渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

更新日:2025-12-13 17:03
投稿日:2025-12-13 17:00

 2025年も残すところあとわずか。そんな中、騒動から5年以上たっても“許してもらえない芸人”がいる。アンジャッシュの渡部建(53)だ。

 渡部といえば、2020年6月に週刊文春が「多目的トイレ不倫」を報じてから、1年7カ月にわたって活動休止。2022年2月に「白黒アンジャッシュ」(チバテレ)で芸能活動を再開させたが、いまだ完全復活にはほど遠い状況だ。騒動発生からすでに5年半が経過してもなお、主な活動場所はYouTubeというありさま。週刊誌芸能記者はこう言う。

「『遅すぎる』と批判された謝罪会見から数えても、今年の12月3日で丸5年。もはや十分すぎるレベルで活動を“自粛”した渡部さんですが、かつてはバラエティーをはじめ、人気MCとしても出演していた地上波の全国放送には復帰していません。余談ながら、日本の法律における執行猶予期間は最長で5年ですから、いかに長い期間くすぶっているかが分かります」

 思えば、渡部の謝罪会見当時はコロナ禍の真っ最中。マウスシールドを着けてという“当時ならでは”の姿での謝罪会見の光景は、もはや隔世の感すら漂う。「とはいえ、昨今は“許してもらえないキャラ”でオイシイ思いをすることも多いはず」(スポーツ紙芸能デスク)という指摘もあるものの、“反省の期間”がさすがに長すぎはしまいか。完全復活がならない理由について、テレビ番組制作会社ディレクターは、その理由を語る。

「やはり、妻の佐々木希さんが『いまだに許してない』と、今年7月2日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)の2時間スペシャルで語ったことが大きいでしょう。よく不倫スキャンダルは《夫婦、家族の問題》と言われますが、逆に佐々木さんすら許していないのに全国放送で起用となると、どうしても《奥さんが許してないじゃないか!》というクレームがテレビ局やスポンサーに寄せられかねませんからね」

 世間一般の視聴者の前に、一番の被害者である妻の許しは絶対条件。それなしに完全復活はあり得ないか。ただ、前出の週刊誌芸能記者は「“許しの兆候”は出てきている」とこう指摘する。

「12月8日に佐々木さんがインスタグラムで公開した家族旅行の写真に変化の兆しが出ています。佐々木さんの姿を“他撮り”した写真が投稿されており、夫の渡部さんの存在を隠さない写真が出始めているからです」

 2026年こそ、渡部の完全復活の年となる?

  ◇  ◇  ◇

 渡部建だが、実は2020年の大みそかに地上波全国放送に復活しかけていた。関連記事【もっと読む】松本人志DOWNTOWN+に渡部建待望論…幻と消えた「笑ってはいけない」お蔵入りシーンの“解除”も…では、幻となった本人の「笑ってはいけない」の登場シーンに言及している。

エンタメ 新着一覧


タナケン(生瀬勝久)の決め言葉、「どうだろうね」に込められた真意
 スズ子(趣里)は、不安を抱えたまま喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との舞台稽古を続けていた。  なんとかしようと、ス...
桧山珠美 2024-01-22 15:16 エンタメ
ブギウギ新章、タナケン役生瀬勝久の“顔芸”と「3枚の張り紙」が見もの
 小夜(富田望生)が付き人をやめると言って姿を消してから3カ月、愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。 ...
桧山珠美 2024-01-17 15:49 エンタメ
5年ぶり「おっさんずラブ」にコレジャナイ感?それでもいいと思うところ
 あの「おっさんずラブ」が5年ぶりに帰ってきました。2018年4月期にスタートした同作は、ピュア過ぎるおっさんたちの恋愛...
小夜(富田望生)の食い意地は国境を越えた!愛か、餌付けされただけか
 復学した愛助(水上恒司)は、スズ子の公演に触発され、いっそう勉学に励んでいた。  そして、公演が再開して以来、ス...
桧山珠美 2024-01-12 16:05 エンタメ
任侠ドラマ出演の高岡蒼佑様…小栗旬&芸能界批判に“かわいいチワワ”か!
 アウトローな役柄などで人気を博していた元俳優の高岡蒼佑。役者引退宣言をしていたものの、今年2月にリリースされる任侠ドラ...
堺屋大地 2024-01-11 06:00 エンタメ
朝ドラ名物の闇市、小夜の食い意地はタダモノじゃねえ!
 戦争が終わって3カ月、世の中の混乱は続き、スズ子(趣里)たちは未だ公演ができずにいた。  愛助(水上恒司)の病状...
桧山珠美 2024-01-09 14:50 エンタメ
歯に衣着せぬ小夜のキャラを生かしたブギウギ流「玉音放送」シーン
 終戦の日。スズ子(趣里)たちは巡業先の富山で玉音放送を聞く。りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。  ...
桧山珠美 2024-01-08 15:50 エンタメ
原作は4コマ漫画! 名作“ぎぼむす”のイケメントリオを味わい尽くそう
 新年あけましておめでとうございます。  例年であれば、大晦日は「ジャニーズカウントダウンライブ」で年越しするので...
特攻隊の前で「別れのブルース」、過去の“淡谷のり子物語”と異なる描き方
 1945年、日本の戦況はますます悪くなっていた。富山に慰問に来ているスズ子(趣里)は、女中の静枝(曽我廼家いろは)の話...
桧山珠美 2024-01-05 14:00 エンタメ
制作費の都合?「夜来香ラプソディ」音楽会シーンなしは残念すぎる
 上海の羽鳥善一(草彅剛)は、音楽会の準備を進めていた。羽鳥は、黎錦光(浩歌)が作曲した「夜来香」にブギを取り入れた音楽...
桧山珠美 2024-01-04 17:50 エンタメ
【2023年人気記事】マッチ様は逃げ上手と無責任のプロだった
【「残念プロフェッショナル」の流儀】  2023年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大き...
堺屋大地 2024-01-02 11:44 エンタメ
辻希美&杉浦太陽はニベアのCM…仲良しラブラブ芸能人夫婦はお金を生む
 元モーニング娘。のなかで1番の勝ち組は、やっぱり辻ちゃん(辻希美)でしょう。  先日も元モー娘。の中澤裕子、保田...
スズ子と愛助の無償の愛、平和ボケの今とは違って生きるも愛するも命がけ
 東京に戻ったスズ子(趣里)は、空襲で一面ががれきになっている惨状を目の当たりにする。  スズ子が三鷹の家に戻ると...
桧山珠美 2023-12-28 14:10 エンタメ
東京大空襲、愛し合うスズ子と愛助の運命は…金曜放送回を前におさらい
 トミ(小雪)の許しが出て、山下(近藤芳正)が正式に楽団のマネージャーとして加わることになった。  スズ子(趣里)...
桧山珠美 2023-12-27 17:40 エンタメ
コワモテ黒田の起用は大正解! スズ子派に寝返り、顔芸と手振りが秀逸
 結核が再発した愛助(水上恒司)の看病を、三鷹の家で続けることになったスズ子(趣里)は、日々愛助のために身を尽くしていた...
桧山珠美 2023-12-26 15:50 エンタメ