岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク
《ずっと続いてほしい》《寂しい》《これを朝ドラにして!》など“ロス”の声も続々だ。
スタート直後から視聴者の心をがっつり掴んだNHK夜ドラ「ひらやすみ」。主演は岡山天音(31=写真)、共演は森七菜(24)。惜しまれつつ12月4日に最終回を迎えた。
主人公のヒロト(岡山)はアルバイトで生計を立てる自由人。近所のおばあちゃんから譲り受けた平屋で、美大生で18歳のいとこ・なつみ(森)と2人暮らしをしている――原作は「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の、真造圭伍氏による大ヒット漫画だ。
「今期ぶっちぎりで話題のドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)の原作者で漫画家の谷口菜津子さんは、その真造さんの妻。つまりご夫婦です。同じ期に夫婦の作品が放送されるだけでも珍しいのに、どちらの作品も視聴者から熱烈な支持を得るという奇跡的な結果に。これもひとえに2人の原作が素晴らしいという前提があるからこそでしょう」(漫画誌編集者)
岡山が演じるヒロト、森が演じるなつみ、どちらも原作ファンは《イメージ通り》として納得している様子だが、このドラマにはもう1人人気者がいる。《原作そのまんま》《マジでぴったりすぎる》と言われているヒロトの親友ヒデキを演じた吉村界人(32)だ。
ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「吉村さんはこの数年、多くのドラマに出演されていますが、『ひらやすみ』で顔と名前が一致したという視聴者も多いはず。漫画のヒデキそのものな吉村さんですが、ご自身は『漫画を読むにつれて、これを自分がやるのかと思うとナーバスになるというか、大丈夫かというプレッシャーを感じてしまうので、逆に読まないようにして、後半になって最後まで読みました』とお話しされていました」と語る。
2013年に芸能界入り後、これまで実に多くのドラマや映画に出演している吉村。2025年の冬ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS系)の研修医・桃木役で確かな存在感を発揮して認知度が広がった。その後「ホットスポット」(日本テレビ系)や、放送中の「終幕のロンド」(フジテレビ系)にゲスト出演した後、「ひらやすみ」のヒデキとしてお茶の間に登場。見事にブレークしたと言っていい。
「高い演技力はもちろん、お顔が個性的で、あまり誰にも似ていないというのも強みですよね。とはいえ、あの樹木希林さんは映画で共演した際に『あなたジュリー(沢田研二)に似てるね』とおっしゃったそうなんです。吉村さんを非常に買っていらして、業界内では《吉村さんは樹木さんの最後の愛弟子》として知られています。樹木さんの目に狂いはなかった、さすが慧眼でいらっしゃる」(前出の山下真夏氏)
吉村と故・樹木希林さん(享年75)は2018年公開の映画「モリのいる場所」で共演。残念なことにその年の9月に樹木さんは亡くなってしまったのだが、吉村のブレークをきっとどこかで目を細めて喜んでいるに違いない。
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