません!偏食に運動不足…健康管理できない夫にモヤッ
 子育てを終えた後の人生を考えると、夫婦で旅行したり、趣味を楽しんだり、有意義な老後を過ごしたいと考える人は多いですよね...
恋バナ調査隊 2023-10-23 06:00 ラブ
恋愛とキャリア、どっちも身の丈で両立させるにはどうする?
 仕事が大好きで、キャリアアップすることが何よりも楽しいと感じるバリキャリ女子。でも、恋愛面においては「どう仕事と両立し...
恋バナ調査隊 2023-10-23 06:00 ラブ